フリーランスは健康第一!負担が少ない保険に加入しておこう

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日本は保険大国であり、ほとんどの方がなんらかの保険に加入しています。もちろん、フリーランスの方も例外ではありません。基本的に、フリーランスはサラリーマンとは違う保険に入らなければいけません。その際には手続きが必要となるため、適切に手続きを行わなければ保険料が2重にかかってしまうこともあります。また、保険はひとつではなく、いくつかの選択肢があり、適切な保険を選ばなければ負担が重くなってしまいます。

この記事では、

  • フリーランスを始めたばかり、またはこれから始めようと思っていて、入っておくべき保険について知りたい方
  • 保険料を安くする方法を知りたい方

のために、フリーランスが加入するべき保険や受けられるサービス、安くする方法などについてお伝えしていきます。健康なときはお金を払うばかりで、ありがたみを感じませんが、いざ体調を崩したときには保険に入っていてよかったと思うことでしょう。転ばぬ先の杖として、しっかりと保険に加入しておきましょう。

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目次

フリーランスはサラリーマンと同じ保険には入れない?

実は、サラリーマンからフリーランスになる際に、2年間に限り会社の健康保険を継続させることができます(任意継続)。ただし、条件として2ヶ月以上保険に加入している必要があり、退職から20日以内に任意継続の手続きをしなければいけません。

また、サラリーマンとは違い、会社が半額を負担してくれるわけではないため、保険料を全額自分で支払う必要があります。給与明細を見ると、毎月支払っている保険料が記載されていますので、その2倍かかると思っておきましょう。保険料は人によって違うため、他の保険と比べて安くなるのかどうか検討する必要があります。なお、1日でも保険料を滞納してしまうと、強制的に脱退させられてしまう可能性もあります。注意してください。

フリーランスが最低限加入しなければいけない保険は?

すべての日本国民の方は、なんらかの健康保険に加入しなければいけません。会社の健康保険を任意継続しないとなると、多くの方は「国民健康保険」に加入することになるでしょう。加入の際には、役所にて手続きが必要です。なにもしなくても会社の健康保険から強制的に切り替えが行われますが、切り替えが遅れる可能性があるため、放置しておくのは得策ではありません。保険料は日割り計算されないので、月末に退職して、翌月1日から保険が切り替えられるようにするほうが、結果的に保険料が安くすみます。

また、手続きの際にもらえる保険証がなければ、医療費を全額負担しなければいけなくなってしまいます。病気にかかる前に、忘れずに手続きに行きましょう。なお、上述のとおり、健康保険料の支払いは国民の義務となっているため、保険料を滞納すると財産を差し押さえられる可能性があります。もし、金銭的な問題で保険料を支払えない場合には、減免の手続きを行うことで保険料の一部が免除されます。一時的に収入が減少した際に活用してみましょう。

国民健康保険の保険料はいくらなのか?

国民健康保険の保険料は一律いくらと決まっているわけではなく、所得や世帯あたりの加入者数、固定資産などにより年間の保険料が変わってきます。また、市区町村によって負担の割合が異なるため、住んでいる場所によっても保険料が変動します。高い場所と安い場所では、年間で数十万円以上もの違いがあるため、転居する場合には注意が必要です。おおむねサラリーマンの2倍以上かかると思っておきましょう。

実際の計算方法は、各市区町村のホームページに記載されています。とはいえ、やや計算が複雑なため、初めての方はよくわからないかもしれません。窓口に相談すれば代わりに計算してくれますので、聞いたほうが早いでしょう。なお、国民健康保険の保険料は世帯主に対して請求されてきます。あなたが世帯主でないなら、あなた宛には届きません。気をつけておきましょう。

国民健康保険ではどんな時に給付が受けられるのか?

次に、どんな場合に国民健康保険の給付が受けられるのか紹介していきます。なんとなく加入していると、意外と知らないこともあるものです。

医療費

ほとんどの方がお世話になるのが、医療費の給付でしょう。医療機関で保険証を提示すれば、自己負担額が3割で済みます。医療費はかなり高額になる場合もあるため、これが一番のメリットですね。

なお、なんらかの事情で保険証が手元になく、医療費を全額負担した場合でも、後日、役所で手続きを行えば差額を返還してもらえます。その際には、領収書の原本が必要となりますので、なくさずに大切に保管しておきましょう。

入院時食事療養費

入院した際の食事にかかる費用は、一定額の標準負担額のみを負担するだけでよく、それ以上かかっても健康保険でまかなってくれます。1食につき260円の負担で済むので、入院費も安くなりますね。

高額医療費

大きな病気にかかると、たとえ3割負担であっても、かなりの金額を負担しなければいけないこともあります。しかし、国民健康保険には「自己負担限度額」が定められているため、それ以上の医療費がかかる場合には払い戻しを受けることができます。ただし、一時的にでも医療費を負担しなければならないことに注意が必要です。もし、事前に高額の医療費がかかることがわかっている場合には、手続きをして「限度額適用認定証」を取得しておけば、自己負担額のみの支払いで済みます。

自己負担限度額は、年収やいくら医療費がかかったかによって変わってきます。たとえば、年収約370万円から約770万円の方で50万円の医療費がかかった場合、約94,000円が自己負担となり、約40万円が払い戻されることになります。なお、4回目(4ヶ月目)以降は、自己負担額が44,400円に固定されます。

保険料を安くする方法はないのか?

上でお伝えしたとおり、国民健康保険の保険料の計算には所得が関係しています。そのため、確定申告でしっかりと経費を計上して、所得金額を抑えることで保険料を安くできます。確定申告前には、経費の計上漏れがないか念入りにチェックしましょう。

また、人によっては国民健康保険よりも会社の健康保険を任意継続したほうが、保険料が安い場合もあります。切り替える前に比較検討しましょう。年収が低いうちは、家族の扶養に入ることも検討するべきです。なお、デザイナーの方など一部の職種の方は「文芸美術国民健康保険組合」をはじめとする組合に加入することができます。保険料が安くなる場合もあるので、該当の職種の方は選択肢に入れておきましょう。

国民健康保険以外にフリーランスが加入するべき保険は?

最後に、フリーランスが任意で加入するべき保険を紹介します。社会保障が手薄なフリーランスは、自分で身を守らなければいけません。

医療保険

フリーランスには労災保険がないため、万が一の怪我に備えて民間の医療保険に加入しておく必要があります。危険な仕事をしているわけでなくとも、不意の事故はいつ起こるかわかりません。また、手術などで高額の医療費がかかることも考えられます。保険によって、急な負担を防ぎましょう。

就業不能保険

サラリーマンの場合、大きな怪我や病気で療養中も給料の6割程度が支払われます。しかし、フリーランスの場合は、休んでいたらお金は入ってきません。そのため、長期の療養に備えて、就業不能保険に入っておくべきです。就業不能保険は、一定期間以上働けないと判断された場合に、保険金が支払われる保険です。可能性は低くても、起きたときには保険がないと困ります。

まとめ

フリーランスが加入するべき保険がお分かりになりましたか?これからフリーランスになる方は、どの保険に加入するのが一番お得なのか計算してみましょう。ちょっと計算が難しいな、と思ったら窓口に相談してみましょう。担当の方が代わりに計算してくれます。

すでにフリーランスとして保険に加入している方は、もっと安くできないか、他に入るべき保険はないか考えてみましょう。たいていの保険は早く加入するほど、保険料が安くなります。また、最近ではライフネット生命などのインターネット専門の保険会社もあり、保険料が安く済むようになってきています。しっかり保険に加入しておき、突然の不幸にも対応できるようにしておきましょう。あなたはどんな保険に入りますか?

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