季節のイベントは営業のチャンス? 現役フリーランスと「年賀状やお歳暮」事情

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年末に差し掛かり寒くなってくると、頭を悩ませるのが「年賀状やお歳暮」といった「古くから受け継がれている年末年始の挨拶」をどうするかということです。面倒だと感じる人や、どの程度の挨拶をすべきか決めかねている人も多いのではないでしょうか。

しかし、これらの挨拶も上手く使えば立派な営業ツールになりますので、有効に使いたいものです。フリーランスだからこそしっかり考えたい「年末年始の挨拶」について検討してみましょう。

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暮れのご挨拶「お歳暮」は必要?

お中元やお歳暮はそもそも「本当にお世話になりました」という心配りから、先方が「お気に召す品物」を添えてお礼のご挨拶に伺うというのが本来の意味合いでした。ですので、本当にお世話になった人には贈ればよいですし、あまりお世話になっていないと感じているようであれば、贈らなくてもよいことになります。とはいえ、今後のお付き合いもありますので、迷ったときは以下の例を参考に、検討してみましょう。

【継続案件に繋がらなかった時はどうする?】
継続案件に繋がらなかった原因として「先方は発注するつもりがあったが、自身の都合が合わず受注に至らなかった」場合、「先方に発注するつもりがそもそもなかった」場合、があると思います。
前者であればタイミングが合えばまたお付き合いが再開する可能性があるので、挨拶をする価値はあるでしょう。特に、大きなプロジェクト、長期案件を見越した発注であった場合などは、そこから再度関係を築くことができる可能性があります。しかし、後者である場合、再度発注に繋げるための労力は大変かもしれません。時間や資金に限りのあるフリーランスですから、自分を成長させてくれる人へより心配りをした方がよいでしょう。

【相手の職制や業種によって迷惑になることも】
最近では収賄や談合などの問題行為にとられかねないといった側面を回避する傾向が強くなっています。特に役所や建設系企業へのお歳暮はたとえ簡単なものであっても辞退するケースが多くなりました。このような業種であれば金品を贈らず挨拶状などに留めておくのがよいでしょう。

年賀状はどうする?

イラストレーターやデザイナーといった職種であれば年賀状にどれだけ自分の個性を盛り込めるかで次の発注の後押しに繋がることがありますので、慎重に作成したいものです。
とはいえ、年賀状作成を業務に入れている人は自身の年賀状とクライアントの年賀状とを並行して作成しなければならずネタ切れに悩まされることもあるでしょう。この記事を年末に見た人はすでに時遅しかもしれませんが、年末進行で時間確保できず自身の年賀状作成がままならないことも考えられますので、あくまで年賀状作成も業務のうちとしてしっかり前もって作成しておくことがおススメです。

エンジニアなど年賀状作成が業務に直結しない人でも年賀状はできるだけ用意したいものです。お歳暮は貰った人もお返しすべきかなど悩みを抱える可能性もありますが、年賀状であればその点の不安は軽くなりますし、誰からどのような内容が送られてきたかも確認しやすいので、「次の発注を考えてみようかな…」「そういえばこんな人がいたな」とクライアントの掘り起こしに繋がることもあります。

ハガキ自体は市販のもので構いませんが、なんとなく流れ作業で発送したと思われないよう、宛名や一言コメントを手書きで添えるよう心がけましょう。

年賀状でイメージアップする人、ダウンする人

年賀状でイメージアップする人の特徴として

  • きちんとした手紙のルール(様、御中の使い分けなど)が守れている
  • 添え書きなど、自分に宛てた何らかのメッセージを発信している
  • 仕事を依頼した時のイメージをしやすい内容である

逆にイメージダウンする人の例としては

  • 年賀状が家族やペットの写真であり、業務に関係ない
  • とりあえず送ってきただけのような、プリント以外何も書かれていない年賀状
  • 誤字脱字

等があります。想像がつきやすいものもありますが、「家族やペットの写真がイメージダウンにつながる」ことがあるのはあまりイメージしていない人も多いのではないでしょうか。もちろん、クライアントが個人的な付き合いもある人やペット関連の仕事をしていて、ペットの写真を載せるといったケースであればこの限りではありませんが、あなたと個人的な会話をしたことがない初めての年賀状で子供の写真だけが載っているとどう感じるでしょうか。子供の体調不良などで業務が遅れる、家族の行事で思うような発注ができない、と捉えられる可能性もあります。

奇をてらったデザインも同様です。あくまで「クライアントになり得る方」に宛てたものであることを忘れないようにしましょう。

年賀状やお歳暮は経費になる

お歳暮は仕事上必要な取引先への贈答品となりますので「交際費」として計上できます。
年賀状本体は「通信費」となりますが、迷いがちな年賀状印刷代は「広告宣伝費」か「支払手数料」にするのが妥当のようです。

広告宣伝費にする場合は商店を営み「ハガキ持参の方へ○○のサービス」といった広告の意味合いが強いものを指し、それ以外は支払手数料となります。自分で印刷した場合はインク代として「消耗品費」で計上します。一件当たりの費用が小額であり、通常の接待などとは違った慣例的な意味合いを持つ年賀状は「交際費」には該当しないのが一般的です。

営業に繋がるのは「真心が伝わったから」

年賀状やお歳暮を贈れば必ず営業に繋がるとは限りません。むしろ営業に繋がらないことの方が多いでしょう。あくまで「季節のあいさつ」が営業に繋がるのは副産物であって、本来の意味合いである「感謝や日頃のご無沙汰に対する気持ちを伝える」という点を忘れてしまっては何の価値もありません。まずは本当に感謝する気持ちを大切に、準備を進めましょう。

参照:フリーランスの年賀状について解説した記事はこちら

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