フリーランスに役立つおすすめ資格は?取得するメリットと注意点を解説

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自分のスキルを証明する方法の1つに、資格取得を検討する方も多いのではないでしょうか。転職活動の場合は、資格を持っていることで有利になったりすることもあるでしょう。では、フリーランスも資格を取得することで、有利になることがあるのでしょうか。
本記事ではフリーランスにおすすめの資格と取得するメリットデメリットについて解説していきます。

  • エンジニアにおすすめの資格を知りたい
  • 案件獲得に役立つ資格を知りたい
  • フリーランスが資格を取得するメリットデメリットを確認したい

といった方は、是非参考にしてみてください。

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目次

フリーランスに資格は必要なのか?

そもそもフリーランスに資格は必要なのでしょうか。結論としては、賛否両論あるものの、フリーランスの資格取得は必須ではありません。フリーランスはスキルや実務経験が重要であるため、資格の有無を重視されることはあまりない傾向にあります。資格がなくとも、実務経験や実績が豊富であれば、高単価の案件を獲得することが可能です。

ただし、資格は自分のスキルを証明するものになるため、実績が少ない人は資格があることで他のフリーランスと差別化できる武器となるでしょう。資格を取得することで様々なメリットを得られるので、自分の興味のある分野や役に立ちそうな資格の取得を目指すとよいでしょう。

  • フリーランスに資格は必須ではない
  • スキルアップやスキルの証明のために役立つことが多い

フリーランスが資格を取得するメリット

前述したように、フリーランスには実務経験やスキルが重視されますが、資格を取得することで様々なメリットがあります。フリーランスが資格を取得する主なメリットは以下の通りです。

フリーランスが資格を取得するメリットはこちら
  • 希望する案件を受注しやすくなる
  • スキルアップが出来る
  • フリーランスとして生きていくための知識が身につく

希望する案件を受注しやすくなる

人事部等の人材募集を行う担当者が案件に必要なスキルレベルの判断が出来ない場合、資格を持っていると一定以上の知識の証明をすることが可能です。

資格は一定以上のスキルや知識を持っていることを示せるので、案件担当者が、どんなスキルや知識を持っているか判断しやすくなります。
案件によっては、有資格者に発注されるというケースもあるようです。
資格を取得して企業に専門性の高さを示すことで、希望する案件を受注しやすくなるでしょう。

スキルアップが出来る

資格取得のために勉強することで、フリーランスとして生きていくための知識が身につきます。
資格を取得することで専門的なスキルを身に付けられることはもちろん、資格によってはライフプランの作成や試算形成に役立つものもあります。案件取得に直結することがなくとも、資格を取得することで得た知識は、フリーランスとして生き残るための術になるでしょう。

フリーランスとして生きていくための知識が身につく

資格取得のために勉強することで、フリーランスとして生きていくための知識が身につきます。資格を取得することで専門的なスキルを身に付けられることはもちろん、資格によってはライフプランの作成や試算形成に役立つものもあります。案件取得に直結することがなくとも、資格を取得することで得た知識は、フリーランスとして生き残るための術になるでしょう。

フリーランスが資格を取得する際の注意点

フリーランスにとって、資格取得は必須ではありません。

そのため、きちんと注意点を押さえておかないと、せっかく取得した資格を活かせない可能性もあります。資格を取得する際は以下のポイントに気をつけましょう。

フリーランスが資格を取得する際の注意点はこちら
  • 資格取得の目的を明確にする
  • 資格取得に必要なコストを考える

資格取得の目的を明確にする

資格取得の前に必ず、なぜこの資格を取るのか目的を明確にしておきましょう。フリーランスは会社員とは違って、自由度が高いからこそ慎重に自分の目的に合った資格を選ぶ必要があります。自分の学びたい分野や、参画したい案件の必須資格を参考にするなど、どの資格を取得すれば役に立つのかを見極めましょう。

資格取得に必要なコストを考える

資格を取得するには、コストがかかります。資格を取得するための費用はもちろん、参考書など勉強に必要なものにも費用がかかります。また、資格を取得するためには、ある程度の勉強時間を確保しなければなりません。フリーランスは自由度が高い一方で1人で全てを管理しなければならないため、よりお金の管理やスケジュールを把握する必要があります。資格取得は、金銭的にも時間的にもコストがかかるため、しっかりと計画を立てておきましょう。

フリーランスエンジニアにおすすめの資格

フリーランスエンジニアにおすすめの資格について見ていきましょう。おすすめの資格は以下の通りです。

ITパスポート

資格名ITパスポート
運営IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験実施団体HPhttps://www.ipa.go.jp/index.html
試験スケジュール全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式により随時実施
受験料7,500円
試験時間120分
出題形式多肢選択式
出題数100問(小問形式)
参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「ITパスポート」

ITパスポートは初心者向けの資格で、出題内容はIT全般の知識が問われる内容がほとんどです。エンジニアとして基本中の基本が理解できていることを証明できる資格なので、フリーランス案件の獲得にはそこまで役に立ちません。
ですが、自身のエンジニアとしての知識の確認や、基本ができているというアピールのために取得するにはぴったりです。国家資格でもあるため、ITエンジニアであれば取得しておきたい資格の1つだと言えるでしょう。

基本情報技術者

資格名基本情報技術者試験
運営IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験実施団体HPhttps://www.ipa.go.jp/index.html
試験スケジュールCBT方式により随時実施
受験料7,500円
試験時間100分
出題形式多肢選択式
出題数20問
参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「基本情報技術者試験」

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門と言われる国家資格です。
ITパスポートの合格率が50.5%(令和6年1月)に対し、基本情報技術者の合格率は43.8%(令和6年1月)とITパスポートよりも難易度が高くなっていることが分かります。出題数も広範囲になるため、しっかり試験対策をしておく必要があるでしょう。エンジニアとしての基礎スキルを証明できるため、案件獲得に役立つ資格の1つです。
基本情報技術者試験を受験することでしっかりとした基礎を身に付けることができるため、まずは、基本情報技術者の資格取得を目指してみましょう。

応用情報技術者

資格名応用情報技術者試験
運営IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験実施団体HPhttps://www.ipa.go.jp/index.html
試験スケジュール筆記により春期(4月)、秋期(10月)の年2回実施予定
受験料7,500円
試験時間300分(午前と午後の二部構成)
出題形式多肢選択式・記述式
出題数80問(多肢選択式)・11問(記述式)
参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「応用情報技術者試験」

応用情報技術者はワンランク上のITエンジニアであることを証明できる資格です。基本情報技術者よりもさらに技術、管理、経営まで幅広い知識があることをアピールできます。ITエンジニアとしてレベルアップしたい方におすすめの資格です。
基本情報技術者と応用情報技術者の資格を持っていると、幅広い知識があることを証明できるため、案件獲得の際にかなり役に立つでしょう。基本情報技術者を取得した後、応用情報技術者の試験にチャレンジしてみるのがおすすめです。

ネットワークスペシャリスト試験

資格名ネットワークスペシャリスト試験
運営IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験実施団体HPhttps://www.ipa.go.jp/index.html
試験スケジュール筆記により春期(4月)の年1回実施予定
受験料7,500円
試験時間300分(午前と午後の二部構成)
出題形式多肢選択式(午前Ⅰ/午前Ⅱ)・記述式(午後Ⅰ/午後Ⅱ)
出題数55問(多肢選択式)・5問(記述式)
参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「ネットワークスペシャリスト試験」

ネットワークスペシャリスト試験は、ITエンジニアとして専門的な知識や能力を証明する国家資格です。 非常に難易度が高いことで知られている資格で、取得するためには万全の体制で臨む必要があるでしょう。合格率も14.3%(令和5年度)と難易度は高いですが、IT業界での認知度や信頼度が高いので、取得しておいて損はない資格です。

データベーススペシャリスト試験

資格名データベーススペシャリスト試験
運営IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験実施団体HPhttps://www.ipa.go.jp/index.html
試験スケジュール筆記により秋期(10月)の年1回実施予定
受験料7,500円
試験時間300分(午前と午後の二部構成)
出題形式多肢選択式(午前Ⅰ/午前Ⅱ)・記述式(午後Ⅰ/午後Ⅱ)
出題数55問(多肢選択式)・5問(記述式)
参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「データベーススペシャリスト試験」

データベーススペシャリストは、ネットワークスペシャリストと同様、IT系の資格の中でも難易度の高い国家資格です。
システム基盤の企画から開発、運用、保守までの幅広い知識だけではなく、知識やスキルを活用して最適な提案を行えるリーダー的なポジションを担える人材であることを証明できます。

フリーランスにおすすめの資格

フリーランスは確定申告など、自分で対応しなければなりません。

お金に関する知識がより問われるため、金融関係の資格があるとフリーランスとして活動しやすくなるでしょう。フリーランスにおすすめの資格は以下の通りです。

ファイナンシャルプランナー

資格名3級FP技能検定
運営日本FP協会
試験実施団体HPhttps://www.jafp.or.jp/
試験スケジュールCBT方式により随時実施(2024年4月より)
受験料8,000円
試験時間学科試験(90分)・実技試験(60分)
出題形式マークシート形式
出題数60門(学科試験)・20門(実技試験)
参照:日本FP協会「3級FP技能検定 申請・照会・変更」

ファイナンシャル・プランニング技能検定(通称FP技能検定)は、日本FP協会が実施する国家資格です。1級、2級、3級の等級に分かれており、それぞれ学科試験と実技試験が設けられています。3級FP技能検定は、FP技能検定の中でも難易度が低く、初心者でも取り組みやすいので、お金にまつわる基本的・常識的な知識を蓄えておくにはおすすめの資格です。フリーランスは資産形成を含めた将来設計を全て自分自身で立てる必要があるため、ライフプラン設計のためにも、まずは3級FP技能検定から取得しておくと良いかもしれません。

日商簿記

資格名日商簿記検定試験
運営各商工会議所
試験実施団体HPhttps://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
試験スケジュール年3回
受験料2,850円
試験時間60分
出題形式選択式+入力式3題以内
出題数3つの大問で構成
参照:日本商工会議所「日商簿記検定」

簿記は、今後法人化を検討しているフリーランスにおすすめの資格です。経営管理能力を身につけるにはぴったりの資格で、企業の経営活動を記録・計算・整理して、企業の経営成績と財政状態を明らかにする知識を蓄えることができます。経理事務に必要な会計知識だけではなく、基礎的な経営管理なども身につくため、ビジネススキルとしても持っておいて損はない資格です。フリーランスは独立や開業するケースが多いので、簿記の経営や財政状況を把握できる知識が、独立・開業の際に役立つでしょう。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

資格名MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
運営マイクロソフト社
試験実施団体HPhttps://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
試験スケジュール毎月1回~2回(全国一斉試験)・各試験会場が設定した日程(随時試験)
受験料10,780円(一般レベル)・12,980円(上級レベル)
試験時間50分
出題形式実技形式
出題数試験によって変動
参照:マイクロソフト「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」

Excel・Word・PowerPointなどの知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験で、実践的なパソコンスキルを持っていることを証明できる資格です。
フリーランスはリモートで仕事をする場面が多いので、パソコンスキルは必須になります。MOSを学習することで、日々の生産性を高めることにも繋がるでしょう。実務に直結するスキルを身につけられる資格かつ難易度も比較的易しいので、挑戦しやすい資格の1つです。

フリーランスに役立つおすすめ資格まとめ

フリーランスエンジニアやフリーランスにおすすめの資格をご紹介しました。

フリーランスの資格取得は必須ではありませんが、資格を持っていることで案件の獲得に繋がることもあります。自身のスキルや知識を証明する1つの手段として資格取得を検討してみましょう。必要な資格を見極め、自分に合った資格を選んでみてください。

参照:システムエンジニアにおすすめの資格について解説した記事はこちら

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