フリーランスで活躍するために知っておくべき12項目 | クラウドワークス テック(旧クラウドテック)

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自分がやりたい仕事をメインに、自由な働き方をしやすいフリーランス!一方で、会社員と異なり、近くにすぐ助けてくれる人が少ないため、自分1人で解決しなければならないことが多いというデメリットも。今回は、フリーランスが知っておくべき知識をまとめてみました。すでにフリーランス歴が長い人も、これからフリーランスを目指す人も、今一度知識の整理をしてみてください!

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目次

フリーランスの基本事項

フリーランスとは?

特定の企業・組織に所属することなく、独力で仕事を請け負い遂行している人をフリーランスと呼びます。法律的には「個人事業主」(ないし「個人企業法人」)として活動されている方が多く、職種としては「自由業」に分類されています。

フリーランスに多い職種としては、専門スキルを必要とする業務が多く、Web系では「エンジニア」「デザイナー」「ライター」など、それ以外では「コンサルタント」「士業」などを生業とする人が多いです。

契約形態としては、「業務委託」が基本となりますが、企業に常駐して業務を行う場合もあります。最近では国が推進する「働き方改革」の影響もあり、フリーランスに業務を依頼する企業も徐々に増えてきており、注目を集めている職業です。

フリーランスになるには?

フリーランスになるには、特に資格はいりません(個人事業主として活動する場合には届け出が必要です)。「副業」として仕事を始めて、気づいたらフリーランスと呼ばれている人もいます。企業でスキルを磨き独立する人から、趣味の延長でやっていたことが仕事になりフリーランスになる人まで、フリーランスへのなり方は様々。参考になるフリーランスを見つけるなど、自身にあったフリーランスへの道を知ることができると、フリーランスに近づくことができるようです。

フリーランスの仕事・求人

フリーランスの仕事種類

フリーランスになる際に、最も心配なことが「ちゃんと生活していけるのだろうか?」ということかもしれません。独立する際に一定の仕事を獲得してフリーランスになる場合でも、継続的な仕事の獲得には苦心する場合もあるようです。

一方で、安定して稼ぎながら、自身の自由な時間を満喫しているフリーランスも多数いることも事実。どのような仕事があり、どのように仕事を獲得するのかをしっかりと理解することで、快適なフリーランスライフの実現に近づけるでしょう。

フリーランスの仕事種類として、「職種」による分類があります。すでにスキルを身につけている人は、本記事の自分の職種に関する項目を見てみてください。また今はまだ自分のスキルがない方は、どのような職種がフリーランスとしてあり、どのような特徴があるのかを確認しておくと、今後のキャリア形成に役立つでしょう。

フリーランスの仕事内容

フリーランスとして働く場合、会社員の働き方とは大きく異なる場合もあります。フリーランスの仕事としては、多くが「プロジェクトベース」で参加することが多く、ミッションや役割が明確であることが多いです。一方、フリーランスでも会社員と同様に「チームベース」で働く場合、ミッションがそのチーム状況によって変化したり、役割の変化を求められる場合もあります。(「チームベース」で働く場合には、チーム内の密なコミュニケーションを求められることが多いため、常駐型の働き方を求められることもあります。)

具体的な仕事内容については、それぞれの仕事によって千差万別であるため、契約前にどのような仕事内容なのかをしっかりと確認することが重要です。原則としては契約時に決められた内容をしっかりと遂行することが求められますが、途中で役割が変更される場合など、柔軟な対応が逆に認識の齟齬を生み、トラブルにつながるケースもあります。フリーランスは常に仕事内容をクリアに認識することが求められています。

エンジニアの場合、プログラミング言語による違いも大きくあるので、関連記事も参考にしてみてください。

フリーランスの仕事の探し方

「どのような仕事があるのかはわかった。で、実際にどう探すの?」フリーランスになる方で、仕事を獲得する行動(≒営業)を苦手とされる方は少なくありません。フリーランスになるということは、1人ですべてをまかなうことであるため、専門スキルを発揮する時間が少なくなり、営業に費やす時間は増える形になります。

営業活動が好きな場合、周りとの関係性を構築したり、自身のWebサイトを立ち上げ広報していくことで、自身の営業ネットワークを広げていく方法がよいでしょう。一方、営業活動が好きではない、専門スキルを発揮する時間を多くしたいという場合、フリーランス向けに案件を紹介してくれるエージェントやサイトの活用がおすすめです。

フリーランス向け案件紹介サイト「クラウドワークス テック」を見てみる

フリーランスのお金

フリーランスの税金

国民の義務なっている「納税」。せっかく稼いだお金を税金として納めなければならないのは、寂しい気持ちがしてしまいますが、しっかりと義務を果たしましょう。一方で、しっかりと税金について理解しておくことで、不必要な納税を防ぐことも可能です。難しい言葉が並ぶ領域ではありますが、一度理解してしまえば、長期間使える知識になるので、機をみてまとめて勉強してしまうとよいでしょう。

フリーランスの源泉徴収

源泉徴収とは、報酬の支払い者が、報酬を支払う際に事前に税金分を差し引いて、報酬を対象者に支払い、差し引いた分の税金を支払い者が納める制度のことです。源泉徴収が必要か否かは、依頼する業務内容や条件によって変わるため、慎重に検討する必要があります。

またフリーランス・個人事業主になると、自身が他の人に仕事を依頼する場合も増えることがあります。この時、源泉徴収をしなければならないのに、源泉徴収を行わないと、法律に抵触することになってしまうため、源泉徴収の有無については、しっかりと判断ができるようにしておきましょう。

フリーランスの確定申告

フリーランスは、会社員(サラリーマン)とは異なり、自身でその年の収益を計算し、申告する義務を負います(会社員でも一定の条件を満たす場合には、確定申告が必要です)。確定申告では、収益の申告の他に、経費を申告したり、控除対象となる項目を申請することで、税金の総額を減らすことが可能になります。慣れるまでは時間がかかる確定申告ですが、市区町村や税理士会などがが無料相談を実施していることもあるので、うまく活用し、適切な税金を納められるようになりましょう。

フリーランスの保険

保険には、「国民健康保険」「社会保険」などの公的な保険制度と、民間企業が販売している「生命保険」「損害保険」という、大きく分けて2つの仕組みがあります(「保険」に近いものとして「共済」という仕組みもあります)。

フリーランスは、自身の体が大きな資本となるので、ケガや病気が大きな心配事項の1つです。自身でしっかり体調管理をすることはもちろんですが、万が一の場合に備えて、どんな保障をがあり、どんな保障を必要としているのかを知ることで、リスク回避につながります。

またエージェントサービスや仕事紹介サイトでは、独自の保障を提供しているサービスもありますので、サービスを活用する際には合わせてチェックしてみるとよいでしょう。

目に見えないリスクは後回しになりがちですが、万が一が起きてからでは遅いので、しっかりと理解しておきましょう。

フリーランスの補助金・助成金

意外と盲点なのが、補助金・助成金。フリーランスとして働くうえで、会社員時代には享受できなかったメリットを得られるポイントです。少々わかりにくかったり、手続きが煩雑だったりする側面はありますが、うまく活用できればフリーランスの生活をより安心できるものにすることができるので、是非活用を検討してみましょう。

フリーランスが知っておくべきその他のコト


知っておく「べき」は言い過ぎかもしれませんが、知っておくとよさそうなことをまとめました。

フリーランスの注意点

フリーランスは会社員に比べると、まだまだ普及途上の働き方であるため、注意しておかなければならないことが一定あります。前述の通り、「仕事関連」「お金関連」について、良い点ばかりではなく、注意事項をしっかりと抑えておくことで、自分の身を自分で守れるようにしていきましょう。

フリーランス協会

2017年1月に「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の発足が発表されました。フリーランスにとっての主なメリットとしては、「年会費1万円」で「賠償責任補償」が付与されるという点。

発足してまだ日が浅いこと、また国の方でも、フリーランス支援の動きが加速しているため、これからまだまだ変化のある領域かと思いますが、現段階では自身の必要性や、そのほかの保険の状況と合わせて、加入を検討するとよいでしょう。

(番外編)職種別のポイント

フリーランスと一言でいっても、職種によって仕事内容や働き方が大きく異なります。番外編として、職種ごとに知っておきたい内容を説明します。

フリーランスエンジニア(プログラマー・SE)

エンジニアとしてフリーランスになる人は、主に企業でスキルを研鑽した後、独立するという形をとる方が多いようです。またエンジニアと言っても、いろいろな種類のエンジニア業務があり、キャリアは人それぞれ。ユーザーに近いフロントエンドを得意とする人から、ユーザーからは見えにくいサーバー・インフラを得意とするエンジニア、さらには一気通貫ですべてを対応できてしまうエンジニアもいます。

最近では、プログラミングを学べる環境も増えてきたため、学生時代にプログラミングを勉強し、会社に入らずにフリーランスになったり、エンジニア経験がないところから学習をスタートし、実案件を通してスキルを高めていくという、新しい働き方も生まれてきています。

またエンジニアは「プログラミング言語」という概念があることも特徴の一つ。フリーランスとして活躍するにはどの言語を習得するとよいのか?という疑問をいただくこともしばしばあります。参考記事を参考にしていただき、ご自身にあったキャリアイメージを作ってみてください。

フリーランスデザイナー・イラストレーター

デザイナーやイラストレーターも、エンジニアと同様に、一定期間会社でスキルを磨いた後に独立してフリーランスになる人が比較的多い職種です。デザイナーの中でもいろいろな分野に分かれており、Webサービスやアプリを得意とする「Webデザイナー」、「イラストレーター」や「アニメーター」、クリエイティブ全体を統括するような「アートディレクター」「クリエイティブディレクター」などがあります。

エンジニアに比べると、単発の仕事も多いことも特徴として挙げられます。単発の仕事は新規でも受注しやすい一方で、継続的な仕事にならないと、営業の負担が大きくなってしまうので、うまく継続する仕事と、単発の仕事を組み合わせて取り組まれているフリーランスもいます。

フリーライター

インターネットの普及により、一気にニーズが増えたフリーライター。インターネット普及以前は、「紙媒体」がライター活動の中心であったため、ライターとして生計を立てられる人の数も現在と比べると少ない状況でした。消費者が、紙からWebへと情報収集源を変えるにつれて、発信がしやすいWebを活用する企業が増加。それに伴い、発信の担い手となるWebライターへのニーズが高まっている状況です。

フリーランスのライターには、元々「紙媒体」で活躍していた人、他の専門性を持ちながら、企業ニーズによって「ライター」を始めた人、未経験から副業としてライティング業務を始めた人などがおり、スキルに応じて得られる報酬も大きく異なるのが特徴です。(実際の案件を見ても、同じ文字数でも10倍以上の金額の開きがある場合も散見されます。)

エンジニアやデザイナーと比べると、「文章を書くこと」は比較的生活の中で取り組んでいる人が多いため、未経験でも比較的取り組みやすい領域です。

まとめ

フリーランスが知っておくとよいことをまとめてみました。ちょっと量が多いですが、まずは興味のあるところから1つずつ確認をしていくことで、フリーランスとしての能力を上げていけると考えております。フリーランスとしての新しい自由な働き方を、充実していただける一助になれば幸いです。

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