知って得する業務委託の心得!フリーランスが損しないために知っておくべき知識とは

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フリーランスと業務委託の違い

皆さんは、フリーランスと業務委託の違いをご存じですか?「え、フリーランスと業務委託って意味違うの?」と驚いている人もいるのではないでしょうか。「感覚的に違いは分かるけど、今まで何となく使っちゃってたよ」という人も含めて、フリーランスと業務委託の違いをマスターしていきましょう。違いをし知れば、ビジネスライフに活かせるメリットも見えてくるかも…?

まずは言葉の違いを見ていきましょう。フリーランスと業務委託という言葉は同義で使われることも多いですが、正確にはそれぞれ指し示す意味が異なってきます。

フリーランス個人事業主や個人企業法人のこと。

自営業と同じような意味合いの言葉で、働き方自体を指します。フリーやフリーランサーと呼ばれることもあり、フリーランスという言葉を使うときには、サラリーマン(給与所得者)との区別が念頭に置かれている場合が多いです。

業務委託フリーランスである個人が業務を請け負う際に、直接企業と契約を結ぶこと。

自分のお店を立ち上げて自分で仕入れから販売まで行うような場合を除いて、多くのフリーランスは業務委託契約を結び、仕事を行うことになります。つまり裏を返せば、フリーランスになったからといって必ずしも業務委託契約を結ぶわけではありません。

フリーランス全てが業務委託で仕事をするわけではなく、フリーランスじゃない人が業務委託契約を結んで仕事をする場合もあるということです。

では、業務委託で仕事をするとはどういうことでしょうか。これからフリーランスを始めようと考えている人は自分が実際に仕事をしているイメージを持ちながら、既にフリーランスを始めている人は自分の仕事が業務委託にあたるのかそうでないのかを考えながらみていきましょう。

業務委託の流れ

フリーランスの業務形態には、

・納品物ではなく時間や期間により報酬が決まる委任契約
・納品物での成果による請負契約

の大きく分けて二つがあります。両方とも流れは同じですので、ここではフリーランスとして仕事を受ける側の視点に立って、業務委託の基本的な流れについてポイントを押さえておきましょう。

  • 1.仕事の提案・見積もり
  • 2.条件の交渉
  • 3.契約の締結
  • 4.納品や期間内の作業
  • 5.発注側の確認や検収
  • 6.報酬の支払

フリーランスの業務委託は仕事を始めるまで、つまり契約を交わすまでの行程が特に重要になるので、ここでは業務を始まるまでにポイントを絞ってまとめていきたいと思います。

まずは、クライアント(発注者)に対する【1.仕事の提案・見積もり】から始まります。業務委託の場合、最初の提案がとても重要になってきます。

クライアントは、基本的にいかに安いコストで高いクオリティの仕事をしてもらえるかということを考えて業務委託を検討しています。この場合のコストには、報酬金額がいくらかということはもちろん、継続的にお仕事をやっていけるか、コミュニケーションを円滑に行うことができるか、などの様々な視点で考えられるコストも含まれています。

そこで提案時には、しっかりと自分のスキルなどをアピールする(実績やポートフォリオの提出など目に見える形で提出する)のと同時に、現実味のある提案(報酬金額、納期、クオリティ)をするよう心がけましょう。継続的な契約の場合、はじめから安請けしてしまったり、納期のサイクルを早めに設定しすぎると後々自分の首を絞めてしまうことになりかねません。

フリーランス始めたての人の多くは、「来るもの拒まず」でどんな仕事もクライアントの依頼するままに受けてしまいがちですが、徐々にクライアントの要望だけでなく、自分の要望も契約条件として提案できるようにしていきましょう。これが【2.条件交渉】になります。

お互いの条件が合ったところで【3.契約の締結】になります。基本的には、業務委託契約書を持って契約が締結されます。契約書はクライアントによって長さや文言が変わってきますが、これまでの契約内容と変わった部分がないかを中心にしっかりと確認しましょう。

契約書を交わしてしまえば、契約書に書かれていることが契約の全てになりますので、条件に間違いがあればこの段階で訂正を申し出ましょう。

参照:厚生労働省「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」

気をつけておきたい業務委託ポイント

業務委託の流れが分かったところで、今度は仕事をする際の注意点についてみていきましょう。

  • 1.発注先の連絡先
  • 2.契約日や契約期間
  • 3.契約の形態
  • 4.支払いや業務に関わる経費について
  • 5.遅延などが損じた場合の措置

まず、基本的なことですが抑えておきたいのが【1.相手の連絡先】です。支払などが滞ってしまっても、連絡先が分からなければ対処のしようがありません。フリーランスの場合こちらからクライアントの会社を訪れて契約を交わすこともありますが、中には電話やスカイプなどで打ち合わせをし、後日、契約書のみ発送でやりとりするなんてこともあります。その場合、会社が本当に存在しているのか、頂いた名刺やプロフィールなどに偽りがないかなど、仕事を始める前に最低限の確認は怠らないようにしましょう。

次に、【2.契約日や契約期間】。特に委託契約の場合は、契約日や契約期間のずれがトラブルの元になりやすいです。〇日から10日間といった場合、〇日も含めるのか、10日目の朝なのか終日なのかなど、互いの認識にずれが生じやすいので確認が必要です。

また、【3.契約形態】委託契約なのか請負契約なのかをはっきりさせることも大切です。時間報酬と成果報酬という違いだけでなく、請負契約は途中での契約解除ができない、委託契約は発注者の要求があれば報告をする義務が発生します。報酬にも影響してきますので、文面を丁寧に確認しましょう。具体的には、直接請負契約などとの明記がなくても、

請負ならば契約書に「~を請け負う」、委託ならば「~を委託する」

などと記載されています。

支払はもちろん、意外と見落としがちなのが【4.その他の経費】です。例えば、相手先に出勤して業務を行う場合、遠方であれば交通費が発生します。しかし、その交通費をどちらが負担するのか明確でなければ、業務終了後に経費でもめることになります。前もって、報酬以外に発生した経費はどちらが負担するのか、契約書にない場合も確認するようにしましょう。

最後に、【5.遅延や不完全な納品を行った場合の措置】です。契約書には、

「期間満了により、本契約が終了する場合には、甲乙協議のうえ、本業務に関する清算業務を行う」

と記載されている場合があります。これは期間内に仕事を全うした場合に限り、報酬を支払うということです。途中で仕事を終えた場合は、支払の対象にならない可能性もあります。この場合、遅延が損じた場合や途中で解約を解除したい場合の措置について相手先に確認し、場合によっては契約書を作り直してもらうなどの対応をしてもらいましょう。

業務委託は、ポイントさえ押さえておけば時間に縛られず、自分のスキルを認めてもらうことにより収入アップが期待できる働き方でもあります。フリーランス駆け出しの頃は、特に契約書に気を使って自分が不利にならないようにすることが大切です。

また、フリーランス初心者の場合は、契約について曖昧な部分も多くなるでしょう。実際に業務委託契約でトラブルになる前に、フリーランスとして働いている方に相談したり、話を聞いてもらったりすることが解決の糸口になります。SNSや各種サービスなどを使って、情報収集する宛を探しておくのもいいでしょう。

参照:フリーランスの業務委託について解説した記事はこちら

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