学生の経済・就職事情って?フリーランス大学生が気になる!

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仕送りや奨学金が減少し、不足分をアルバイトなどの収入で補っているというのが一般的な学生、大学生の現状です。

アルバイトをしている学生は、全体の67.3%。1週間あたり2.9日、時間にして14.3時間をアルバイトに費やしています。これらのアルバイトを通して約5万円の収入を得ています。(ベネッセ教育研究所の調査より)

学生に人気のアルバイトには、コンビニ、飲食店、塾講師、家庭教師などがあります。コンビニは、時間単価が安いですが、深夜帯や早朝など時間を自由に選んで働けるという利点があります。飲食店は、まかないがでるところも多く、種類も豊富で学生に人気です。塾講師、家庭教師は、学力が必要ですが、時間単価は高めとなっています。

また、近年になって、所謂アルバイトではなく、自らの才能や技能を提供し、起業から請け負った業務を行う「フリーランス大学生」が話題になっています。

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目次

フリーランス大学生が行う具体的な仕事って?

例えば、グラフィックデザイン科や写真、映画、アニメーション制作科などのデザイン系の大学で学んでいる学生は、その知識を活かした商品のロゴデザインやCDのジャケットのデザイン、映像美術を作るなどの仕事があります。

外国語学部であれば、英語や中国語などのスキルをもとに、翻訳の仕事が、工学部、経済学部、文学部、それぞれ専攻する知識を活かし、文章を執筆するライターの仕事もあります。

大学で学ぶ知識やスキルを仕事にしたい、そう考える学生にとってフリーランスは望みをかなえる働き方の一つです。

フリーランス大学生のとある一日のタイムスケジュール

フリーランスで仕事をしている大学生はどのような一日を送っているのでしょうか?また、フリーランス大学生になるとどのような一日になるのでしょうか。

  • 6時~8時 起床、準備+フリーランス業務

身支度を整え、大学へ行く準備をします。1時限から講義を入れることによって一日の生活リズムを整えます。1時限目に授業がない場合には、この時間を使って自宅でフリーランスの業務を行います。通学の電車やバスの中ではちょっとした雑務(メールの返信やクラウドソーシングを利用した新規案件の検索)を行います。

  • 8時~17時 大学の授業、ランチ+フリーランス業務

大学の授業は、1週間毎日同じ時間に授業があるわけではありません。自分で選んだカリキュラムのもと授業に出席するので、午前中は授業がなく、午後のみの授業や午前中のみ授業があって、午後からはフリーなときもあります。

上記したように、アルバイトでお金を稼ぐ場合には、一度にある程度まとまった時間を確保する必要がありますが、フリーランスで仕事をする場合には、隙間時間をうまく使うことができます。メールの返信などの雑務は、授業中の集中力が切れた時間にささっと行い、授業と授業の合間の休み時間で1時間業務を行います。

  • 17時~22時 サークル活動や夕食+フリーランス業務

サークル活動や、部活。夕食は友人宅に集まって食べることも。ここでも合間の時間を使って業務を行います。30分でも時間を取ることができれば業務を進めることができます。

  • 22時~1時 大学の課題、レポート作成+フリーランス業務

テレビを見ながら大学の課題やレポートを作成、好きな番組がない時間帯は、音楽に切り替えフリーランス業務。友人からの急な遊びや飲みの誘いには、納期までの日数を計算し付き合いも大事に。

アルバイトは、時間が拘束されますが、フリーランスの場合は、大学のカリキュラムにあわせて、空いている時間にいつでも仕事に取り組めます。バイト先までの通勤時間もかからず有効に時間を活用できます。

参照:厚生労働省「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」

収入って実際どうなのよ?

フリーランスは業務や案件によって報酬は変わり、プログラミングを専門に仕事を請け負う学生のように時間単価換算で1時間当たり4000円という人もいれば、1本500円の記事を1時間で2本、時間単価1000円を稼ぐ学生ライターもいます。また、フリーランスデザイナーとしての最初の仕事は、コンペに応募。なかなか採用されないが、採用された暁には1時間で描いたデザインで報酬2万円を稼ぐことも。

好きな時間に仕事ができるので、時間の調節がしやすくアルバイトの時よりも、仕事をする時間が確保できます。案件の価格、受注数にもよりますが、アルバイト平均の月5万円を突破するのも現実的でしょう。

アルバイトよりもフリーランスは就職活動に有利!?

時間を切り売りしてお金を稼ぐアルバイトと自分の能力を商品として売り出すフリーランス。もちろんアルバイトを通して身につくスキルもたくさんあるでしょう。アルバイトはよく社会に出るための準備、社会を経験するための第一歩と言われますが、多くの人が企業に勤める昨今、レストランの厨房やホール、コンビニのレジ内や棚卸しという経験を通して身に着けるコミュニケーション能力よりも、フリーランスで仕事をする際に生じるメールやスカイプ等Web上のやりとり、その中で学ぶ敬語やビジネス用語、メールの書き方などの方が社会に出たときに有用性があると言っても過言はないでしょう。

また、就職活動で自分自身をアピールする際の要となる「学生時代はどんなことをやっていましたか?」という質問に対する答えにも、フリーランスとして実際に仕事をして得た経験は強みとなります。特にデザイナーやプログラマーなど専門職の場合は、即戦力として欲しがっている企業も多く、フリーランスとして仕事をしていた経験というのはとても大きな武器になります。どんなに小さな仕事でも、自分で営業を行い、業務を進めるためのやり取り、そしてスキルを使ってお金を稼いだことがあるということはアルバイトの学生では決して経験できないことなので、企業も注目しやすいでしょう。

必要なスキルは?どうやったらなれるの?

フリーランス活動に欠かせないスキルは、大きくわけて4つあります。

  • 専門知識

大学や専門学校などで学んでいる知識やスキルは、十分専門知識となります。また、大学生は他の世代よりも自由に使える時間がたっぷりありますので、独学で一から学ぶのもありです。デザイナーもプログラマーも始めはみんな初心者です。企業に勤めて初めてそれらの専門知識について勉強したという人もいますので、時間のある大学生は武器になるスキルや知識を時間をかけて学んでいきましょう。

  • 自己管理能力

フリーランスの場合、学校生活との両立を考えながら、バランスよく案件を受注する能力が必要になります。どのくらい仕事に時間を費やせるか考えて、仕事の量を自分で調節します。恋人とのデートが急に入った、友人に飲みに誘われた、合コンの予定など、誘惑は常にあります。時間と場所が管理されているアルバイトとは違い、自分で業務を行うフリーランスは、そのような誘惑に負けても誰からも咎められることはありません。しかし、仕事を請け負った以上、その仕事を決められた期日までに納品する義務があります。納期をまもらないことはもちろんのこと、遊びほうけていてはお金が入ってきません。遊びと仕事のバランス、特に月どれくらい稼ぐべきなのかを考えながらスケジュールを立て、ときには自制すること、自分自身の生活スタイルやバランスについて考えなければなりません。

  • コミュニケーション能力

高校を卒業したてで何のスキルもとりえもない大学生が、独学や大学の講義で専門的な知識を少しずつ学んでいきます。学んではいきますが、企業や個人はそのようなスキルや知識が少ない大学生に、そう簡単に仕事をくれはしません。しかしながら、昨今ではクラウドソーシングの台頭により、求められるスキルや経験が低い案件も多数あり、比較的簡単な仕事ならばこのような大学生にも仕事を請け負うチャンスがめぐってきています。

そんなときに、案件を勝ち取る一つの術がコミュニケーション能力です。クラウドソーシングに登録されている案件を覗いてみると、クライアントが求めるスキルという欄に、よく「円滑なコミュニケーションが図れる人」というのが書いてあります。最初からビジネス用語を巧みに使ったメール文章が書ける必要はありませんが、お仕事を円滑に進めるためのコミュニケーション能力は、どのような案件をこなす際にも必要とされています。

  • マーケティング力

マーケティング力は、仕事を獲得する上で必要なスキルです。大学や専門学校で学んでいる知識やノウハウを的確に伝えること、その知識をもとに何ができるのか把握しておくことも大切です。また、他の人にはない自分の魅力を分析し、アピールすることが必要になります。仕事を発注されるフリーランスになるために必要であることはもちろん、就職活動において企業に自分を売り込まなければならないという際に役立ちます。

チャンスはここに!今日からあなたもフリーランス大学生

……とは言いつつも、アルバイトみたいに簡単にフリーランスとして仕事ができるわけではないんだろ!というのが、フリーランスを進める際に最も聞こえてくる不満の一つです。これに関しては、先ほども紹介しましたクラウドソーシングの利用によって解消することができるでしょう。

クラウドソーシングとは、これまで会社-会社で行っていた仕事を、会社-個人もしくは個人-個人の間で契約を行えるようにしたお仕事マッチングサービスで、昨今ネットを使って社外の「不特定多数」の人に業務を外注するというケースが増えていることから、このような何のとりえもスキルもない大学生も簡単な仕事からはじめる事ができます。

パソコンとインターネットの環境があれば、誰もがはじめられる「クラウドソーシング」。大学生のフリーランス活動はここからはじまります。自分で自分をプロデュースして様々な企業からの案件を勝ち取る。小さな仕事から始めて経験とスキルを積みつつ、独学と業務遂行を通して仕事の幅や深みをましていく。アルバイトよりも頭を使います。その割りにお金を稼げないこともしばしばです。単価が低い仕事、自分がしたくない仕事をちまちまやらなければならないこともあり、中には無茶を言ってくるクライアントもいるかもしれません。しかしながら、そのような環境にもまれながら自分の力で仕事をする、これがフリーランスの醍醐味でもあり、社会に出るための経験や知識を付けていくための近道です。

安易にアルバイトでもしようかなーと考えている学生の方、一度フリーランスの道を考えてみませんか。

参照:学生がフリーランスで稼ぐためのポイントを解説した記事はこちら

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