ITエンジニアになりたい!そう思う方がいざ行動を起こそうとして最初につまずくのはおそらくITエンジニアのスキルをどうやって身につけるかという問題ではないでしょうか。実際、ITエンジニアと呼ばれる職種にはさまざまなスキルが要求されます。
スキルを身に付けるために必要なのはもちろん勉強ですが、スクールに通って学ぶ時間を取るのは現在仕事をしている方には難しいことが考えられますし、学生さんであれば金銭的な壁が立ちはだかることもあります。
さらに現職のITエンジニアの方も新たなスキルや言語を身につけようと勉強を開始するにしてもスクールに通う時間が取れないかもしれませんね。
そこで独学でスキルを身に付けるという選択肢もあります。この記事ではスクールに通うメリットやデメリット、そして独学してスキルを身に付けるメリットやデメリット挙げ、独学に焦点を当てたスキルアップの仕方やポイントをご紹介します。
ITエンジニアになりたい方や一人前のITエンジニアを目指す方は必見の記事です。
スクールと独学それぞれのメリットデメリット
さて、ITエンジニアとしてのスキルを身に付けるための方法としてはスクールに通う、独学で勉強するという2つの方法がありますがそれぞれのメリットやデメリットはどのようなものでしょうか。
スクールに通うメリットとデメリット
メリット
- カリキュラムに沿って体系的な勉強ができる
- わからないことは講師に質問をして解決できる
- お金と時間をかけるためモチベーションの維持をしやすい
- ライバルと切磋琢磨できる
- 同じ道を志す仲間と出会えるため人脈が広がる可能性がある
- スクールから就職先などを紹介してもらえることがある
デメリット
- スクールに通う時間や費用を捻出する必要がある
- 通学時間が捻出できない場合挫折してしまう
独学のメリットとデメリット
メリット
- 通学に比べて費用を抑えられる
- スクールのカリキュラムにとらわれず、必要なスキルだけに集中して勉強できる
- 場所を選ばず勉強ができる
デメリット
- モチベーションを維持することが難しい
- 孤独でありさらに誘惑が多く、勉強が進まないことがある
- 興味のある分野に集中してしまい、ITエンジニアとして必要な総合的なスキルを身に付けることが難しい
- 質問や相談することが難しい
このようなメリットとデメリットが考えられるでしょう。通学と独学を比較した場合に最も気になることは費用の問題かもしれません。この点はスクールに通うメリットをお金で買うという観点から考えると良いのではないでしょうか。費用とメリットを天秤にかけて、費用に見合ったリターン、メリットの享受ができるかどうかを考えるのは有用な方法の一つだと思われます。
独学には以上のようなメリットとデメリットがありますが、デメリットを解消できれば独学の選択肢は時間面、費用面からかなり有利になることも考えられます。そこで独学でITエンジニアを目指す際の弱みをどのようにして解消するのか、次の節で解説します。
独学のデメリットは解消できる!4つの戦術を覚えておこう
(戦術1)モチベーションの維持をどうするか
なんといっても独学で大変なことはモチベーションの維持です。独学の場合は通学に比べると成長の実感が見えづらく、さらに勉強を誰かからチェックしてもらったり強制されることもありません。そのため、自分の力でモチベーションを維持していく必要があります。では、この問題はどのようにして解決すれば良いでしょうか。
基礎になることは何と言ってもITエンジニアになりたい理由を強く明確にすることです。世の中にはあらゆる職種がありますが、なぜITエンジニアを目指しているのかといった理由を言語化し、他の誰かにきちんと説明できるくらい分析しておくことは非常に大切なことです。漠然とした理由や説明できないような状態では独学でITエンジニアになるのはかなり困難なことだと思われます。
ではモチベーションを維持するために、ITエンジニアになる理由を明確にするためにはどのような方策が考えられるでしょうか。
ITエンジニアになる理由を明確にする3つの方策
- ITエンジニアになったあかつきに得られる実利を明確にする
- 成功しているITエンジニアをメンターにする
- ITエンジニアが書いた書籍やブログからその職に就くメリットを盗む
人間の心は変わりやすいものですから、達成感や充実感といった心の中だけで完結するメリットだけをモチベーションの維持に使うことはあまりおすすめできません。そこで例えば、勉強の過程で今の会社や学生としての勉強に役立つツールを作り自分や今の職場の役に立つといったことはどうでしょうか。ITエンジニアになるための勉強をすべて終えるまで待つ必要はありません。
独学で学んだことを実生活や今の職場に生かすことはITエンジニアとして働く予行演習にもなります。実利としては大きなものでしょう。ぜひ自分に合った目に見える結果を探してみてください。
成功しているITエンジニアをメンターにすることも大変有効です。彼らは自分の活動や今勉強していることをSNSやブログで発信していることが多く、憧れの人の勉強内容やスキルに追いつこうと努力することはモチベーションの維持だけではなく、勉強の方向性や自分が思い描くITエンジニア像をより明確にすることに役立ちます。これはモチベーションの維持としても大変有効でしょう。
(戦術2)孤独感や誘惑がに負けずに勉強が進めるにはどうするか
テレビやSNS、友人の誘いなどは独学に際しては大きな壁になります。さらに孤独感は迷いを呼ぶため勉強の妨げになることもしばしばです。
誘惑から逃れるための戦略としては、誘惑のない場所で勉強することや独学の期間中は酒を止めるといったストイックな方法をとることです。
まず筆者は独学でITエンジニアとしてのスキルを集中して身に付けようとする際は、誘惑のない通勤電車やカフェを利用します。これは英語の勉強や自己啓発に集中する際にも有効な方法です。
さらに孤独感に打ち勝つための方法としてはSNSやブログを利用する方法が挙げられるでしょう。ITエンジニアを目指す人はあなた以外にも必ずいます。TwitterやFacebookなどで勉強仲間を募集したり、エンジニアセミナーや転職説明会を利用することは大きな刺激になると思われます。
ひとりでこっそり勉強するのではなく、ぜひ仲間を探してください。
(戦術3)ITエンジニアとして必要な総合的なスキルを身につけるにはどうするか
ITエンジニアに必要なスキルは多岐に渡ります。決してプログラムが書ければ良いというものではなく、設計書を作る・読んで理解する力やプログラムをテストして品質を管理するための力も必要です。
必要な知識を明確にすることは効率的な勉強にもつながります。そのためにはITエンジニアに必要なスキルをインターネットや書籍で探す方法が有用だと考えられます。書籍を通じて必要なスキルにはどのようなものがあるか探し、そのスキルの深い内容はインターネットで探すことは効率が良い方法の一つだと思われます。
(戦術4)質問や相談ができる環境をどのようにして作るか
独学の場合、わからないことや迷いを相談することは難しいことです。しかしこれを放置すると効率が悪く、勉強をやめてしまうことにもなりかねません。この場合、独学を前提とした書籍で勉強することは大変有用です。初学者がつまづきやすいところを丁寧に解説しているため、質問や相談が必要な場面を大幅に減らしてくれることでしょう。
さらにインターネットやSNSを活用して質問や相談を投げかけることも有用です。この場合、相手も忙しい中で対応していることを考えてマナーに反しないことを心がけましょう。
独学でもITエンジニアになれる
以上のような方法で独学のデメリットは解消できると考えられます。独学は困難なイメージがつきまといがちですが、上に書いたような方策を駆使することでITエンジニアへの道は開けます。イメージを先行させて独学をあきらめることなく、ぜひ独学に立ち向かってください。その経験はITエンジニアとして活躍するために大きなアドバンテージとなることは間違いありません。 心から応援していますよ。
どんなITエンジニアを目指しますか?まずはここから考えてみましょう。
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