実践者が書くSOHOに向いているフリーランスの職種と成功のポイント

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皆さんは自分の働き方がどんな名前で呼ばれているのか考えたことはありますか?
単純にフリーランスと言っても、お客様の事務所の常駐するフリーエンジニアもいれば、在宅ですべての業務をこなすデザイナーもいます。

このような働き方はSOHOと呼ばれますが、みなさんはご存知ですか?
この記事ではSOHOがどういうもので、どんな仕事が向いているのか、
さらには筆者の実経験からプログラマやエンジニアにとってSOHOはどんなメリットやデメリットがあるのかなどをご紹介します。

SOHOがわからない方、やってみたいけど躊躇している方などは必見の記事です。ぜひご覧下さい。

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目次

そもそもSOHOとは何か

さて、SOHOは「Small Office, Home Office」の略で自宅などの小さなオフィスで仕事をする働き方のことを言います。主にパソコンやインターネットなどを利用し、クライアントとの連絡はもちろん、仕事に関することはほぼすべてインターネットで完結させることが可能です。

参照:SUUMO「soho(ソーホー)の意味とは? Soho向け賃貸物件はオフィスとどう違う?どんな人が住んでいるの?」

あなたはSOHOワーカーですか?

この定義に当てはめて考えると、ほぼすべてのフリーランスはSOHOワーカーと考えて差し支えないでしょう。クライアントの事務所に常駐しているフリーエンジニアも、フリーランスとしては自宅あるいは小さな事務所を構えていて、仕事として客先に出向いているに過ぎませんので、客先で仕事をする契約をしているSOHOワーカーという見方も出来ますね。

つまり、フリーランスもSOHOもとても近い意味合いを持っています。強いていうならSOHOワーカーは在宅ワーカーと限りなく同義であるといえます。

SOHO向いている仕事

自宅で仕事をしたい、働く場所を自分で決めるためにフリーランスになりたいという方にとってSOHOは魅力的な働き方に見えるはずです。ではどんな職種や領域の仕事がSOHOするのに向いているのでしょうか?

エンジニアのディレクション

エンジニアの仕事は多岐にわたりますが、その中にシステム作りやアプリケーション構築の進行管理をする仕事があります。通常プロジェクトマネージャーというと、お客様と現場の間に立ち、進捗管理や予算管理を行う仕事を指しますが、これもSOHOで実現可能です。

一般にはオフィスの仕事と考えられていますが、クラウドソーシングが発達した現在では、プロジェクトをクラウドワークスなどで受注し、さらにプログラマをクラウドソーシングで集めて製品やサービスを作ることは珍しくありません。この方法ではプロジェクトメンバー全員がオンラインで繋がって仕事をしているケースが多く、SOHOでディレクション業務を行うことが出来ます。

筆者の知人は元SEで、現在は3つほどの案件のディレクターとしてプログラマの進捗管理や顧客への状況報告などを在宅で続けています。

プログラマー

プログラマーはSOHOでやりやすい仕事のひとつでしょう。この仕事は基本的に仕様書に基づいて要求される画面や機能を実装することが仕事のため、仕事の場所を選びません。
仕事の場所の制約を受けるとすれば、ビルド環境が1箇所しかなく現地に赴く必要がある、セキュリティの関係でリポジトリが閉じたネットワーク内にある、仕様書などは外部に持ち出せない(メールなどでやりとりできない)といったことでしょうか。

フリーデザイナー

フリーデザイナーはSOHOで働く代表的な職種です。
お客様の要望を受け取り、その要望に適うデザインを作り納品するといった仕事のため、オフィスで仕事をする必然性はあまりないでしょう。
顔を合わせたコミュニケーションはSkypeなどを利用すればこと足ります。

メディアディレクター

現在webメディアは数え切れないほど立ち上がっており、毎日数え切れないほどたくさんの記事が量産されています。各メディアはライバルのwebページに負けないようにしのぎを削っていますが、円滑なメディア運営のためには、量産される記事の管理、移りゆく旬の話題のキャッチ、SEO対策などを担当するメディアディレクターの仕事は欠かせません。

一緒に仕事をする相手のほとんどはオンラインで繋がっているライターのため、SOHOでメディアのディレクションを行う方も増えています
会社を辞めた元編集者の方が在宅でライターの管理や記事の企画を考えるといった具合です。

フリーライター

事を書くライターもまたSOHOという形態で働く代表的な職種です。ここ数年特に増えているのは記事の受注をクラウドソーシングで行い、リサーチはインターネットや必要に応じて取材、執筆は家のパソコンで行い、メールや編集部のシステムに入稿する方法です。
この方法なら家から出ることなく仕事を完結させることも可能なため、在宅勤務を希望する方のライター業への参入は大きく増えています。

筆者のこと:SOHOライターエンジニアの1日

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筆者はSOHOでメディアディレクターやライター、エンジニアなどの仕事をしています。実際にはどんな働き方をしているでしょうか?

基本的に自由な時間に仕事をしている

ライティングは納期を守ればいつどのような形で原稿を書いてもかまいません。筆者の場合は朝食前の時間を利用して原稿を書くことが多いです。起床は5時〜7時ごろで、出来るだけ早く仕事を始めます。朝食後の午前中は頭がさえているので、ディレクターとしてライターさんと連絡を取ったり、原稿の執筆をしたりしています。またエンジニアの仕事が入っている場合は午前中からお客様の現場に出かけることもあります。

昼食後などは効率が落ちるため、休憩あるいは単純作業などの時間に充てます。また他のエンジニアと交流を持つために連絡を取り合う、Skypeで情報交換するのも午後が多いです。どのエンジニアも昼食後の午後は仕事の効率が落ちるため、本業のプログラミングよりコミュニケーション重視の活動を好むようです。

お客様の要望があれば打合せなどが入りますが、ほとんどの場合skypeを利用するので自宅で十分に対応可能です。

SOHOはこのように自分のライフスタイルに合わせて仕事が出来るので、筆者としては色々な方におすすめしたい働き方です。

プログラマ・エンジニアのSOHO

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セキュリティ問題

プログラマーやエンジニアがSOHOで働く場合はどうしてもセキュリティの関係で業務に支障が出てしまうことがあります。社外秘の資料が閲覧できない、個人情報を含むテストデータにアクセスできないなど業務上の制限がかかる場合が多いです。この点はクラウドをうまく利用する、フリープログラマのパソコンのセキュリティを高める、NDAなどの契約をきちんと結び遵守するといったことは最低限必要なことです。

発注者側からは場所や時間のリスクがある

SOHOのプログラマーやエンジニアに発注するクライアントとしては、働く時間や場所をフリーエンジニア任せにしてしまうことから、連絡がつきづらい(レスポンスがない)ことや顔を合わせて(オフラインで)打合せが難しいという点が懸念事項となります。

もちろんフリーエンジニア側はクライアントの要望には最大限応えるものの、オフィスで一緒に仕事をするエンジニアと比べると、コミュニケーションの距離を感じてしまうようです。

報酬に響く可能性は否定できない

セキュリティの問題をクリアできる部分しか任せられない、連絡が取れなくなるリスクがあるなどクライアントとして懸念事項が多くなると、大きな報酬を出すことが出来なくなることもあります。

信頼関係が一番大切〜クライアントの気持ちに配慮した働き方が重要

SOHOでは働くプログラマーやエンジニアはこのようなクライアントの気持ちに十分配慮し、メッセンジャーやメールの返信は極力早くする、打合せ日時などの要望にはできる限り答えるなど、クライアントが持つ「このフリーエンジニアは大丈夫なのか」という不安が消えるように立ち回りたいところです。

SOHOならではのメリットを生かしてデメリットを小さくする

フリーランスの多くはSOHOという働き方を実現しています。エンジニアやプログラマーにとって時間の裁量が大きくなることは、会社員時代には考えられなかったほど大きなメリットでしょう。

みなさんにとってSOHOのメリットは何でしょう?筆者は時間を自由に使える点が気に入っていますが、クライアントと協力があるからこそ自由にさせて頂いています。

「SOHOのエンジニアに頼んで良かった」そう思って頂けるように、がんばりましょう!

参照:リモートワーク・テレワーク・在宅ワークの違いについて解説した記事はこち

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