フリーランスのみなさんに朗報です。仕事のやる気が出ないとお悩みの方に向けて、
モチベーションを上げて継続させるために秘訣を一挙にご紹介します。
モチベーションは精神的な根性・気合いの問題だと思いがちですが、むしろ身体的側面からアプローチした方が良い結果が生まれると筆者は考えます。さらに言えば、モチベーションを上げて維持することは単に仕事を効率化する、やる気を出すことにとどまらず、より良い健康的な人生を送るための秘訣でもあります。ぜひご覧下さい!
モチベーションが下がる理由とその対策
疲れが取れない・疲れがたまっている
モチベーションというと疲れていても頑張ること、つらくても耐えることと思ってしまいがちですが、これは大きな間違いです。
気力が充実していれば多少の辛さや困難に耐えられるものの、蓄積した疲れはモチベーションを低下させるには十分なものとなります。
私たちフリーランスが常に前進していくためには、疲労をためず疲れていない状態を維持することが重要です。やる気があるから、頑張れるから、多少の疲れは大丈夫と考えても、いつか頓挫してしまうでしょう。あなたは頑張りすぎていませんか?
対策1〜疲れは毎日解消することが基本!
その日の疲れはその日のうちにとってしまうことが基本です。若い方は特にこの点がおろそかになりがちで、ついつい無理をして気がついたら長期休養が必要なほど疲れがたまりすぎてしまう、病気になってしまうこともあります。
疲れをとるために重要なことは睡眠と食事。このあとの項目で解説しますのでぜひご覧下さい。
ミスしてしまった〜仕事の失敗はバネになるのか
仕事で大きなミスや失敗を犯してしまうこともモチベーション低下の原因となります。
私たちは失敗をバネにしてさらなる成長の機会を得ることもできますが、同様に心が折れてしまったり、嫌になって投げ出してしまったりすることもあるものです。
特に自信のある仕事やミスしたことがない業務で失敗を犯してしまうと、モチベーションはかなりぐらついてしまいます。
対策2〜魔法の呪文「次から気をつけよう」〜失敗の原因を客観的に分析
もしミスや失敗でモチベーションが下がりそうだと感じたら「次から気をつけよう!」と自分に喝を入れて、気持ちを切り替えて必要な行動に移りましょう。
失敗が原因でモチベーションが低下するとき、多くの方は先に原因の追及をしてしまいます。こうすると「あのようにしておけば良かった」「やるんじゃなかった」など後悔の念が押し寄せて心が疲弊してしまいます。
しかしミスや仕事をした時、原因の分析や信頼回復よりも大切なことはリカバリーです。失敗の傷が広がらないうちに早めに対処するためにはくよくよ考えている暇はありませんよ。
リカバリーのための行動で全力を尽くし、問題が収束した段階で改めて必要ならばお詫びをし、失敗の原因を客観的に分析しても十分間に合います。
大切なことは「次から気をつけよう」と気持ちを切り替えて行動すること。行動で後悔の念や自責の念を吹き飛ばしてしまいましょう!
報酬が下げられた・納得できない額のまま引き受けた
金銭がモチベーション向上に寄与するかどうか、これはフリーランスの考え方や個性によりますが、納得のいかない報酬で仕事をすることは誰にとっても不本意なことです。
このような事態を避けるためにはどうしたら良いでしょうか?
対策3〜仕事を請ける基準と理由を明らかにしておく
納得のいかない報酬で仕事を引き受けないためには、まず自分の最低基準額を明確にしておきましょう。時給換算で◯◯円、毎月◯◯円の収入見込みが立つといった基準を自分なりに作り、これに合致するものだけ引き受けることが理想です。
基準額を下回る金額、多少納得のいかないままで仕事を引き受けるのであれば、
引き受けるに足る理由をいつでも思い出せるようにはっきりさせておきます。
- 新規開拓の分野だから××円でも仕事をする
- 以前お世話になったから今回だけは××円で引き受ける
など自分が納得する理由であればなんでも構いません。
こうして自分なりの落としどころを定めておけば、報酬の額が不満でモチベーションが下がることは少なくなります。
なんとなくやる気が出ない
この前までやる気満々で頑張っていたのに、最近どうもやる気が起きない。
このような原因がはっきりしないモチベーションの低下はやっかいだと思いがちです。
こんなときはどんな対策をとれば良いでしょう?
対策4〜原因がわからないなら今の行動を変える
モチベーションの下がった原因を追及することより、今の行動を変えることをおすすめします。というのも、原因の追及にかかるコスト(時間や精神的疲労など)は大きくなりがちで、さらなる疲労を呼ぶこともしばしばありますし、原因がわかったとしても自分自身ではどうにもならないこともあります。
そのためはっきりしない原因を追及することより今の行動を変えていく方が賢明な場合が多く、「どうすれば今やるべき仕事が楽に着手できるか、終えられるか」に注力し、行動しながらモチベーションを推移させていく方策がおすすめです。
モチベーションの向上と維持に効く4つのコツ
記録とフィードバック〜努力を続けるための秘訣
多少の無理や頑張り、つまりモチベーションを保ち仕事を続けていくためには以下の3つを並行することがとても効果的です。
- 目標を設定する
- 目標までの行動を記録する
- 記録した内容のフィードバックを得る
多くの人は目標設定をするものの、今の自分は目標からどのくらいの距離にあるのか、進むべき方向は合っているのかがわからず不安になります。その得体の知れない不安がいつの間にか「ちょっとさぼってもいいかな」という悪魔のささやきに変わると筆者は考えます。
よって、仕事上の目標を自分で設定し、さらに仕事の内容を記録していくことが重要。さらにフィードバックを得ることで現在の立ち位置や改善点が見えるため、モチベーションを保ったまま頑張れます。
これはいわゆるレコーディングダイエットに似ていますが、仕事もダイエットもすぐに成果が見えないものです。自分の行動や頑張りを可視化して、モチベーションを維持しましょう。
参照:厚生労働省「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」
超基本!食事・睡眠・運動
すでに述べたように、蓄積した疲れやミスはモチベーションの低下を招きます。食事や睡眠がおろそかにすると、脳は疲れ、倦怠感が身体を襲うのは明らかです。
このような状態では仕事上の失敗や品質の低下を招き、モチベーションの低下や自分の仕事に自信を失うことになりかねません。
1日3食の規則正しい食事と8時間前後の十分な睡眠、散歩やジョギングなど定期的な運動は睡眠・身体の疲労感・精神的疲労のすべてにプラスに作用すると言われています。
筆者は断言します!「食事と運動と睡眠は大切な仕事です」
自分にご褒美を用意する〜今夜・明日にワクワクしよう
自分にご褒美を用意することも大切です。
楽しい明日があるから今日を頑張るという考え方は前向きな気持ちにさせてくれます。
ご褒美の用意は人それぞれ。晩酌のビールのために頑張る、ケーキを食べる、新しい本を買う、半年後に海外旅行に行くなどなどご自身がワクワクするご褒美が最適です。
仕事に投資する〜自分を奮い立たせよう
仕事の道具や資料にお金をかけることも効果があります。キーボードを新調してみる、机やいすを変えてみるといった大きなことでも良いですし、文房具や小物といった小さなものもモチベーション維持に効果があります。ちょっとした刺激を楽しみましょう。
モチベーションを保つことは楽しい人生を過ごすこと
この記事ではモチベーションが低下する原因とその対策、モチベーション維持のためのコツをご紹介しました。みなさんは睡眠や食事、定期的な運動など健康に気を使っていますか?
このような基本的なことから、自分へのご褒美、仕事の道具にお金をかけてみることなどはすべて、人生を楽しむことに通じます。モチベーションを維持して仕事を頑張った結果、ご褒美や新しい道具を手に入れ、さらに仕事を頑張りつつ健康でいられる。ささやかだけど穏やかな生活ではありませんか?
好きなことや得意なことを仕事としているフリーランスは幸運です。そんな幸せをどんどん加速させましょう!
参照:フリーランスのためのモチベーションアップ術について解説した記事はこちら
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