何かの作業を行う時、「なんだかここが不便だな〜」とか、「ここはもっと効率よくならないかな〜」と思うことが多々あります。ただ、そういったところに気が付いたとしても、作業内容を変えることはなかなかありません。なぜなら、作業のやり方を変えるには労力が必要だからです。
ところが、ソフトやサービスを使うことで仕事周りが簡単に、また、一気に充実することになります。それは、何でも使えばいいというわけではなく、自分にあったものを選ばなければ、ソフト代やそれを使う時間を浪費するだけの結果で終わります。
そこで今回は、これからフリーランスを始めるにあたって、充実した活動をしたいと思っている人や、既にフリーランスを始めていて、もっと仕事を獲得したい(仕事周りを充実させたい)と思っている人に向けて、ぜひ知っていただきたいソフトやサービスをご紹介します。
仕事周りを充実させることができたり、フリーランス活動の準備につなげられたりすることが可能です。ぜひ、自分自身にあったソフトやサービスを探してみてくださいね。
会計ソフト
フリーランスにとって、会計に関するソフトは必要不可欠なものです。自分の手だけで帳簿をつけて確定申告をするという時代ではありません。会計に有効なソフトについては、下記のリンクでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
データ格納サービス
フリーランスの大きなメリットといえば、自宅や事務所だけではなく、どこでも仕事ができるというところです。そのためには、仕事に使うデータをどこでも使える状態にしておく必要があります。
そこで活躍するものが、「クラウドストレージ」です。データを自分のパソコンやUSBに保存しておくのではなく、クラウド上(=インターネットでアクセスできるところ)に保存をしておくのです。
そうすると、インターネットにつながる環境さえあれば、どこでもデータにアクセスすることができます。フリーランスであれば、この環境は必ず整えておきたいところです。
私がオススメするクラウドストレージサービスは以下の2つです。
OneDrive
Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。Microsoftが提供していることもあり、Office製品との相性が非常に良く、Wordアプリからすぐに呼び出すことができたり、Outlookへ簡単に添付したりすることも可能です。また、クラウドワークスの納品時においても、iPhoneなどからOneDriveを呼び出し、ファイルを添付することも可能です。
リンク:OneDrive
Google Photos
Googleが提供しているストレージサービスであり、一番の特徴は写真データを無制限に保存することができることです。何かに使えそうな写真を撮ることができた際には、まずGoogle Photosに保存しておくことをオススメします。料金は無料で利用することができるため、写真データの保管場所として最適です。
リンク:Google photos
チャットツール
フリーランスと企業との連絡手段として、最も一般的なものはメールですが、次第にチャットツールを使うケースも増えてきました。仕事を始めるにあたり、「チャットツール使ってますか?」と聞かれることも多いです。聞かれた時にドギマギしないように、事前に登録準備をしておきましょう。
企業と使うチャットツールの中でも、もっとも利用率の高いツールがチャットワークです。相手に自分の登録したIDを教えれば、すぐに連絡先が登録されることになります。
チャットワークでは、テキストによる情報連絡だけではなく、Wordなどのファイルの送受信、タスク管理、グループチャットの作成など、多くの機能を利用することも可能です。
リンク:チャットワーク
Slack
チャットワークと同じような機能を利用することができます。企業がIT系の場合、採用されることが多くなっています。スタンプを利用することもできるため、意思表示しやすい仕様になっています。
リンク: Slack
画像加工ツール
撮影した写真や、外部サイトから取得した写真やイラストを加工する機会が、フリーランスになると増えてきます。画像加工ソフトといえば、Adobe PhotoshopやIllustratorが思い浮かびますよね。
現在はソフトとしてではなく、サービスとして月額課金で利用できるようになっていますが、フリーランスの駆け出しの時は費用を極力抑えたいものです。そこでオススメするソフトが「Pixlr」です。
見た目はAdobe Photoshopのような操作画面になっており、画像を重ねることのできるレイヤーや、画像の切り取り、色彩の調節やボカシなど、画像加工をする上で必要となる機能が揃っています。
こちらは無料で利用することができるため、経費を抑えたいフリーランスは必ず抑えておきたいサービスですね。
注意しておきたいところは、インターネット接続をして利用するため、接続が切れるとデータが消えてしまうところです。どんなソフトもそうですが、こまめにデータの保存はしておきたいところです。
リンク: Pixlr
時間管理ツール
フリーランスの管理は、自分自身で行うしかありません。決して他の人が助けてくれることはありません。そんな時に頼りにできるものが以下のソフトやサービスです。
フリーランスの仕事は、会社員と違って時間が区切られていないため、時間をあまり気にせずに作業をしてしまいがちです。ところが、フリーランスは時間が命。どんな作業にどれほど時間をかけているのか把握する必要があります。
そこで活躍するソフトがToggle Timerです。案件ごとに項目を作り、作業前にポチッとボタンを押す。作業が終わればボタンをもう一度押すだけです。これだけで工数管理が完了です。
工数の状況は、「Report」という機能を使って、グラフィカルに表示させることができます。私は、月末締めの後、売上とともに工数の状況を確認し、時間がかかりすぎている案件が無かったか、確認するようにしています。
リンク: Toggle Timer
Googleカレンダー
ホリエモンも愛用しているGoogleカレンダー。予定を入れるだけではなく、タスクを登録したり、他のメンバーとスケジュールを共有したりすることもできます。
最近はより視覚的な表示に力を入れているようで、カレンダー一覧の表示にすると、タイトルとともに登録した場所の画像も表示されるようになっています。
私は、1日のスケジュール状況を朝イチで確認したいため、アラート通知を朝7時ごろになるよう設定しています。そうすることで、1日のスケジュール状況をすぐに把握することができるのです。
まとめ
私がフリーランス生活を送っている中で、重宝しているソフトやサービスを中心にご紹介しました。これらには本当に助けられています。
意外とフリーランスのためのソフトやサービスが紹介されている記事やコンテンツは少なく、これからフリーランスになろうという方が知る手段が限られている現状があります。
フリーランスは全て一人で行わなければならないことはデメリットですが、便利なソフトやサービスを自由に使えることは大きなメリットです。
会計だけではなく、データ格納やチャットツール、画像加工や時間管理など、フリーランスが押さえておくべき改善ポイントは多くなっています。今回ご紹介したソフトやサービスの中で、自分にあったものを探してみてはいかがでしょうか?
また、「こんなことを効率化できるソフトやサービスは無いの?」など、知りたいことがあればぜひ教えてくださいね。そして、今回ご紹介したソフトやサービスで有益なものがあれば、ぜひ周りの人たちに教えてあげてくださいね。
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