サラリーマンとは違う!フリーランスの営業のしかた

フリーランス基礎知識 案件獲得・営業

フリーランスの営業

フリーランスの営業の方法は、サラリーマンとは異なります。サラリーマンであれば、会社がバックについていますから、会社のネームバリューや実績、これまでの付き合いなど営業の力になる材料がたくさんあります。しかし、フリーランスはこれらの材料を自分で用意しなければいけません。まずは、営業を開始する前に、しっかり準備をすることが大切です。

この記事では、フリーランスの営業のやり方がわからない方・できれば営業をやりたくない方のために、営業の方法やポイント、営業をせずに仕事を探す方法をお伝えします。

それでは、営業を開始する前の準備から説明していきます。

営業の前準備をしよう

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突然営業を始めても、クライアントに受け入れられる確率は低いです。以下の、十分な準備をしてから営業に挑みましょう。

自分のアピールポイント(強み)を見つける

クライアントにアピールする、自分の強みや利点を考えてください。たとえば、案件をスムーズに進めるためのコミュニケーション能力や対人関係の調整力、スピーディでミスのない作業ができることなどです。

できること・スキルを整理する

自分の持っている能力を、棚卸ししましょう。フリーランスで働く方は、クリエイターやエンジニアの方が多いので、自分になにができるか整理しておくことは非常に重要です。たとえば、デザイナーの方ならPhotoshopやIllustratorが使える、プログラマーの方ならJavaやC#が使える、といったことです。できることは、最大の武器になります。

過去の実績や経歴を整理する

過去に担当した業務や経歴、取得した資格などを書き出しましょう。過去に担当した業務は、できればクライアントに見せることができるように、実際のサイトやプログラムなどがあるとアピールしやすくなります。過去に就職された経験がある方は、在籍していた企業の説明ができると良いです。

ポートフォリオを作成する

上記の強み・スキル・実績が整理できたら、ポートフォリオを作成してみましょう。できればサイトを立ち上げることが望ましいですが、それが難しいのであれば印刷物でもかまいません。しかし、サイトそれ自体も実績とみなされるので、印刷物より効果があります。デザイン性が高いことに越したことはありませんが、それよりも重要なのは、クライアントに自分の実力をしっかり理解してもらうことです。わかりやすい、伝わるポートフォリオを心がけましょう。

多くの方が、ポートフォリオサイトを持っています。
参考にしたい日本人クリエイターのポートフォリオサイト 40

サイトでポートフォリオを作成する場合は、無料ブログ等ではなく、独自ドメインとレンタルサーバーを借りましょう。自分の存在をアピールする場として、独自のサイトを持っている方が有利です。レンタルサーバーは、安価なものであれば月500円~2,000円程度でレンタルできますし、独自ドメインも年間1,000円~3,000円程度で済みますから、このくらいの投資はしておくと良いです。

サイトを作成するときには、WordPressを利用すると比較的簡単に作成できます。WordPressはテンプレートも充実していますし、最もメジャーなブログシステムで案件も多いので、得た知識は実務にも役立ちます。印刷物でポートフォリオを作成する場合は、WordなどのワードプロセッサでOKです。

名刺を作成する

サラリーマンは、名刺を会社から支給されることが多いですが、フリーランスの場合は、もちろんだれも作ってくれませんから、自分で作らなければいけません。名刺に記載する項目は、以下のものが挙げられます。

  • 肩書(フリーランス・デザイナー・エンジニアなど)
  • 氏名
  • ロゴ(印象に残りやすい事業ロゴマーク)
  • 顔写真
  • 住所
  • 電話番号(携帯もしくは自宅)
  • メールアドレス(Gmail以外のフリーメールは避ける)
  • ウェブサイトURL(ポートフォリオなど)
  • SNSアカウント(Twitter・Facebook・LinkedInなど)
  • プロフィール(裏面に経歴・資格・スキルなどを記載する)

名刺はさまざまな人に渡すことになりますので、渡す人によって名刺を使い分けることをおすすめします。たとえば、あまり付き合いたくない(信頼できない)人には、最低限の情報だけの名刺を渡すといったことです。2種類以上の名刺を使い分けたほうが、余計な付き合いで時間をとられることが少なくなります。

仕事の条件を決める

仕事を引き受ける際の、条件を決めておきましょう。職種にもよりますが、料金単価や納期、契約方式などです。いくら仕事を引き受けたいと言っても、あまり料金を安くし過ぎないようにしましょう。後から料金を上げることは、なかなかできないので、最初から作業に見合った金額を受け取るようにします。仕事のスピードは重要ですが、間に合わない納期を約束しては信頼失墜につながります。予定通りに行かないことを想定して、やや余裕を持たせたスケジュールにします。

営業先を見つけよう

営業の準備ができたら、営業先を探しましょう。以下の2つの方法があります。

現在の人脈から探す

在籍していた会社や友人、知人などを頼りに、人づてに営業先を探す方法です。特に、会社の取引先は、今までの実績がありますから、仕事がもらえる可能性が高いです。しかし、会社の看板があるのとないのとでは全く状況が違いますので、あまり期待し過ぎないように。

セミナー・コミュニティで人脈を作る

ビジネスセミナーやフリーランスコミュニティなどで新規営業先を開拓する方法です。この方法だと、いろいろな業種の方がいますので、予想もしなかったビジネスと出会える可能性があります。積極的に交流して、名刺を交換しておきましょう。

営業に行こう

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営業先が決まったら、いよいよ営業活動です。ここでは、営業のポイントと注意点を説明します。

クライアントを惹きつけるポイント

最初の時点では、依頼内容がはっきり決まっていないことが多いです。そのため、詳細はクライアントと話し合って決める必要があります。クライアントが依頼分野についてよくわかっていなかったり、考えている方法が最善ではなかったりする場合、本当に望んでいることをうまく聞き出して提案しましょう。それが、信頼につながります。

こんな営業は失敗する

フリーランスになると、自分で処理しなければならない業務が多くなり、単純にアポイントの日時を間違ってしまったり、忘れたりすることがあります。これでは、いくら仕事ができても信頼にキズがついてしまいます。スケジュールは、Googleカレンダーなどで管理して、リマインダー(メールやスマホで通知してくれる機能)を設定しておきましょう。

営業しない方法

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「営業は苦手だ」、「営業はしたくないな」といったフリーランスの方のために、営業せずに仕事を見つける方法を紹介します。

ポートフォリオサイト

ポートフォリオサイトで、自分の情報を発信して、仕事の依頼を受け付ける方法です。たとえば、「お仕事の依頼はこちら」といったリンクをメニューに作っておき、リンク先のページで、依頼できる仕事の内容と依頼方法を記載しておきます。受動的な方法になりますが、ポートフォリオの内容を評価してくれた方が依頼してくるので、受注率も高くなります。

クラウドソーシングサービス

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで仕事を探す方法です。クラウドソーシングサービスには、常時たくさんの依頼が登録されています。その中から、自分で引き受ける仕事を選ぶことができます。早くコンタクトを取るほど受注確率が上がりますので、誰よりも先に提案をしましょう。

エージェントサービス

クラウドテックなどのエージェントサービスに登録する方法です。エージェントサービスの担当者の方が、仕事の紹介から契約の調整までサポートしてくれますので、営業をすることなく契約までこぎつけることができます。

まとめ

営業をする際には、どんな業種であってもノートパソコンやタブレットを持っていたほうが良いです。ポートフォリオを見せるのにも役立ちますし、提案もしやすくなります。まずは、営業の準備から始めてみましょう。あなたの営業はうまくいきそうですか?

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