高報酬に高スキル?ITエンジニアが海外で働くメリット・デメリット

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みなさん、世界の共通言語といえば英語だけだと思っていませんか?もちろん英語は世界中で使われている言葉のひとつですが、ITエンジニアにとってみればJAVAやPHPといったプログラミング言語も世界共通言語と言えるはずです。

あなたのプログラムやアルゴリズムは世界中どこにいっても使うことができる素晴らしいツールであり、ITエンジニアとしての能力もまた世界中で通用するものかもしれません。

さて、この記事では海外に目を向けているエンジニアのみなさんのために、気になる報酬や海外で働くメリットデメリット、さらには海外で働くために乗り越えるべき壁などをご紹介します。

参照:海外でフリーランスを目指す人におすすめの職種を紹介した記事はこちら

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目次

海外のITエンジニアの報酬は?

働く以上、どうしても気になるのが報酬ですね。もちろん日本を飛び出して海外で働く経験そのものが素晴らしいと捉える方もいらっしゃると思いますが、それでも報酬はとても大切な要素です。しっかり確認しましょう。

筆者独自の調査によると各国エンジニアの報酬はおよそ次のような結果となりました。

表1:日本と各国のエンジニア平均年収

国エンジニア平均年収日本との比率

日本4,680,0001.00
アメリカ7,447,4401.59
シンガポール6,015,9601.29
フランス6,127,6801.31
換算レート:1ドル=120円 1シンガポールドル=85円 1ユーロ=130円         (単位:円)

みなさんはこの数字を見てどのように考えますか?

日本のエンジニアの評価は低い、海外に行けばもっと評価されるのではないかといった印象をお持ちかもしれませんね。

もちろん報酬は仕事に対する社会からの評価尺度の一つです。しかしながら、日本においてもITエンジニアは必要とされている仕事の一つであることは変わりありませんし、求められる人材であることは間違いありません。

あなたがITエンジニアとしてどのようなキャリアを歩んでいきたいのか、その上で海外で働くことはそのキャリアにどのように貢献するのかといったところまできちんと考えることが大切なことは言うまでもありませんね。

ITエンジニアが海外で働くメリットデメリット

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この項ではITエンジニアが海外で働くことのメリットとデメリットをご紹介します。
中にはITエンジニアに限らず、海外で生活することのメリットやデメリットに当てはまるものもありますが、海外で仕事をすることを考えている皆さんには有用な情報だと思いますよ。

<メリット>

  • 日本より高い報酬が手に入る可能性が高い
  • 技術力をさらに磨くことができる
  • 日本を客観視して、かけがえのない経験を積める

<デメリット>

  • 日本で働く際、海外経験がマイナスに働く可能性がある
  • 治安や医療面の不安

メリット1:日本より高い報酬が手に入る可能性が高い

報酬に関しては言うまでもなく、上で挙げた通り高い報酬を手にすることができる可能性は高いでしょう。ただし考えておかないといけないことは、現地の物価や日本を離れているが故にかかってしまう生活コストです。

みなさんは日本は物価が高いというイメージをお持ちだと思いますが、かといって海外に行けば安く生活できると考えるのは尚早です。

上の項で挙げたシンガポールは、エンジニアの平均報酬は日本の1.29倍です。しかしながら世界で一番生活費がかかる国はシンガポールという調査結果がありますし、さらに2位はフランスのパリだそうです。
少なくとも、日本で働くより良い収入を得ながら、海外で安く生活しようといった考えはちょっと甘いと言わざるを得ないと思います。

メリット2:技術力をさらに磨くことができる

世界からエンジニアが集まる場所には必然的に優秀な人材が集まると考えるのが自然です。シリコンバレーで大きな資金を調達するようなベンチャー企業、世界中に求人を発信している企業には優秀なエンジニアがたくさん集まることでしょう。

その点から考えると、あなたが日本のエンジニア生活に閉塞感を感じているならば海外を目指すという選択肢も視野に入ると思いますよ。

メリット3:日本を客観視して、かけがえのない経験を積める

筆者としては日本のエンジニア事情、労働事情を客観的に評価できる点は海外に行く大きなメリットの一つだと思います。特に契約やジョブディスクリプションの考え方は日本より海外のほうがシビアなようです。したがって今の職場に有りがちな「これは私の仕事なのか?」といった疑問を抱きながら働くことも海外に行けば少なくなるかもしれません。

しかしこれは、日本と海外のどちらが良いかという比較ではありません。あくまでも働き方や契約の厳密さの違いです。考え方や文化の違いは優劣をつけるものではなく、あくまでも相対化してどんな違いがあるのか、自分にとって働きやすいと思えるところはどこかという点からまずは考えるべきでしょう。
そして海外の働き方に興味があれば実際に飛び込み、現実はどうなっているのかを経験することがあなたのエンジニアとしての幅を広げてくれるでしょう。
これこそがメリットかもしれませんね。

デメリット1:日本で働く際、海外経験がマイナスに働く可能性がある

デメリットとしては、海外経験を持っているため敬遠される可能性は否定できません。海外経験が足かせとなり、すぐに他の職場に行ってしまうのではないか・契約を振りかざされるのではないかと思われる可能性も否定はできません。
しかし海外経験のあるエンジニアがこのような企業を選ぶとは考えにくいです。海外経験を評価してくれる企業を選択することでこのデメリットは回避できるでしょう。

デメリット2:治安や医療面の不安

日本のような国民皆保険制度を取り入れている国はあまりないようです。不慮の怪我や病気で救急救命に掛かれば、数十万円〜数百万円の請求が来ることもあるそうです。筆者の知り合いは救急車で1回運ばれ、1日入院した結果60万円の請求がきたとのこと。海外滞在用の保険に入っておくなどしっかりとした準備が必要でしょう。

海外で働くためのハードルは?

では海外で働くために乗り越えなければならないハードルはどのようなものがあるでしょうか?技術・語学力・ビザの面から考えてみましょう。
<技術>
技術に関しては入社する際に書類選考やインタビューがあるため、ここを乗り越えられるような実績が必要です。必須なものとしてはアルゴリズムやデータ構造、オブジェクト指向の考え方といったところだと思われます。具体的な選考プロセスはインターネットにも情報があるため、参考にしてみてください。

<語学力>
語学力については、インターネットで海外の最新技術動向を把握したり、エンジニアブログから情報を収集して今の仕事にフィードバックしたり、顧客の業務内容についても英語でコミュニケーションできるくらいの語学力が必要だと思われます。現地で語学力を鍛えるという考え方もあると思いますが、履歴書の作成や面接を切り抜ける必要もあります。海外で働く大前提としてしっかりとした語学力を身につけておきたいところですね。TOEICやTOEIC SWテストを基準として、さらにエンジニアの分野で使える英語を身につけていくのがよさそうです。

<ビザ>
基本的には就労ビザが必要になります。ビザの取得には国によって様々な条件があり、語学力の証明や日本での就労経験などが基本となるようです。今の職場を辞めて海外に就職するのであれば、ビザ取得にかかる条件はもとより、期間や費用もしっかりと確認して計画を立てることが必要です。

ITエンジニアの道は世界に広がっている

「ITエンジニアが海外で働く」この観点からいろいろなことをご紹介しました。
いうまでもなく、海外で働くことは決して簡単なことではありません。しかしあなたの人生はあなたで決めるもの。海外で働くことを目標に掲げるのは、あなたのエンジニアとしてのスキルアップにつながること間違いありません。
もし現在の生活で閉塞感を感じているなら、外に目を向けることで新しい視点から現在の生活を見直すこともできるようになるでしょう。
あなたのエンジニア生活は充実していますか?
ぜひこの記事をきっかけにあなたのさまざまな可能性に目を向けてください!

参照:海外でフリーランスを目指す人におすすめの職種を紹介した記事はこちら

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