日本にもフリーランスの協会がある!〜個人事業主が協会に所属する意味やメリット | クラウドワークス テック(旧クラウドテック)

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日本には「協会」と呼ばれる組織が数え切れないほどあります。この協会とはある目的を達成するために結成された組織でのことで、会員同士が協力して組織を維持しています。フリーランスは個人事業主のため組織というとなんだか抵抗があるかもしれませんね。

しかし日本にはフリーランスの協会がいくつか存在し、それぞれの会の目的にそって活動しています。個人事業主でありながら組織を利用することもメリットがありますよ。この記事ではフリーランスの協会の紹介や所属するメリットなどをお伝えします。ぜひご覧下さい。

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目次

フリーランスが協会や組織に所属するメリット

人脈が広がる〜人のつながりは財産

ビジネス書や自己啓発書などあらゆるところで言われる「人脈」という言葉。みなさんは意識して拡げようとしていますか?

仕事は誰かが発注してくれるからこそ得られるもの。そのため仕事の入り口としての誰かとつながりを持つこと、すなわち人脈を拡げることはとても重要です。特に独立したてのフリーランスにとっては「自分の存在を知ってもらうこと」こそ仕事を得るために必要なことですから、自分の売り込みはとても大切ですね。

Twitter、FacebookなどのSNSやインターネット上にあるツールを使って自分を売り込むことも大切ですが、リアルな人とのつながりである人脈も非常に重要です。

意識しないと広がらない〜人脈を買うという意識

人脈は待っていても広がりません。拡げるためには自ら行動を起こすことが重要で、セミナーに参加する、異業種交流会に出るなどアクションを起こす必要があります。

ただ、このような会の参加者はどうしても自分を知ってもらうことに注力しがちで、場合によってはお金になりそうな話にしか興味を示さない人がいることもしばしばです。

本当に強い人脈とは何か

本当に強いつながりとは「利害を超えた目的を持った人同士のつながり」です。協会のような組織に所属することは、目先に仕事に囚われない高い視点の目的を共有する仲間を得るために有用なことです。

帰属意識を持つことができる

フリーランスとして仕事をしているとどうしても感じてしまうのが「孤独」です。仕事や案件探しなどひとりで頑張っている時、なかなか良い案件が見つからない時など「このままで大丈夫だろうか」と不安になってしまうものです。

不安の原因は孤独感です

この不安の原因こそが「孤独」です。ライティングのトライアルで不合格になった、スキルシートを提出したが芳しい返事がもらえないなどつらいことが重なると「自分は誰にも必要とされていないのではないか」と言った気持ちすら抱くこともあります。

しかしあなたがどこかの組織に所属してれば、あなたの存在価値や居場所が保証されます。つらい時は独りのフリーランスではなく、◯◯協会に所属しているフリーランス、◯◯協会で仲間に囲まれているフリーランスだと気持ちを切り替えることで不安は徐々に解消されるでしょう。

家庭を持っている方であれば、フリーランスである前に夫である、母であるなど不安の原因になっている仕事から自分を引き離すこともできます。

組織や協会に所属していること、すなわち帰属意識は不安の原因から目を離すために役立ちます。

協会の制度などメリットを活用できる

協会は会員が会に協力することで運営され、目的達成に寄与するアクションを起こすことが出来ます。そのため多くの協会は会員に対して何らかのアドバンテージや福利厚生のような制度を有しているようです。

エージェントとして仕事を探す制度、契約書の作成代行、福利厚生施設、PRサポートなどフリーランスひとりではなかなか実現できないことや業務を効率化するための制度が設けられていることもあります。これらをうまく活用することで、ご自身の仕事を楽に進められるようになるでしょう。

会員としての義務を果たすのはメリット?デメリット?

協会のような組織に所属するとここまで書いたようなメリットを得られる反面、会の運営に協力しなければならないことは言うまでもありません。代表的な協力方法は会費を納入することですが、他にも協会によってはなんらかのボランティアなどの義務が発生することも考えられます。

このような義務ははたして協会に所属するデメリットでしょうか。金銭的時間的に損失があると考えればデメリットですが、制度や人脈から得られるメリットがデメリットを上回ればいわゆる「元が取れる」ため、協会の運営に協力することをデメリットと考えるのは早計です。

協会のボランティアで心を豊かにする

上にも書いた帰属意識を高める意味で、協会や他の会員のために何かのお手伝いをすることもおすすめします。フリーランスの仕事はほとんどすべて契約に基づいたものですが、金銭が絡むためどうしてもドライな人間関係になりがちです。
心の交流は金銭が絡まない、ボランティアなどから生まれるものであり、時間や労働を適度に差し出すことは心を豊かにして普段の業務に良い影響を与えるでしょう。

日本にあるフリーランスの協会

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日本にはいくつかフリーランスのための協会組織があります。ここでいくつかご紹介しましょう。

日本フリーランス協会

日本フリーランス協会は2007年に設立された非営利型の一般社団法人で、フリーランスと法人の間でさまざまなサポートを行っています。
フリーランスの人材データベース、納品・作業完了保証制度、機材購入サポート、団体保険や共済制度などフリーランスが仕事をしやすくなる制度があります。
協会の目的はこのようなフリーランスの事業幇助や啓発が中心です。会員数は2011年4月時点で38,101名、正会員数は2,610名とたくさんの会員を擁しています。

参照:一般社団法人「日本フリーランス協会」

日本フリーランスウーマン協会

日本フリーランスウーマン協会は女性フリーランスの活躍を支援することを目的とした協会で2012年に設立されました。女性起業家支援としてクライアントとの間に立ち連携を取る業務や業務の受託、イベント共催などを行っています。女性フリーランスは子育てや家庭など男性に比べるとまだまだ活躍へのハードルがあることは否めません。この協会にはこのような悩みを抱えがちなフリーランスが他の起業家と繋がれるメリットがあるでしょう。

参照:一般社団法人「日本フリーランスウーマン協会」

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会は1990年に設立、インテリアコーディネーション業務を行うフリーランスによって運営されており、企業・フリーランス・エンドユーザーなど関わる方すべてに資することを目的とした団体です。
インテリアへの造形をさらに深めるための勉強会や研修など会員同士の交流のみならず、インテリア産業に関わる企業との懇親会など活発に活動しているようです。

参照:一般社団法人「日本フリーランスインテリアコーディネーター協会」

フリーランスという働き方と組織に所属することは矛盾するのか

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フリーランスの皆さんは、組織に所属することに抵抗がありますか?
フリーランスという働き方は個人をメインにした働き方であり、自己実現や自分らしい生き方を実現するための方法として注目されています。そのため協会のような組織に所属することに抵抗がある方も多いでしょう。しかし組織には組織のメリットがあります。ご自身の能力をいっそう開花させるために、誰かの力を借りることも有用な方策です。

参照:クラウドワークス テックのユーザー交流会について紹介した記事はこちら

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