転職のミスマッチを減らす! ITエンジニア向け求人詳細から本質を見極めるための読み解き方

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正しい転職サイトの読み解き方

IT業界の人材流動性は他の業界に比べると圧倒的に高いです。特にITエンジニアの需給バランスは需要のほうが未だ大きく、ITエンジニアは綺麗なキャリアアップができるような転職方法を見つける必要があります。

一般的には、転職市場において3回以上の転職をしてしまうとそれ以降はキャリアダウンに繋がる可能性が高くなると言われています。つまり、3回目までの転職で上手にキャリアを積み上げ、3回目の転職では転職先の企業の主軸となれるようなポジションを確保することが必要になります。

また今後5年〜10年を考えると、東南アジアなどの安価な労働力が日本に流れてくることも推移出来ます。つまり、あなたと同じ技術力でも安価な給料で働いてくれる人たちが増えるのです。このような背景から、ITエンジニアの需要はまだ高い水準を維持することが予想されますが、「日本の」ITエンジニアはその限りではないことが明らかです。

現在転職を考えられている方は、そういった背景を理解し、あなたのキャリアにとってプラスとなる転職をしたいですよね。市場価値を維持または向上させたままでの転職活動ができるようには、ITエンジニアにとって良い環境が揃った場所で働く必要があります。あなたにとって働きやすく、能力を伸ばしやすい会社はどこであるか、それを求人詳細情報から読み取ってみましょう。

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目次

求人情報のココに注目!上手に見つけるポイントとは

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チームの開発手法についての言及の有無

求人詳細にエンジニアやデザイナーチームでの開発手法について触れられているか、言及されているかが1つの見極めポイントです。最近、イケていると言われる開発チームにはもれなく開発手法へのこだわりが存在しています。

例えば、「スクラム」「リーンスタートアップ」などがそれに該当します。エンジニアやデザイナーなどの開発陣を含めたチームで、良いプロダクトを作るためにはチームで様々な工夫がなされているのですが、ここ数年のトレンドでいえばスクラムやリーンスタートアップを採用しているチームが多いです。

求人情報にまでこのような開発手法について言及している企業は、チーム運営や開発手法に対して力を入れている証拠であり、制作陣と非制作陣とのコミュニケーションがうまくいっている場合が多いです。一方で、このような手法を取り入れていない企業というのは、営業チームとの溝が存在していたり、マネージャーとの連携が上手く行っていない可能性があります。

ITエンジニアとして周りのチームメンバーと気持よく働き、良いプロダクトを開発していきたいという方であれば、開発手法について言及されているかどうかを確認してみましょう。

開発言語のバラエティが多すぎないか

求人情報に「PHP, Ruby, Perl, Pythonなどを使った開発経験がある人を求めています」のように記載されている場合は少し注意が必要です。

理由としては、最近では企業として1つの言語に絞って技術力向上を目指しているところが多いからです。
多くの開発言語での求人募集があるということは、それだけの数、社内にITエンジニアチームが存在しており、複雑な構成になっている場合が多いです。PHP開発チーム、Ruby開発チーム、Perl開発チームなどです。

このように多数の開発言語を抱える企業は何点か問題があります
まず第一に、開発言語に関する知識共有の横のつながりが薄れてしまうことです。もし企業として1つの開発言語に絞っていれば、その言語に対する意見や情報が一気に社内に蓄積し、技術力が向上することになります。
一方、複数の開発言語チームがある場合はPHPの技術はPHPチームだけ、Rubyの情報はRubyチームだけに留まってしまう可能性があります。もちろん、他の言語をやっているからこそ得られる視点などはあるのですが、あまり大きなメリットとは言えません。
ただし、巨大企業においてはこの限りではありません。

第二に、技術の取捨選択ができずに複数の開発言語を使ってサービスを運営しているという背景が読み取れてしまうからです。数年前にトレンドだったPHPを使っていて、その次にRubyが流行ったからRubyを導入し、今度はPythonの流れがきたからPythonを使っている…というように技術選択の意思決定が甘い可能性があります。優秀なCTOがいる会社であれば、次々に開発言語を増やさずに、既存の言語をいつまで使用し、どのタイミングで他の言語に切り替えるかなどを十分に吟味し、慎重な判断を下します。

開発言語がトレンドを追っているか

上記の内容と反するように見えるかもしれませんが、最新の技術トレンドをキャッチアップできているかを求人情報から読み取りましょう。ITエンジニアにとってトレンドは非常に重要です。プログラミング言語は陳腐化しやすく、いつまでも流行が過ぎた言語を使っていると市場価値が逓減していってしまう可能性があります。

例えば、iOS開発言語のSwiftやフロントエンド開発に使うReact.jsなどが良い例でしょう。これらの言語をメインの開発言語としている必要は必ずしもありませんが、社内のITエンジニア勉強会などでこのような言語に興味のある人たちが集まり、それらの勉強をキャッチアップしていっているかどうかは求人情報から読み取ることが出来ます。

このような技術トレンドに対してどのように企業・エンジニアチームとして対峙し、うまくプロダクトに反映させているかどうかは求人案件の紹介文などに顕著に表れます。良い例として、ニュースアプリを運営しているG社の求人情報を抜粋すると、「競争が激しいマーケットで優位性を確保するために、同社は先端のテクノロジーや開発手法をいち早く取り入れている。これまでの例では、コンテナ型仮想化技術の「Docker」やGoogleの開発言語の「Go」といった最新技術を、サーバサイドを含む開発プロセスに取り入れてきた。その高い技術力が同社の競争優位性に繋がっているのだが、それを支えるのが業界トップレベルの技術開発チームだ。」のような紹介文が書かれています。

さいごに

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以上のようなポイントを求人詳細からしっかりと読み取り、理想の企業で働けるようにしましょう。また、他のチェック項目としては「社外での勉強会やカンファレンスへの出席補助制度があるかどうか」や「開発に必要なパソコンやキーボードの支給制度」なども必ず確認しておきましょう。

ITエンジニアにとって勉強会やカンファレンスは非常に大切です。自分の技術力を研鑽するためにはできる限り興味のあるイベントに出席したいですよね。それなのに意外と社外勉強会やカンファレンスに関する制度がない会社もあるのです。
社外勉強会は業務時間後であるため、そこまで大きな問題にはなりませんが、カンファレンスは平日を丸一日使う場合があり、有給申請する必要がありますよね。ひどい会社だとそもそもカンファレンスのために有給申請することに対して前向きでなかったりします。
逆に良い会社の場合は、カンファレンスの出席費用までサポートしてくれている場合があります。この違いは単なる制度の有無の違いだけではなく、ITエンジニアの気持ちをどこまで会社が理解しているかが現れているという点で非常に重要です。同様の理由でエンジニアにとって大切なパソコンなどの開発作業環境に対する福利厚生も確認しておきたい項目ですね。

ビジョンなどはどこの会社も魅力的に記載していますが、そういった内容だけに気を取られず、実際に働いた時のイメージを持ってチェックするようにしましょう。

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