建前ではなく本音のITエンジニアの退職理由10選を一挙ご紹介!

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あなたが会社に勤めていると、知り合いだった先輩や同僚、後輩が突然退職することを知ることがあるでしょう。その時に聞く退職理由は、形式的なもので、本音の退職理由では無いかもしれません。

厚生労働省が発表している平成25年雇用動向調査結果によると、平成25年の情報通信業の離職率が9.4%となっており、ITエンジニアの10人に1人は退職をしている統計が出ています。高い水準ですね。

そこで、今回の記事では、面接の際に言うと印象が良くなる形式的な退職理由ではなく、退職するITエンジニアの本音を一挙にご紹介していきます。

現役ITエンジニアがどんなことが不満・要因で退職していくのかを知ることで、あなたと他者を比較することができるでしょう。

参照:厚生労働省「平成25年雇用動向調査結果の概況:結果の概要」

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目次

ITエンジニア退職者の本音10選

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それでは、現役ITエンジニアから聞こえてきた退職理由を10個ご紹介していきます。これらはどれも、私の身近にいた人たちから聞いた退職の本音です。ぜひ読んでみてくださいね。

1.給与などの金銭面に不満を感じるようになった

IT業界に限らず、一般的な退職理由として挙げられるものは「金銭面」でしょう。正社員として会社内部にいるだけでは、階級が上がったとしても大きな給与額の上昇にはつながりにくいものです。

会社側としては、決められた給与テーブルに縛られるのではなく、優秀な社員に対しては、大幅に月給を引き上げるなど、成果に応じて給与に反映させる必要があるでしょう。

2.転職することによりスキルアップをはかる

より高度な、難しい仕事に携わることを目指して転職をするケースもあります。技術力や経験を高めることにより、自分の価値も上がっていきます。仕事に意欲的な社員において出やすい退職理由ですね。

仕事に意欲的な社員は貴重です。そんな社員に単調的な仕事を長期的に与えていると、やる気が無くなり、将来における焦りが生まれてきます。社員の希望をよく聞き、難易度の高い仕事にあえて就かせることも大事です。

3.IT業界よりも魅力がある他業界へ転職をする

IT未経験者から出やすい退職理由です。IT業界に転職してみたものの、「私には向かない」と感じ、他の業界に移っていくITエンジニアも結構います。IT未経験者は特に、「IT業界にはどんな仕事があるか」ということを知りません。目の前の仕事に精一杯で、自分のキャリアパスを冷静に描くことが難しいのではないでしょうか。

そんな社員に対しては、IT会社が行っている業務のどんなところに魅力があるのか、どんな仕事があるのか、ということを広く認識させることが効果的です。そして、定期的に実際に会って会話をしていくことも大事ですね。

4.人間関係がうまくいかない

ITの現場は個人プレーではなく、チームで動くことが多くなっています。自分の会社の社員同士はもちろんのこと、常駐先のお客様や、関係部署の担当者、そして上司や後輩などとの間の人間関係がうまくいかないと、出社することが嫌になってしまいます

上司としては、現場で悪い兆候が出ていないか、メールなどの日々の様子をチェックしたり定期的な面談を行ったりして確認しておく必要があるでしょう。また、人間関係の問題は、ITエンジニア1人で抱え込みがちです。相談しやすい環境作りをして、まずは話を聞いてみることが効果的です。

5.労働時間や通勤など労働条件が悪い

現場によっては、月の残業時間が80時間を超えていたり、自宅から現場までの通勤時間が、片道2時間を超えていたりということがあります。そのような場合、ITエンジニアに対する負荷が高くなり、モチベーションが異常に下がることや、精神的・体力的に問題が生じる場合があります。

労働時間に関しては、ブラック企業の公開を推し進める時代の流れもあり、長時間化が常態化してしまうと、常駐先にとっても労働を管理できていないということで批判対象となる可能性があります。ただ、時間管理はITエンジニア自身もしっかり把握をして、労働が長時間化しているのであれば、上司やお客様と交渉をしていくべきでしょう。

通勤時間に関しては仕方がない部分もありますが、ある程度勤務期間が経過したのであれば、違う現場への参画などを模索するべく動いた方がいいでしょう。

6.精神的な疾患や家族の介護

現場のリーダーなど、重要なポジションにおけるプレッシャーに押しつぶされ、精神的な病気になり、出社が困難になってしまうことがあります。また、自分自身ではなく、家族が病気にかかり、その介護のために会社を辞めざるを得ないケースもあります。

精神的な病気は、真面目で責任感が強いITエンジニアがかかってしまう傾向にあります。人間関係の問題と同様に、早めに周囲に状況を伝えることが非常に大事です。また、家族の介護の場合には、雇用の継続が難しかったとしても、いつでも戻れるような体制を作っておいて欲しいものです。

7.キャリアパスが不透明で先行きが見えない

IT業界未経験で入社した社員はもちろんのこと、ある現場における勤務期間が長く、他の現場の状況を知らない場合、具体的な今後のキャリアパスを描くことが難しくなります。目の前の業務に追われているだけという意識になってしまうため、業務に対するモチベーションが下がるのです。

そのため、会社としては、自分の会社にはどんな仕事があるのか、その仕事の内容や魅力は何なのか、どのように現場で経験を積み、自分の価値を高めることができるのかなど、より具体的な話を、現場に出る前にITエンジニアに対して行うことが効果的です。

8.技術者が求められる会社で力試しをする

会社創立から間もないスタートアップ企業では、優秀なITエンジニアを強く求める傾向にあります。新しいサービスを立ち上げる際に、システムの構築など、ITエンジニアの力により企業の命運が大きく変わります。そんな未知の世界ではあっても、ITエンジニアとしての力を試したい、貢献したいという思いで転職をするITエンジニアもいます。

「新しいことをやる」ということは、他の会社に行かなくても、現場を変えることで代替可能ではあります。もしかしたら、内部には知らなかった魅力的な現場があるのかもしれません。ITエンジニアとしては、外部の情報だけではなく、内部の案件情報も、営業担当などと強く連携しながら情報収集を進めていくと、より選択肢が広がるはずです。

9.会社員ではなくフリーランスとして独立をする

会社員として働くことに限界を感じ、今までに蓄積した技術を持って、フリーランスとして自分の裁量で活動をしたいITエンジニアもいます。会社勤務とは違い、1つの現場に縛られることが無いため、複数の現場を掛け持つことも可能です。

会社員からフリーランスへという時代の流れは、日々強くなってきているため、会社としても社員を縛り付けるのではなく、ある程度裁量を持たせた社内制度にしていかないと、社員の流出を防ぐことは困難になっていくでしょう。

10.社内風土に合わない

特徴的な社内風土を持っている会社では、社内風土を作るための施策の実行を現場以外でも求められることから、それが嫌になって会社を辞めてしまうことがあります。社内の活動や自宅での業務が増えてしまうんですね。

社内風土を作ることは、会社にとって必要な施策である場合が多いため、まずは会社と社員において会話をする機会を定期的に設けて、認識を日々共有することが大切です。

まとめ

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ここまで10個の退職理由をご紹介してきました。これらは考えられる理由ではなく、実際にあった退職理由となっています。

退職理由には、ITエンジニア自身の問題もあれば、会社との問題、現場との問題など、不満や意欲の方向が多岐にわたっています。そのため、一概に「○○をすれば退職させることを防ぐことができる」ということが言えません。

ITエンジニアの状況を深く知り、話し合いや対処に向けて動いていく必要があるでしょう。

あなたはどんな退職理由を考えたことがありますか?この中にはありましたか?上記以外の退職理由があれば、ぜひ教えてくださいね。

参照: ITエンジニアのすべてを解説した記事はこちら

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