【2015年10月最新版】ITエンジニアのすべてが分かる!仕事のこと、お金のこと

エンジニア(SE)・プログラマ 報酬・単価

ITエンジニアの仕事
景気が上向きになっていると言われている中、消費税が将来10%に上がる時に、食料品などの税率を軽減させるかどうかという論点が、大きなニュースになっていました。

日本全体では景気が上がっていても、IT業界の状況はどうなっているのでしょうか?

IT業界については、経済産業省が発表している「特定サービス産業動態統計調査」という統計で現状を把握することができます。この調査は様々な業界に特化して、売上や事業所数、従業員数の推移を見ることができます。

IT業界の従業員数に関しては、2012年から右肩上がりで増加の一途をたどっています。毎年5%以上の増加率で、現在は27,917人(2015年10月)となっています。

IT業界の業種別に売上を見てみると、

ASP業務やコンテンツ配信業務が、今年4月から前年同月比で10%以上の伸びを示しています。

一方、クラウドの市場が拡大している影響で、

サーバーハウジング・ホスティング業務の売上は下降を続けています。
物理的な機器に対するニーズは、年々弱まっているようです。

また、IT業界の収入については、国税庁が発表している「標本調査結果」から実態を確認することができます。IT業界は、情報通信業であるため、そちらの数値を見てみると、500~600万円を中心とした収入のレンジになっています。平均年齢は38歳前後となっています。

他の業界の収入動向を見てみると、300~400万円台を頂点としたレンジになっている業界が多いことから、IT業界は収入的に良い環境になっているということが言えます。

このようなIT業界の環境を踏まえて、これからITエンジニアを目指すか検討している人で、仕事内容や収入・職種について知りたい方の判断基準となりえる情報をお伝えしていきます。

仕事内容や必要なスキル、働き方、平均給与など、業種ごとに分けて、どんな特徴があるのかということを記載していきます。

関連記事:2016年最新版!itエンジニアの職種別・スキル別で月額契約単価をまとめてみた

職種別平均報酬ランキングと働き方

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ここからは、ITエンジニアの中でも職種別に内容を深掘りしていきます。同じITエンジニアであっても、職種によって得られる平均報酬は差が生まれてきます。いったいどんな職種の平均報酬が高いのでしょうか?

ITスキル研究フォーラムが2015年10月に発表した「IT技術者向けスキル診断 2015年度 調査レポート」をもとに、平均報酬や働き方について見ていきましょう。

コンサルタント

平均報酬:692万円(アンケート人数84人)
職種別に見た平均報酬の第1位は、「コンサルタント」となりました。これは今に始まったことではなく、昨年から1位をキープしている職種です。

コンサルタントとして活躍している会社の代表例が、ITに特化した「コンサルティングファーム」ですよね。お客様から出されたRFPなどの仕様要求をもとにして、どのようにして要望を具現化するのかを提示することが仕事になっています。

IT技術もさることながら、お客様とのコミュニケーション能力が強く求められる職種です。お客様と会話を重ねることにより、潜在化している要望までも引き出していくことがポイントとなります。

マーケティング

平均報酬:643万円(アンケート人数49人)
プログラミングスキルやネットワーク・サーバの知識を使って仕事をするというよりも、もっと経営寄りの立場で仕事をしている職種です。SNSなどのチャネルを使ってどのようにお客様とコミュニケーションを取っていくのか戦略を考えていきます。

現在は、Webを使ったマーケティングが主流になっており、どんな人がどんなキーワードでアクセスをして来たのかということを解析して、マーケティング戦略に反映させていくことも求められています。

アクセス解析のスキルについては、自分でブログやホームページを立ち上げることで、簡単にアクセス解析をリアルタイムで行うことができます。興味がある方はぜひお試しください。

プロジェクトマネジメント

平均報酬:613万円(アンケート人数1,519人)
複数のメンバーを率いてプロジェクトの成功に導くことが仕事である「プロジェクトマネジメント」。アンケート人数が1,000人を超えていることからも、この600万円を超える平均報酬の信ぴょう性は高いでしょう。

ITを使ったプロジェクトを率いることになるため、ITに関する幅広い知識を有している必要があります。要件定義やソフトウェアの設計・構築の流れが把握できているとともに、理想的な運用の形までわかっていなければ、本当のプロジェクトの成功までたどり着くことはできません。

クラウド

平均報酬:556万円(アンケート人数60人)
ここから平均報酬は500万円台となっていきます。この「クラウド」という職種は、物理的なハードウェアを直接扱うのではなく、1台のハードウェアを複数台と見せかける仮想化の技術や、AWS・Microsoft Azureなどのハードウェアを持たなくてもインフラ環境を利用することができるパブリッククラウドなどが該当します。

ソフトウェアを構築する基盤が変わっただけではありますが、「何か不具合が発生したら原因を追及するのではなく、再構築した方が回復は早い」というように、基盤設計の思想が大きく違います。

そのため、ソフトウェアの開発者は、クラウド特有の基盤設計思想を十分に理解して、システムなどの仕様を考えなくてはなりません。

ただ、クラウドに触れるのは非常に簡単でAWSのように1年間無料で利用できるサービスもあります。ハードルがここ数年でかなり低くなってきました。

アプリケーションスペシャリスト

平均報酬:475万円(アンケート人数5,274人)
「アプリケーションスペシャリスト」は、プログラミング言語やマークアップ言語を使って、業務システムやパッケージを構築していく業種です。

プログラミングができる人のニーズが高まっていることに反して、平均報酬は低く抑えられている印象を受けます。

このアンケートだけではわかりませんが、フリーランスの求人内容などを見ていると、報酬の高いものから低いものまでの幅が大きくなっているようです。

高度なプログラミング技術や柔軟に製品を作ることのできるスキルを持っていれば、平均報酬は上がっていく一方、言われたことだけをこなしている場合には、平均報酬はなかなか上がっていかない状況にあります。

ITサービスマネジメント

平均報酬:462万円(アンケート人数1,935人)
「ITサービスマネジメント」は、製品や会社内部からの問い合わせを受けるヘルプデスクや、決まった作業を行うオペレーターが行う仕事が該当しています。

ヘルプデスクやオペレーターは、問い合わせや実施する作業が似通っているため、「いかに効率を上げて対応時間を短くできるか」ということが強く求められます。

ただ、決められたことを行うことが求められているため、メンバーとしての単価は低く抑えられがちです。平均報酬を上げるためには、プロジェクトマネージャーなどの管理者になって、オペレーターを統率する立場になっていくことが必要となるでしょう。

関連記事:【要チェック!】ITエンジニアとは?~どんな職種がある?どのくらいの年収がある?

まとめ

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ここまで職種別に、平均報酬を中心としながら職種の内容をご紹介してきました。すべての職種で共通しているポイントは、

「指示待ち人間ではなく、自ら動くことができる人間が求められている」

ということです。

自ら動くことのできる人は、日々行っている仕事が認められ、平均報酬が上がっていく傾向となっています。

また、お客様と直接会話ができる立場にいる職種も、平均報酬が高くなっています。お客様と近い分、思考をフル回転させてアイデアや意見をすぐに伝えることで、お客様からの信頼も上がってくることとなります。

IT業界に興味はあるけど、どんな職種を目指せばいいのかわからないという方がお近くにいる場合には、ぜひこの記事を紹介してあげてくださいね。

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