ITエンジニアとは一体どんな職種?役職によって年収は変動するのか

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『ITエンジニア』という職業を聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。

全世界に新しいイノベーションを起こすようなシステムを作るITエンジニアでしょうか。
それとも、私たちの生活に必要不可欠となっているWebやスマホのシステムを構築するようなITエンジニアでしょうか。

実際のところ、一口に『ITエンジニア』といっても色々な仕事をしているITエンジニアがいます。
今回は、ITエンジニアと呼ばれる人たちにはどのような人達がいるのか、という紹介から、実際に必要とされるスキル・年収に至るまで、紹介をしたいと思います。

参照:フリーランスエンジニアの年収を解説した記事はこちら

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目次

ITエンジニアの職種とはどのようなものがある?

驚く人も多いかもしれませんが、ITエンジニアは以下のような多種多様の職種があります。

1:コンサルタント職

・ITコンサルタント…情報技術について分析し提案する職種です。
・業務コンサルタント…特定業界における業務知識をもとに戦略的に課題を解決する方法を提案する職種です。

2:プロジェクトマネージャー職

一般的に『PM』と略されることが多い職種です。
プロジェクトマネージャーは情報システムを構築・運用する上でプロジェクトを計画し、管理・推進・監督を行う責任者です。プロジェクトに必要な人員を集める事はもちろん、プロジェクトの予算・納期・進捗・品質といった、ありとあらゆる問題を解決します。

3:ITスペシャリスト職

情報システムを構築し運営する技術者を指す名称です。
「情報システムの構築・運営」と一口に言っても、その専門性があるので、多く分けると4つの職種に区分されます。

【データベーススペシャリスト】

情報システム全体のデータベースやデータそのものの管理について管理・支援する職種です。

【システム管理スペシャリスト】

システムを作り上げる上でどのような構成にするのか、どのようなパフォーマンスをすれば問題がないのか、障害が起きないようにどのように対応するのかといった管理を行う職種です。

【アプリケーションスペシャリスト】

依頼された内容に合致したシステムの構築を行う職種です。具体的には、情報システムを構築する上でどのような内容にするのか、どのような設計・開発方法をとるのか、出来上がった情報システムをどの様にテストするのかといったところまで支援をします。

【ネットワークスペシャリスト】

構築したシステムネットワークが効率よく安全に信頼性高く運用できることをサポートする職種です。

ITエンジニアの年収って?

NPO法人「ITスキル研究フォーラム(iSRF)」が2014年に調査をした結果を参考に、ITエンジニアの年収について見ていきたいと思います。

iSRFは日本国内で働いているITエンジニア7218人を対象に年収の調査をしました。
その結果、年収が高かった上位3職種は次の通りでした。

順位職種平均年収平均年齢
1位コンサルタント713万円44.7歳
2位プロジェクトマネジメント585万円42.4歳
3位ITアーキテクト536万円39.5歳

確かに年収は高いですが、平均年齢が少し高いように感じませんか?

それもそのはず。
コンサルタント、プロジェクトマネジメント、そして『業務システムの航海士』とも呼ばれるITアーキテクトともに、多様な業界で経験したことを糧とするからこそ着任できる職種なのです。

ちなみに、iSRFが2023年にスキル診断システム「DS-Multirole【DX】」というスキル診断を716人に対して行ったところ、回答者の平均年齢は40.6歳、約59.4%が一般職員、役割はシステム構築がメイン、平均年収は562万円という結果になりました。一般職員の平均年収は2014年の管理職相当の職種と同等になってきているということが分かります。つまり、管理職の年収は2014年調査当時よりも上がっている可能性が高いと言えるでしょう。

ITエンジニアとしては、年収が期待できて、かつ、企業から拡大を期待されている職種につくことが、ITエンジニアとして『失敗しないポイント』だと言ってよいかもしれません。

参照:ITスキル研究フォーラム(iSRF)「全国スキル調査2023 スキル調査レポート」

企業が求める上位3つの職種に求められることとは?

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それでは、年収上位ともかぶる

  • プロジェクトマネジメント
  • アプリケーションスペシャリスト
  • ITスペシャリスト

には、どのようになればよいのでしょうか。

【プロジェクトマネージャーになるには?】

一般的には
プログラマー → 設計者 → プロジェクトリーダー → プロジェクトマネージャー(PM)
の順にスキルアップしていきます。

つまり、まずは何かしらプロジェクトに参加をして、そこで経験と信頼を積み重ねていくことが、プロジェクトマネージャーへの近道なのです。

【アプリケーションスペシャリストになるには?】

アプリケーション開発実務に携わることはもちろん、IT全般の知識が幅広く必要となるために、国家試験である基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・高度情報処理試験に合格することもスペシャリストになるためには必要なステップです。

【ITスペシャリストになるには?】

特定の製品・技術を使いこなすことはもちろん、その技術がベースとしている理論を習得して他の製品でも応用できることが重要です。

ITエンジニアが失敗しないために日々気をつけることとは?

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ITエンジニアとして「お金を稼ぎたい」「成功したい」といった際に目指すべきポジションはどこで、どのように向かえばよいのかという点については、ここまで説明してきた通りです。

最後に、その目標に向かうまでの間、日々気をつけたいことについて、お話したいと思います。

毎日意識したいことは

  • 何のためにそれをしているのかという「目的意識をもつこと」
  • 本当にわかっているか「自分へ問い続けること」
  • その方法しかないのかという「問題解決力の熟成」

の3つです。

【1:目的意識をもつこと】

毎日忙しく仕事をいていると、依頼されたことを実現することだけに満足してしまうことがあります。

しかし、「何のためにこれをするのか」を常に考えることができれば、依頼されたことの本質が明確になり、仕事の質が高まります。

また、依頼されたことの本質が明確になれば、さらに良い案を提示することもでき、組織・プロジェクト内での信頼が高まります。

【2:自分へ問い続けること】

依頼されたことだけを何も考えず実行していると、ちょっとしたことで認識の違いが生じます。

そして、そのまま作業を続けてしまえば、想定外のものが出来上がり、組織・プロジェクト内での信頼は低下する一方です。

少しでも理解できないこと・納得ができないことがあれば。依頼者に確認したり自分自身で調べたりしましょう。

そうすることで、無駄な作業は減り、依頼者が想定した以上のものが仕上がり、組織・プロジェクト内での評価は上昇するでしょう。

【3:問題解決力の熟成】

依頼されたその手段だけが、問題を解決できる唯一の方法なのでしょうか。

ITエンジニアは常に「この方法だけ?」「もっと良い方法があるのではないか?」という視点で物事を考え、作業をしていきましょう。

そうすることで、依頼者が想定した以上のものを提案することができます。

そして、そのような提案のできる人は他の組織・プロジェクトからも「手伝ってほしい」と声がかかり、結果的に、やりがいのあるポジションへの登用に繋がります。

ここまで見てきたように、ITエンジニアという仕事は、やりがい・年収ともに大きな可能性を秘めている職種です。

そして、希望をするやりがい・年収を達成するには、日々の業務に向かう姿勢が大切だということも分かって頂けたはずです。

これから先はITエンジニアの力なしでは成立しない未来が待っています。

そして、その未来を作るのは、ITエンジニアを目指そうとしている、あなた自身かもしれません。

参照:フリーランスエンジニアの年収を解説した記事はこちら

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