プログラマーの求人案件を探そうと思っていますか?この記事では、プログラマーになりたいと思っている方や諸条件を確認して検討したい方、よい職場環境を手に入れたい方のために、事前に知っておくと役に立つ知識をお伝えします。ぜひ求人を探し始める前にご一読して、今後のリクルート活動に役立ててください。
目次
プログラマーはいまどのぐらい求められているのか?
2015年6月時点での業種別の求人倍率を見ると、
IT/通信業種では2.64
となっており、他の業種に対して大きく飛び抜けています。もちろんこの中には、プログラマー以外の職種も入っていますが、プログラマーの占める割合は大きいと思われます。傾向としても増加中で、これからも求人倍率はどんどん上昇していくものと予想されます。
業種全体で見ると、求人倍率はあまり上昇していませんので、IT/通信業種が強く成長しているのが分かるかと思います。
参考:
転職求人倍率レポート
これからのプログラマーの将来はどうなっていく?
2000年台から急速に企業のIT化やインターネットの普及が進み、これからもプログラマーの需要は増すばかりです。最近の流行りである、
人工知能や
VR(バーチャルリアリティ)、IoT
(モノのインターネット)はすべて
プログラマーに関わりのあるジャンルとなっており、これから大きく市場が成長していくものと予想されます。
また、今後実施される可能性のある、
消費税増税の対応や軽減税率のシステム改修の需要増、2020年に開催を控えている東京オリンピック関連の開発案件などプログラマーを必要とする案件は今後も増え続けるでしょう。プログラマーは、最新情報をキャッチして、時代についていく必要があります。
実際プログラマーの平均年収ってどのぐらい?
システムエンジニア(SE)・プログラマー(PG)の平均年収は、468万円となっております。一般的にPGはSEより年収が低い傾向にありますので、それを考えると
だいたい400万円ほどではないでしょうか。多くの企業では、一定期間PGとして活躍した後に、SEとして活躍することになりますから、
SEになるタイミングで年収が大きく上がることになります。また、ITコンサルタントは特に年収が高いので、PGやSEとして経験を積んでから、転職や独立を考えるのもよいでしょう。
参考:
平均年収ランキング2015
プログラマーにとってよい就職先の条件とは?
次に、プログラマーにとって、どんな条件の就職先を選ぶのがよいのか説明します。求人情報を見るポイントとしておさえておきましょう。
残業時間が少ない
求人情報には、
平均残業時間が記載されている場合があります。PGは一般的に残業が多い業種ですが、あまりに残業時間が多いのは考えものです。これは、単純に時間の問題だけではなく、
残業が多い企業ほどプロジェクトをうまく管理できていないことが多いからです。
平均的に短い残業時間で安定させることができる企業はよい就職先と言えるでしょう。
服装自由・ノーネクタイOK
PGは、長い時間机に座ってパソコンで作業することになります。
スーツでネクタイを着用していると肩こりになったり、首が痛くなったりしがちです。エンジニア職は、他の業種と比べて服装自由な職場やノーネクタイOKな職場が多いので、
身体的に楽な服装で勤務できる企業を選ぶのがよいでしょう。
オープンで明るい職場環境
これは企業の社風によるところが大きいですが、
オープンに意見が交換できる明るい職場が望ましいです。PGは下流工程を担当することになりますが、下流工程での問題点を上流工程のSEなどにうまく伝えられる職場環境でなければ、問題が大きくなる前に対処することができません。また、
上から言われたとおりにやるだけの仕事ではあまりやりがいを感じることはできないでしょう。SEもPGも互いに尊重し合えるよい職場を探しましょう。
研修制度や資格取得手当がある
IT業界は流れの早い業界なので、常に新しい技術や経験を積んでいかなればなりません。企業に
研修制度や
資格取得手当が用意されていれば、そういったスキルアップ活動がしやすくなります。また、
エンジニアのスキルアップを重視している企業は、長期的にエンジニアのことを考えてくれるよい企業だと言えます。
プログラマーの求人で求められているスキルとは?
次に、プログラマーの求人ではどんなスキルや経験が求められているかを説明します。もちろん求人によって詳細な条件は異なりますが、本質は同じです。
各開発言語での実務経験
一番重視されるのが、現場で使用するプログラミング言語での実務経験です。即戦力を求めている企業が多いので、実務経験を重視するのは当然のことですね。とはいえ、
若い方で基本的な知識を持ち合わせていれば、育成していきたいと考えている企業もあり、実務未経験の求人もあります。
各開発言語のフレームワークの知識
プログラミングの実務では、言語だけ知っていても開発はできません。通常、開発現場では、なんらかのフレームワークが使用されており、それについての知識も求められます。各言語で主なフレームワークはだいたい決まっていますので、そちらの知識もつけておきましょう。
コミュニケーション能力
個人でのプログラミングとは違い、開発現場ではチームワークが求められます。このため、
コミュニケーション能力が重要視されます。意思疎通がうまくできなければ、開発プロジェクトが上手く進むことはありません。OSS
(オープンソースソフトウェア)プロジェクトなどに参加すると、チーム開発を実際に体験することができます。
プログラマーの求人情報を探すのに最適なサイトは?
次に、プログラマーの求人情報を探すためのサイトを紹介します。自分に合った求人案件を探してみましょう。
ITプログラマー・エンジニア転職のpaiza
プログラミングの問題に対して、
自分が書いたコードを提出すると、即座に正否を判定してくれ、自分のスキルチェックができるサービスがあるのが特徴です。もちろん、エンジニア向けなので、求人情報もエンジニアに特化した求人になっています。スキルチェックをしつつ求人を探してみてはどうでしょうか?
URL:
paiza
マイナビ転職ITエンジニア
ITエンジニアに特化した求人情報サイトです。エンジニア向けに最適化されているので、求人条件を言語や開発案件の業種、種類など
いろいろな条件を指定して求人を検索することができます。
URL:
マイナビ転職ITエンジニア
クラウドテック
フリーランス向けの求人情報サイトです。
エンジニア向けの求人が多数登録されています。フリーランスとして働こうと考えている方にはおすすめです。また、いわゆるエージェントサービスなので、
担当者がサポートしてくれるのがメリット。利用は無料でできます。
URL:
クラウドテック
面接対策のために情報を仕入れておくべきサイト
プログラマーの面接では時事ネタなど、流行りの技術について聞かれることがあります。そんなときに、しっかり答えられるように情報を仕入れておきましょう。
ITmedia
IT関係のさまざまなニュースを取り扱っています。毎日頻繁に更新されるので全部目を通すのが大変なくらいです。
ここさえ見ておけば、IT技術の流行がつかめるでしょう。
URL:
ITmedia
INTERNET Watch
インターネットに関係するサービスや製品の紹介をしています。一風変わったニュースも取り扱っているので、
ITmediaとはまた違った情報を仕入れることができます。基本的に日曜以外は毎日更新です。
URL:
INTERNET Watch
CodeZine
エンジニア向けのニュースサイトです。
技術系書籍を出版している翔泳社が運営しています。新しい言語の話題やフレームワークの更新情報など
エンジニアに役立つニュースばかりなので、ぜひ毎日確認しておきたいサイトです。
URL:
CodeZine
まとめ
これからも、プログラマーは需要が伸びていく職種です。自分に合った求人を注意深く探して、自分の持っているスキルをアピールしていきましょう。また、新しい技術も継続的にキャッチアップして、エンジニアとしての知識を磨いていくことをおすすめします。
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