プログラマのための「英語でググる技術」|英語で最新情報を手に入れよう

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こんにちは、ニュージーランドで働くプログラマのはっしーです。

「エラーの原因がわからない……」「この機能、どうやれば実装できるんだろう?」

そんなときに頼りになるのは、日本でも海外でもやっぱり Google 先生です。困ったときにググれることは、もはや現代人の必須スキルともいえます。

ところで皆さん、英語の情報を積極的にググったことはありますか? 僕が英語でググりはじめたのはニュージーランドに来てからですが、その重要性を日々実感しています。

日本で働いていても、英語でググる技術を身につけておくと必ず役立ちますよ!

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なぜ英語でググれたほうがいいのか?

英語でググることをおすすめする理由は大きく2つあります。

ひとつ目は、なんといっても英語のほうが圧倒的に情報量が多いということ。

Wikipedia にある Languages used on the internet (インターネット上で使われる言語)という記事を読むと、2017年11月の調査では、ウェブにある記事の51.2%が英語で書かれているそうです。一方で日本語の記事はたったの5.6%。

日本語と英語では、実に10倍もの差があるんですね。これだけ違いがあれば、検索結果の正確性、ニッチな情報の網羅性も当然異なります。どうせ検索するなら、たくさんの情報にアクセスできたほうがいいに決まってますね。

ふたつ目の理由は、最新の技術情報は英語でしか発信されていない場合が多いからです。

「そんな最新の情報なんていらないよ! 日本語だけで十分」と思う方がいるかもしれません。でも、たとえばオープンソースライブラリのバグ報告などは、ごく普通のプログラマにとっても重要ですよ。

たとえば GitHub でリポジトリ管理されているなら、issue のコメントを読めばどんなバグが報告されているか一目瞭然です。さらにライブラリ由来のものなのか、修正済みなのかまだなのか、などが全部わかります。

こうした情報は当然日本語にはいちいち翻訳されません。原因不明のエラーが起きた場合、issue 情報を読めるかどうかで、正しい対応が取れるかが決まってきちゃうわけですね。

ということで、日本で働くプログラマにも「英語でググる技術」は役に立つんです!

検索結果を英語に設定しよう

まずは、Google の設定で英語の記事を優先的に検索するようにしてみましょう。これで単純なキーワードだけでも英語の情報にアクセスできるようになります。以下の設定手順を参考にしてみてください。

1:Google アカウントにログインします。
2:左側の [個人情報] をクリックします。
3:[ウェブ向けの全般設定] で [言語] 次に 編集アイコン 編集 をクリックします。
4:使用する言語を検索して選択します。
5:[選択] をクリックします。
5:複数の言語を使用する場合は、[他の言語を追加] をクリックします。

参照:Googleアカウントヘルプ「ウェブの言語を変更する」

英語は疑問文そのままで検索できる

これで検索結果は英語になったわけですが、どんなキーワードでググればいいかも知っておかないと意味がないですね。

日本語とは違い、英語でググるときは文章そのままで検索するとうまくいくことを覚えておきましょう。

たとえば、あるエラーの原因を知りたい場合、日本語では「NullPointerException 原因」のように単語を並べて検索することが多いと思います。一方、英語では「Why does NullPointerException happen」と、中学校で習った単純な疑問文で検索できるんです。

これがわかれば、いくらでも検索キーワードを作り出すことができます。

  • 実装方法を知りたい場合…… How can I implement 〜
  • 2つの関数の違いを知りたい場合…… What is the difference between 〜 and 〜
  • あるオプションが動かない理由を知りたい場合…… Why does 〜 not work

もしうまく質問が作れなくても大丈夫。英語版の Google 検索では「People also ask」という関連質問の検索結果を表示してくれる機能があるんです。これなら多少質問がズレていても、必要な結果にたどりつけそうですね!

中学レベルの英文法がわかれば、検索結果は読める

さて、最後の関門はググッた結果を英語で読まなきゃいけないというところです。

ここで身構えてしまう人もいるかもしれませんが、安心してください。ググって出てくる英語の情報は、そんなに難しく書かれていません。

なにも学術論文や小説を読もうってわけじゃないんです。難しい文法事項も出てこないし、ひとつの文も短い。せいぜい中学校で習う関係代名詞が理解できていれば十分です。技術情報は基本的にわかりやすく簡潔に書かれているので読みやすいんですよ。

難しいと感じるとすれば、それはおそらく単語がわからないから。そんなときに役立つのが、ブラウザ拡張機能の英和辞書や翻訳アプリです。ブラウザによってさまざまな拡張機能がリリースされているので、環境や好みに合わせて使ってみてください。

なお、ページの全文を機械翻訳にかけるのはあまりおすすめできません。英語と日本語では言語構造が違いすぎるので、まだまだ翻訳結果はぎこちないものになっちゃいます。中学レベルの文法を復習するのが、よほど効率的です。

以上、今回は「英語でググる技術」の紹介でした。皆さんの日々の仕事にぜひ役立ててくださいませ!

参照:プログラミング教育について解説した記事はこちら

イラスト:ゆずりは さとし

この記事の著者
by はっしー
ニュージーランドで働くプログラマ。
日本で過労死しかけたことをきっかけにNZに逃亡、現在は残業ゼロ生活を満喫してます。
2017年4月に永住権(仮)取得!
ブログ|NZ MoyaSystem

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