PHPを始めるには、どんなソフトウェアが必要?環境構築方法を解説!

PHP

PHPを書き始めたいと思っていますか?PHPの基礎が大体つかめたら、実際にコードを書いてみることが上達への近道です。とはいえ、PHPを書いて実行するには、いくつかのソフトウェアが必要です。幸い、どれも無料で手に入れられるので、気軽に環境構築を始めることができます。初心者の方は、環境構築でつまずきがちなので、手順を踏んで慎重に進めていきましょう。環境構築は面倒な作業ですが、はじめの一回だけです。

この記事では、PHPをある程度理解して書き始めようと思っている方のために、オープンソースのソフトウェアを中心に、PHPの環境構築の手順についてお伝えしていきます。ビギナーの方にも分かりやすく、また興味を持ってもらえるように説明していきますので、ぜひご一読して、あなたも自分でPHPを書いてみてください。

目次

  •  PHP本体のインストール方法
  •  IDEとWebサーバーを導入してみよう
  •  どうしても環境構築が面倒な方は・・・

PHP本体のインストール方法

はじめに、シンプルにPHP本体のみをインストールする方法について説明します。

PHPのバージョンについて

インストールを始める前に、PHPのバージョンについて説明しておきます。現在、PHPには2つの主流のバージョンがあり、5.6系と7.0系に別れています。5.6系は、以前からある長く使われてきたバージョンです。一方、7.0系は、2015年12月にリリースされたばかりの比較的新しいバージョンで、数多くの改善がなされ、実行速度も向上しています。

しかし、一部互換性を損なう変更が行われているため、7.0より前のバージョンで書かれたコードが動作しない可能性があります。とはいえ、7.0への対応は順次行われていくと思われるので、それほど心配はいらないでしょう。7.0は、メジャーバージョンアップとしては互換性が高いため、多くのコードは変更なしに動作します。そのため、この記事では、7.0系のインストール方法について解説していきます。

PHPのダウンロード

まず、下記の公式サイトからPHP7のファイル一式をダウンロードして下さい。いくつかバージョンがありますが、お使いのOSが32ビット版なら「VC14 x86 Thread Safe」、64ビット版なら「VC14 x64 Thread Safe」のZIPファイルをダウンロードして下さい。ダウンロードできたら、展開しましょう。なお、32ビット版か64ビット版か確認するには、コントロールパネルのシステムを開きます。

PHP7ファイル一式のダウンロード

PHPのインストール

ファイルが展開できたら、フォルダ名を「php」などの任意の半角英数字名に変更してルートディレクトリに配置してください(例:C:\php)。配置フォルダは、どこでもいいのですが、なるべく浅いパスに保存することをおすすめします。また、日本語などの2バイト文字も避けましょう。

フォルダの配置が終わったら、パスを通しておきましょう。パスを通さないと、コマンドラインから呼び出す際に、フルパスで呼び出さなければいけないので面倒です。コントロールパネルからシステム>システムの詳細設定へと進み、環境変数ボタンをクリックしましょう。システム環境変数Pathの末尾に、先ほど配置したフォルダへのパス(例:C:\php)を追加すればOKです。なお、Windows 10以外の方は、パス同士を「;」で区切る必要があります。

パスの設定が終わったら、一度再起動しておきましょう。

動作の確認

それでは、正しくインストールできているか確認するために、簡単なPHPプログラムを実行してみましょう。下記のプログラムを「hello.php」ファイルとして保存してください。単純に「Hello, world!」と出力するだけの、お約束のコードです。

echo ‘ Hello, world!’ . “\n”;

保存したら、コマンドプロンプトを起動して、「php hello.php」と入力して実行してください。コマンドを実行する際には、cdコマンドを使って、PHPファイルがあるディレクトリをカレントディレクトリに設定してから実行しましょう。正しく「Hello, world!」と出力されたら、正常にインストールできています。

なお、PHPの動作に必要なランタイムがインストールされていないとエラーがでます。エラーが出る方は、下記のサイトから、32ビット用または64ビット用のVC++ランタイムをダウンロードして、インストールしましょう。

VC++ランタイムのダウンロード

IDEとWebサーバーを導入してみよう

PHPはうまくインストールできましたか?PHPだけでも、コンソールアプリは開発できますが、文字だけでは味気ないですよね。ブラウザを使った、Webアプリ開発をしたい方は、IDEとWebサーバーを導入しましょう。ここでは、Eclipseを使った方法を説明していきます。

Eclipseのダウンロード

まずは、下記のサイトからインストールファイル一式をダウンロードして下さい。お使いのOSのビット数に合わせて、32ビットか64ビットの「PHP Full Edition」を選択しましょう。ダウンロードできたら、展開してください。

Eclipseのダウンロード

EclipseとWebサーバーのインストール

次に、展開したフォルダを、PHPと同様にルートディレクトリに配置してください。そして、その中の「xampp/setup_xampp.bat」を実行します。インストールが終わったら、なんらかのキーを押して終了しましょう。

Webサーバーの起動

まだPHPを実行するWebサーバーが起動していないので、「xampp/xampp-control.exe」を実行して、コントロールパネルを起動しましょう。起動したら、一番上にあるApacheの開始ボタンをクリックします。これで準備は完了です。

Eclipseの起動

それでは、IDE(統合開発環境)である、Eclipseを起動しましょう。IDEは、書いたコードを簡単に実行できるので、コマンドを打ったりする手間が省けます。また、ソースコードのシンタックスハイライト(色分け)もしてくれるので、コードが非常に読みやすくなります。先ほどのフォルダの「eclipse/eclipse.exe」を実行してください。すると、Eclipseが起動し、ワークスペース(作業フォルダ)を聞かれるので、そのままOKをクリックしましょう。

EclipseでのPHPプロジェクトの作成と実行

Eclipseが起動したら、画面上部のメニューから「ファイル」→「新規」→「PHPプロジェクト」を選択しましょう。プロジェクトの作成画面が開きますので、任意のプロジェクト名を入力して完了をクリックします。

次に、左のPHPエクスプローラーのプロジェクトフォルダを右クリックして、「ファイル」→「新規」→「PHPファイル」を選択してください。ファイルの作成画面が開きますので、任意のファイル名を入力して完了をクリックします。作成したファイルに、先ほど上で掲載したサンプルコードを入力しましょう。

作成したファイルを保存したら、左のPHPエクスプローラーのファイルを右クリックして「実行」→「PHP Webアプリケーション」を選択すると、コードが実行され、先程と同じく「Hello, world!」と表示されます。

いかがでしたか?このように、徐々に本格的な開発に慣れていきましょう。

どうしても環境構築が面倒な方は・・・

さて、ここまでPHPの環境構築の方法についてお伝えしてきました。それでも、「インストールする前にちょっとだけ体験してみたい」という方もいるでしょう。そんな方は、オンラインエディターを利用してみてください。いくつかサービスがありますが、ここでは下記のサービスを一例として紹介しておきます。

paiza.IO

PHP以外にも、JavaやRuby、Pythonなどの多数の言語に対応していますので、他の言語も体験してみるとよいでしょう。本格的に始めたくなったら、自分のパソコンにインストールしてみましょう。

まとめ

PHPの環境構築ができましたか?PHPのソフトウェアは、その多くがオープンソースなので、無料で入手できます。興味があるなら、あなたも開発に参加することもできます。また、コードを書く環境はとても重要です。モダンエディターやIDE、オンラインエディターなど複数の選択肢がありますので、あなたの好みの環境を選びましょう。長く付き合うことになると思いますので、よく考えて決めましょう。

なお、PHPを含め、ソフトウェアは定期的にアップデートされます。新機能の追加や不具合の修正、セキュリティの修正などが行われますので、できるだけ最新版を利用することをおすすめします。

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