Rubyは今後も安泰か?複数の観点から将来性をチェックしてみた

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Rubyを使っていて、「これからもRubyを使い続けていて大丈夫なのだろうか?」と思うことはありませんか?
これからRubyを学ぼうか迷っている方は、「Rubyの将来性ってどうなのだろう?」と時間を投資することに慎重な考えが浮かぶこともあるでしょう。

言語の選択はプログラマーにとって重要です。将来性が危うい言語では、今後の仕事が心配になってしまいます。言語の習得は一朝一夕にはいきませんから、少なくとも2、3年先を見越しておく必要があります。今後もエンジニアとして生き残るためにも、ここでRubyについて少し考えてみましょう。

この記事では、

  • Ruby使いのプログラマーの方
  • これからRubyを学ぼうか迷っている方

のために、Rubyの需要と将来性について、データを交えつつ説明していきます。Rubyの現在の状況を踏まえ、Rubyの特徴などから今後を予測していきますので、Rubyの評価の参考にしてください。

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目次

Rubyはどれぐらい人気があるのか?


はじめに、Rubyの人気について、現状を確認してみましょう。ここでは、Googleトレンド、GitHub、Indeedの3つのデータをチェックしていきます。

Googleトレンド

Googleトレンドは、検索語句の検索傾向を教えてくれる公式サービスです。その検索語句における、人気度の推移を知ることができます。Googleトレンドによると、Ruby on Railsが流行した2006年~2009年頃が人気のピークになっており、2017年頃に人気が再浮上しました。その後下降はしたものの、現在まで安定した人気を獲得しています。

興味深いのは、島根県からの検索割合が多いことです。これは、Rubyを開発した”まつもとゆきひろ氏”が島根県松江市に在住しており、島根県が地域振興にRubyを活用していることが理由ではないかと考えられます。ちなみに同氏は、島根県松江市の名誉市民に選ばれています。

Indeed

求人情報検索サイトIndeedでRuby求人を検索すると、136,000件以上の求人がヒットします。

GitHub

エンジニアの方なら、GitHubを知らない方はほとんどいないでしょう。言わずと知れた大手Gitリポジトリホスティングサービスです。GitHubには、多数のリポジトリが登録されており、言語ごとのリポジトリ数を知ることもできます。現在のところ、Rubyのリポジトリ数は、10位に位置しています。(※「The State of the Octoverse 2022」参照)また、プログラミング言語の人気ランキングであるTIOBE Indexでも18位にランクインしています。

Rubyの平均年収は他の言語と比べてどうなのか?

ここでは、言語別の平均年収ランキングを参考に、Rudyの平均年収について考えてみましょう。

IT業界特化の転職エージェントGeeklyによると、Rubyの平均年収は528万円となっています。転職情報サイト求人ボックスのSE・プログラマーの平均年収は428万円となっているので、Rudyの平均年収は高水準と言えるでしょう。1位はObjective-C、2位はPerlとなっていて、どちらも人気が高い言語です。

Rubyが使われる背景には、どういった理由があるのか?


なぜ、Rubyは人気があるのでしょうか?それには3つの理由があると考えられます。

一つ目は、Linuxとの相性が良いことです。GitHubのリポジトリ数が多いということは、オープンソース開発で人気があるということです。オープンソース開発は、Linuxの割合が多いため、必然的にLinuxと相性の良い言語の人気が高くなります。もちろん、WindowsでもRubyは使えますが、ライセンス費の掛からないLinux+Rubyの環境のほうが、人気があります。Rubyを動作させるためのサーバーも、Windowsサーバーより、Linuxサーバーのほうが安価に調達できます。

二つ目は、Rubyが日本生まれの言語であることです。国産の言語で、ここまで世界的に普及した言語は他に類を見ません。ドキュメントは日本語の資料が豊富ですし、日本に縁のある言語を好ましいと思う気持ちもあります。数ある言語の中でも、最も身近な言語であると言えるでしょう。

三つ目は、成熟したウェブアプリケーションフレームワークである、Ruby on Railsの存在です。2004年に登場して以来、注目を集め、数々のフレームワークに影響を与えました。積極的にバージョンアップが続けられ、現在バージョン7.0に到達しています。今後もバージョンアップは続けられる予定で、さらなる発展が期待できます。

Ruby on Railsは実績も豊富で、リポジトリホスティングサービス「GitHub」や、民泊サービス「Airbnb」、レシピ共有サービス「Cookpad」、価格比較サービス「価格.com」など、数多くの有名サービスで活用されています。大量のアクセスにも耐えられる、十分なパフォーマンスがあると考えて良いでしょう。

実際のRuby案件をチェックしてみる

それでは、Rubyには実際、どんな案件があるのでしょうか?ここでは、エンジニア・デザイナー向けエージェントサービス、クラウドテックの案件情報を見てみましょう。

ざっと案件をながめると、ウェブサービス開発やゲームアプリのバックエンド開発での需要が高いことがわかります。ほとんどの案件にRuby on Railsが採用されており、もはやRubyとは切っても切り離せないフレームワークになっていることがわかります。Rubyを習得すること=Ruby on Railsを習得すること、と言っても過言ではないでしょう。報酬額も、月60万円~120万円と高額です。平均年収のデータからもわかりますが、職種全体の平均以上の年収が期待できそうです。

Rubyの将来性は十分

ここまで、複数の観点からRubyの将来性について考察してきました。Rubyはまだまだ将来性のある言語だと言えるでしょう。

上述のとおり、RubyはRuby on Railsと密接な関係にあるため、アップデート情報などの最新の情報をチェックすることも大切です。また、Ruby自体もまだまだ開発が続けられているため、Ruby自体の変化にも注意を。最新の動向を注視し、スキルを高めていきましょう。

まとめ

Rubyは安定的な人気があり、平均年収も高い水準にあります。その理由には、Rubyが日本生まれの言語であることや、成熟したRuby on Railsがあることが挙げられます。案件からも、ウェブサービスやスマホアプリ、ゲームなど、幅広い需要があることが見て取れます。初心者でも習得がしやすく、上級者にも十分なパワーを提供してくれるRubyは魅力的な言語であると言えるでしょう。

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