PHPエンジニアのためのキャリアデザイン

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PHPエンジニアのキャリアと言っても様々なものがあります。専門性を追求していくことであったり、マネージャーとして活躍したりといった一般的なエンジニアのキャリアとして考えられるものもあれば、少し変わったキャリアもあります。ここではPHPエンジニアとして、どのようなキャリアがあって、どういう基準で選んだら良いかといったことを紹介していきたいと思います。

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目次

PHPエンジニアのキャリア


ここで紹介するキャリアは、PHPエンジニアとしてのキャリアとなりますので、ある程度のPHPスキルや経験を持っていて、それを活かしたものを中心に挙げていきたいと思います。

PHPスペシャリスト

PHPとしてのプログラミングスキルをさらに高めて、PHPのことなら全てお任せできるようなスペシャリストエンジニアとして活躍していくキャリアです。
このキャリアを選択するメリットとしては、PHPエンジニアとしてのスキルを完全に活かすことができる点が挙げられます。

逆にデメリットとしては、現在のCOBOLのように言語が主流でなくなってしまった場合に就ける仕事が限られてしまうという可能性があります。しかしながら、スペシャリストであれば、過去資産のメンテナンスのために必要とされる可能性もありますので、一気に仕事がなくなるといったことは無いかと思います。

スペシャリストとして目指す場合、まずはプラットフォームやフレームワークなど基盤となるものの仕組みそのものを理解することが必要になります。また、PHPでできること、できないことを把握して、的確なアドバイスができるようにすることも重要です。
エンジニアとしての延長線上にあるキャリアのため人気はありますが、報酬はごく一般的な程度と考えてもらえればと思います。

マネージャー

いわゆるPMや上流と言われる要件定義や設計を中心に行うエンジニアとして目指すキャリアになります。
このキャリアのメリットとしては、プロジェクト全体を把握する経験を積むことができるという点にあります。プロジェクト進行の経験は言語に左右されにくい部分があるため、仮にPHPが廃れてしまったとしても、マネージャーとしての需要は安定してあるものと考えられます。

デメリットとしては、日本において特に主流のキャリアプランになっている関係上、競争が激しいといったことが挙げられます。また、システムのプロジェクトは想定外の問題が発生しやすく、そう言った状況にうまく対処することが求められるため、ストレスを感じやすいと考える方もたくさんいます。
スキルとしては、要件抽出や設計の手法などはもちろんのこと、交渉術や心理カウンセリングといった対人系のスキルも勉強しておいた方が良いでしょう。

エンジニアというよりは、管理職的な立ち位置となるため、人によってはやりがいが感じにくくなる場合もありますが、報酬面は比較的良好であることからも、多くの方が選択するキャリアとなっています。

マルチエンジニア

PHP以外の技術やスキルにも精通しているエンジニアのことです。
主なものとしてはJavaなどの他の言語、サーバーやネットワークなどのインフラ技術などがあります。
このキャリアのメリットとしては、別途習得する技術が何か、にもよりますが、PHPの案件の広い範囲をカバーすることができるようになるため、人員を別に用意する必要がなくなることから、非常に重宝されます。

また、こちらもPHP以外の技術をキャリアに含んでいますので、仮にPHPが廃れたとしても別途習得した技術の方で、それなりに仕事をこなすことができます。

デメリットとしては、どちらも中途半端になる可能性があり、悪い言い方をすれば「どちらも使えない」といった状態になる恐れがあります。
どのようなスキルを追加するかによって、勉強方法も報酬も変わってきますが、どれか一つはスペシャリストに近いレベルを目指すようにした方が良いでしょう。

こちらもエンジニアとしての延長線上にあるため、人気はありますが、実際に習得するまでの時間が他と比べてかかることから、全体の人数としてはあまり多くはありません。また、報酬についても、重宝される割に期待はできないことも多いです。

ユーザーエンジニア

ユーザー企業、いわゆるシステム開発を依頼する側の専属エンジニアとなるキャリアになります。このキャリアの特徴としては、ユーザーの持っている業務に特化させた形になります。

このキャリアのメリットとしては、何と言っても業界知識や業務知識を豊富に得られることでしょう。そのため、従事していた企業と同じ業界での需要は非常に高くなります。特に、日本の場合は業界特有の習慣や決まりごとのようなものが多く、業務知識を理解していることは大きな強みになります。
デメリットとしては、業界全体が不景気になった場合、システム関連の人員は調整の対象になりやすいという点が挙げられます。そのため、エンジニアとしてやっていきたいと考えていたとしても、システムとは別の部署に異動になる可能性もあります。

スキルとしては業界の動向や自社の業務フローを把握したりすることがメインになります。そのため、各部署の業務や改善要望などを常にチェックしておくと良いでしょう。
報酬は所属している企業の報酬体系に依存するため、一概には言えませんが、エンジニアの場合、技術職扱いになるため、通常よりもやや高めの報酬になることが多いと思います。

エンジニアというよりは、その業界の人という位置付けになることから、エンジニアとしてキャリアを積んできたけど、別の業界に興味があるという方には人気があります。しかし、システムに投資できる企業は限定されるため、需要は限られてしまいます。
その業界に興味のあるエンジニアが転職する際の選択肢になる程度です。

Webデザイナー

PHPはWebに特化した言語であるため、必然的に、Webサイトなどの構築に関わることが多くなります。そのため、Webデザインに必要なCSSやJavaScriptなどに触れる機会もそれなりにあるはずです。
そのため、ある程度のサイトデザインに自信がある方であれば、Webデザイナーとしてのキャリアを積むのも選択肢としてはありだと思います。

このメリットとしては、Webサイト制作を自分一人で完結できるという点にあります。また、Webデザイナーとなる場合、どちらかというとデザイン部分の比重が高いため、エンジニアとしてのスキルに、そこまで自信が無い方でもやっていける点にあります。

デメリットとしては、エンジニアとしてのキャリアがそこまで活かせない点にあります。もちろん、サイトを構築するにあたってエンジニアとしてのスキルが必要な部分があるにはありますが、そこまで高いレベルが要求されないという点では活かしきれる場面が非常に限られます。
報酬については、WEB系の依頼を広い範囲で受けることができることから高めになる場合が多いでしょう。

しかし、エンジニアとは別のキャリアとなっていることと、エンジニアでデザインも得意という方が多くないことから、このキャリアを目指す方はそこまで多くはないかもしれません。

キャリアを見つめ直すために


ここまで、幾つかのキャリアプランを挙げてきましたが、ここに挙げたものは、あくまでPHPエンジニアとして積んできたキャリアを活かすことを前提とした選択肢となっています。

もちろん他にもありますが、何よりもキャリアを考える上では、自分がどうしたいのかを明確にしておく必要があります。
もちろん、キャリアの中には人気が高かったり、報酬が高かったりするものがありますが、結局のところ、人気や報酬を目当てにキャリアを選んでも、自分のやりたいことでなかった場合、思ったようにキャリアに伴ったスキルを習得することができず、仕事も楽しくないと感じながらやることになってしまいます。

結果として評価が低くなってしまうことで、報酬が期待していたほど貰えなくなってしまい、選んだ意味が無くなってしまいます。
そうならないためにも、自分はこれからどういう形で仕事をしていきたいかということを考えるようにしていきましょう。それがキャリアを構築するための第一歩になります。
さて、あなたは、どのようなキャリアを目指したいですか?

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