就活生必見!システムエンジニアになるために知っておくべき適性検査の内容と対策方法

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システムエンジニアを目指して就活中ですか?面接対策やマナーも重要ですが、他にも忘れてはならないことがあります。企業は、採用する人材の能力を見極めるために、適性検査を実施しています。多くの応募がある大手企業では、適性検査の結果で足切りされてしまう可能性もあります。いくら面接でがんばっても、適性検査で落とされては元も子もありません。

特に、システムエンジニアは他の職種よりも適正さが重視される傾向にあります。幸い、適性検査は対策が可能です。事前にしっかり対策をしておけば、問題なく検査を通過できるでしょう。

この記事では、システムエンジニアを目指す就活生の方のために、SEの適性検査でよく使われる「CAB適性検査」について解説していきます。まず、検査内容について説明した後で、対策方法についてお伝えしていきます。また、システムエンジニアに求められている適性についても、いろいろな面から紹介していきます。この記事を読んで、あなたもシステムエンジニアとして活躍しましょう。

参照:システムエンジニアの適性について解説した記事はこちら

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目次

システムエンジニアの適性検査ってどんなもの?

はじめに、適性検査の内容について詳しく説明していきます。対策を始める前に、どのような検査なのか把握しておきましょう。

CAB適性検査の概要

適性検査には、いくつか種類がありますが、その中でも「CAB適性検査」がシステムエンジニアの適性検査としてよく採用されています。CAB適性検査は、日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供している適性検査で、コンピューター職(プログラマー、SEなど)の適性を診断します。筆記テストであるCABと、そのウェブ版であるWeb-CABの2種類があり、時間配分が異なります。この検査では、能力適性以外にも、「バイタリティ」や「チームワーク」などの9項目の特性についても評価されるので、単純な能力試験ではありません。

参照:日本エス・エイチ・エル「日本エス・エイチ・エルの商品」

なにを評価するのか?

主に、システムエンジニアに必要とされる「論理的思考能力」や「作業速度」、「ひらめき」、「忍耐力」などを評価します。また、その人の性格が社会人およびSEとして適しているのかも評価されます。つまるところ、あなたの頭脳と人間性が問われているのです。

測定科目と検査時間

測定科目は、四則演算をする「暗算」、図形から法則性を探す「法則性」、与えられた条件から論理的結論を導く「命令表」、暗号を解読して図形を選ぶ「暗号」の4つです。また、上記に加え、「パーソナリティ(性格検査)」があります。

全体の検査時間は筆記版とウェブ版で異なり、前者が95分、後者が72分と差があります。時間に対して問題数が非常に多いため、1問あたり10秒~30秒程度で回答する必要があります。このため、かなりの集中力が必要とされるでしょう。問題あたりの時間配分が重要なカギです。なお、基本的に選択問題のため、消去法を使って素早く回答することがコツです。

ご覧のとおり、暗算以外は、学校で習うようなものではないため、初めての方はかなり戸惑うことでしょう。また、暗算についても、大量の問題を素早く正確に解かなくてはいけないため、暗算の練習が必要となるでしょう。事前に対策をしておかなければ、ひどい結果になることは言うまでもありません。次項で対策方法をお伝えします。

しっかり対策をして、適性検査を乗り切ろう!

それでは、CAB適性検査の対策方法について説明していきます。ここでは、独学でできる2つの方法についてお伝えします。

対策本で勉強する

やはり試験対策といえば、対策本での独学が定番です。CAB適性検査はメジャーな検査のため、いくつもの対策本が出版されています。2025年版の対策本を購入して勉強しましょう。

CAB・GAB 完全対策 2025年度版 (就活ネットワークの就職試験完全対策)


これが本当のCAB・GABだ! 2025年度版 【Web-CAB・IMAGES対応】 (本当の就職テスト)



最新最強のCAB・GAB超速解法 ’25年版 (2025年版)

どの本も再現問題が多数収録されているため、2,3冊購入して問題に慣れておくとよいでしょう。同じ問題をやりすぎると答えを覚えてしまうので、あまり意味がありません。本番は初見の問題になりますから、どんな問題でも素早く回答できる応用力が必要となります。

サービスを活用する

CAB適性検査を体験できるウェブサービスがいくつか公開されています。ここでは、一例として「Study Pro」を紹介します。このサイトでは、無料でCABの問題を解くことができます。サイトに掲載されている問題はごく一部なので、本格的にやりたいならアプリ版をおすすめします。

数百円程度で100問以上の問題が収録されているため、対策本よりもコスパが高いかもしれませんね。iOS・Android両対応なので、スマートフォンやタブレットをお持ちの方ならすぐにでも対策を始められます。通学中などのスキマ時間にも勉強できて便利ですね。

システムエンジニアにはどんな適性が求められているのか?

最後に、システムエンジニアに求められる適性について説明していきます。ここでは、現役で働くSEとしての意見を交えてお伝えしていきます。

激務に耐えぬける体力

一般的に、SEは激務です。どの程度忙しいかは、SEの種類や職場、扱っているシステムにより異なりますが、忙しい時期というものは必ず発生します。システムのバグで緊急の対応が必要になったり、急な仕様変更で納期が厳しくなったりと、忙しくなる原因には事欠きません。

ときには、土日出勤や泊まり込みの深夜残業が必要な場合もあります。そうそう休んでもいられませんので、不規則な生活でも体調を崩さない体力が必要とされます。どんな仕事でもバイタリティは必要ですが、SEも例外ではありません。

論理的思考能力

システム開発には、論理的思考能力が必要です。これは、適性検査でも問われていることですね。設計の際にも、もちろん大切なのですが、クライアントに説明する際にも、論理的に順序立てて説明できる能力が求められます。クライアントの理解が適切でないと、プロジェクトが誤った方向に進みがちです。わかりやすい論理的なプレゼンテーションをしましょう。

コミュニケーション能力

ITスキルの影に隠れて軽視されがちですが、システムエンジニアにはコミュニケーション能力も求められます。システムはチームで開発するものなので、開発メンバーやクライアントとのコミュニケーションがとても重要です。

情報共有がうまくいっていないと、無駄なものを開発したり、間違ったものを開発してしまったりします。納期遅れの原因となるため、これは避けなければいけません。面接では、あなたのコミュニケーション力も見ています。ハキハキとしゃべって、しっかりアピールしておきましょう。

メンタル面の強さ

残念ながらIT業界では、うつ病などの精神疾患にかかる方が多い傾向にあります。これはなぜかというと、忙しさに自分のバランスを崩されてしまうというのが主な原因です。これはメンタルが弱い人が病気になるわけではありません。自分はならないだろうと油断している人こそ、病気になりやすい傾向があります。

そのため、多少忙しくてもメンタル面の健康を崩さずに健康でいられる精神的なタフさとその備えが必要です。うまくいかないことも多いですが、全てを受け止めて落ち込んだりせずに明るくSEを続けていきましょう。

まとめ

システムエンジニアの適性検査についてお分かりになりましたか?適性検査は、採用の可否を左右する、重要な要素です。検査の内容は、学校で習うような内容ではないため、なにも対策をしていなければ、初めての問題に面食らってしまうでしょう。元々能力がある方でも、対策をしてさらに適性を高めておくべきです。ウェブサービスや書籍などを活用して、対策を進めましょう。

また、適性検査で求められているもの以外にも、システムエンジニアに求められる適性があります。適性が足りないな、と思っている方もあきらめる必要はありません。これから適性を高めていけばよいのです。SEに必要な適性を知り、自分を磨いていきましょう。あなたは自分にSEの適性があると思いますか?

参照:システムエンジニアの適性について解説した記事はこちら

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