システムエンジニアのことをもっと知りたくありませんか?システムエンジニアというと、一般的に「頭がよさそう」「高収入」「パソコンのことならなんでも知ってそう」などといったイメージがありますが、他にも実際にSEになってみないとわからない魅力がたくさんあります。もっとSEのことを知れば、さらに興味を持てることでしょう。
この記事では、
- システムエンジニアになりたい方
- システムエンジニアに興味がある方
- システムエンジニアの魅力を知りたい方
のために、システムエンジニアの魅力を仕事面と職業面の2つの側面から見ていきます。単純にSEのことを知りたい方も、SEになりたい方も、ぜひご一読して、SEのメリットを知っておきましょう。
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仕事面から見た、システムエンジニアの5つの魅力
まず、仕事面から見た、システムエンジニアの魅力について紹介していきます。SEとして仕事をする上での、やりがいや楽しみなどです。SEの仕事にはどんな魅力があるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。
その1:いろいろなものを作れる楽しさ
システム開発は、ひとつとして同じプロジェクトはありません。同じ技術を使うにしても、毎回要件は異なりますし、設計にも違いが生まれます。他の職業では、毎日同じことの繰り返しで、ルーチンワークに飽きてしまうこともしばしばあります。一方、システムエンジニアでは、毎回のプロジェクトが新しいことの連続なので、常に新鮮な気持ちで仕事を続けられます。また、IT業界は移り変わりが早く、次々と新しい技術が登場するため、嫌でも変化が訪れます。時代の最先端にいるIT業界の流れの速さが、この業界の特徴です。
その2:自分の専門分野のスキルを磨けること
一口にシステムエンジニアといっても、デスクトップ系やウェブ系、組み込み系など、人によって専門分野はさまざまです。自分の好きな(得意な)専門分野のスキルを磨いていけるため、とてもやりがいがあります。上述の通り、IT業界は流れが早いので、スキルを磨き続けても「これで完璧」といったようなことはありません。このため、常に上を目指してスキルを磨き続けていくことができるのです。
その3:システム開発はとってもクリエイティブ
システム開発は、ある意味、芸術です。まったく同じ要件でシステムを作っても、100人のシステムエンジニアがいれば、100通りのシステムができあがります。ほんの短いプログラムでも、何通りもの解法があるように、システム設計も千差万別です。自分のスキルを活かして、最善だと考えるシステムを設計することができます。設計がうまくハマった時の快感は体験してみないとわかりません。
その4:自分の作ったものが社会の役に立つ
システムは、完成したら終わりではなく、そこからが本番です。完成したシステムは、数百、数千、数万人以上のユーザーに使われることになります。ユーザーは、システムを利用することで、仕事を楽に進めることができたり、楽しみを得たり、お金を稼いだり、とシステムによってさまざまなことを達成できます。自分の作り上げたものが、誰かの役に立っているという嬉しさがあります。ときには、直接ユーザーから感謝の言葉をもらえることもあります。SE冥利に尽きますね。
その5:システムが完成したときの達成感がすごい
システム開発は、長期間かかる大仕事です。短くても数ヶ月、長いと数年間プロジェクトが続きます。開発プロジェクトは、不確定要素が多いために、苦難の連続です。まったく何事もなく終わるプロジェクトは稀でしょう。そのため、プロジェクトを完遂して、システムが無事完成したときの達成感はひとしおです。たしかに、つらいこともありますが、それこそ達成感の源なのです。それに、開発はチーム作業なので、開発メンバーと喜びを分かち合うこともできます。
職業面から見た、システムエンジニアの5つの魅力
次に、職業面から見た、システムエンジニアの魅力について紹介していきます。SEとして仕事をすることで、どんなメリットが得られるのかといったことです。他の職業にはない、SEとしての魅力をチェックしていきましょう。
その1:さまざまな業界に関わることができる
今や、ITシステムを使っていない業界はほとんどありません。そのため、システムエンジニアは、開発するシステムを通して多くの業界と関わることができます。一般的な職業では、あまり他の業界と関わり合いになることはないでしょう。SEは、IT業界だけでなく、金融業界や医療業界、ゲーム業界など幅広い業界と関係を持っています。もちろん、どんな業界と関わるかは、企業によっても変わってきます。あなたが興味を持てる分野の業界と関わる企業を目指すとよいでしょう。
その2:論理的な思考力が身につく
システム開発には、論理的な思考力が必要とされます。そのため、システムエンジニアとしてシステム開発を続けていけば、自ずと論理的な思考力が身についていきます。また、クライアントの要件を理解し、最適な提案をするためにも論理的思考能力を求められます。論理的な思考能力は、SEのみならずさまざまな面で役に立つため、他業種に転身する際にもアドバンテージになるでしょう。
その3:コミュニケーション能力が向上する
コンピューター関連の職業というと、一日中パソコンに向かっているイメージを抱きがちですが、システムエンジニアはそんなことはありません。SEの主な仕事はシステム設計なので、クライアントから要件をヒアリングしたり、機能のプレゼンテーションをしたり、提案をしたりと、意外とコミュニケーションを取ることが多くなります。このため、コミュニケーション能力が高まります。人付き合いか好きな方に向いているともいえるでしょう。
その4:SEというだけで、すごいと思われる
冒頭部分でお伝えしたように、一般的にシステムエンジニアは専門的ですごい職業だというイメージを持っている方が多くいます。自分では、たいしたことはやっていないと思っていても、周囲からは結構憧れを持たれているものです。オタクっぽいと思われがちなSEですが、それとは裏腹に明るくオープンなSEの方も少なくありません。また、IT関係のことでよく相談されますので、なんだかんだいっても頼りにされているわけです。結局のところ、個性は人それぞれです。周りのイメージに惑わされないようにしましょう。
その5:最新のIT技術に関わることができる
IT業界は「ドッグイヤー(時代の移り変わりが早いことの例え)」といわれ、次々最新の技術や流行が生まれます。IT業界の中でも、流れについていくのが早い企業と遅い企業がありますが、いずれにしても変化は訪れます。最近では、人工知能(AI)やVR(バーチャルリアリティ)、IoT(モノのインターネット)がブームになっており、関連するエンジニアの需要が急増しています。世界はIT技術で発展していく、といっても過言ではありません。これからの次代を担う、最新技術に関われるシステムエンジニアは時代の先駆者といえるでしょう。新しいものが好きな方は、最新技術を扱う企業を目指してみてください。
まとめ
システムエンジニアの魅力がお分かりになりましたか?システムエンジニアには、実際になってみないとわからない魅力がいっぱいあります。もし、この記事で興味を持ってくれたなら、あなたもSEになってみませんか?現在、SEを含めたIT人材は不足しており、これからさらに人手不足は拡大していきます。つまり、絶好の売り手市場なのです。SEに興味があるなら、この好機を逃す手はないでしょう。
SEは、難しい職業だと思われがちですが、意外と未経験からでもなれるものです。あなたのやる気がいちばん重要な要素です。SEになって、魅力を享受してみましょう。あなたはシステムエンジニアのどんなところが魅力的だと思いますか?
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