これから就職や転職をしようと思っているエンジニアの方は、有利な条件で活動するためにC#の資格をとってみませんか?リクルート活動以外にも、自分のスキルアップや自信にもつながります。
この記事では、C#での開発に関連する資格を紹介していきます。各資格の難易度やスキルを証明することによるお役立ち度、対象にしている方などの情報をまとめています。
それでは、さっそくマイクロソフト認定資格から紹介していきます。
試験98-361ソフトウェア開発に関する基本事項
資格情報
認定機関:マイクロソフト
料金:13,200円(税別)
対象者:C#入門者
難易度:★☆☆☆☆
お役立ち度:★★☆☆☆
資格範囲
プログラミング全般の知識について、広く浅く出題されます。基本的なプログラム構造やオブジェクト指向の基礎、データベースなどです。また、ストアプリやウェブアプリケーションの基本的な開発知識も問われます。
どんなことに役立つか?
プログラミング初心者の方が入門する場合に、プログラミング全般の知識についてしっかり理解できているか確かめるために、受験してみると良いでしょう。
試験98-364データベースの基本事項
資格情報
認定機関:マイクロソフト
料金:13,200円(税別)
対象者:リレーショナルデータベース入門者
難易度:★☆☆☆☆
お役立ち度:★★☆☆☆
資格範囲
リレーショナルデータベース(RDB)についての基本的な概念やSQLを使った操作方法などが試されます。SQL Serverを対象としていますが、ほとんどのRDBで共通の知識なので他のデータベース製品でもだいたい同じです。
どんなことに役立つか?
ほとんどのアプリケーションはリレーショナルデータベースを使いますので、基礎的な知識はデータベース担当者でなくとも必要になってきます。この資格を、取得すればその過程で自ずと基本的な知識が身につくでしょう。
試験98-366 ネットワークの基礎
資格情報
認定機関:マイクロソフト
料金:13,200円(税別)
対象者:ネットワーク入門者
難易度:★☆☆☆☆
お役立ち度:★☆☆☆☆
資格範囲
ネットワークの基礎的な概念やルータなどの機器について出題されます。IPv4はもちろん、これから普及が進んでいくと予想されるIPv6も範囲に入っています。
どんなことに役立つか?
今やほとんどのソフトウェアは、ネットワークを利用することが当たり前になりました。ウェブサービスをプログラミングする上で、ネットワークの基礎知識は不可欠なので、この資格でしっかりとした知識を持っているか確認してみてはいかがでしょうか?
基本情報技術者試験(FE)
資格情報
認定機関:IPA(情報処理推進機構)
料金:7,500円(税込)
対象者:ITシステム全般について基本的な知識を持ったエンジニア
難易度:★★★★☆
お役立ち度:★★★★★
資格範囲
ハードウェアやソフトウェア、データベース、ネットワークなど、ITシステム全般に関わることがすべて出題範囲になっていますので、非常に広範囲な知識が求められます。ソフトウェアの設計やマネジメント、経営戦略なども含まれています。合格率が、56.8\4%(R5年4月)とやや高めですが、しっかり勉強しなければ合格は難しいでしょう。ちなみに、問題はマークシートの選択形式です。
どんなことに役立つか?
ITシステム全般について、基本的な知識を持っていることが示されます。もちろん、C#でプログラミングする上でも、取得した知識は生かされますので、エンジニアならぜひ取得しておきたい資格でしょう。
応用情報技術者試験(AP)
資格情報
認定機関:IPA(情報処理推進機構)
料金:7,500円(税込)
対象者:ITシステムを企画・設計することができるエンジニア
難易度:★★★★★
お役立ち度:★★★★★
資格範囲
主に、ITシステムのアーキテクチャ設計に関することが中心です。アルゴリズムやデータベース設計、ネットワーク設計など多岐にわたります。午前の試験はマークシートの選択方式ですが、午後の試験は記述式ですので、十分な知識を持っていなければ合格することはできません。
どんなことに役立つか?
この資格は以前、ソフトウェア開発技術者試験と呼ばれていたものなので、開発に役立つ知識が詰まっています。最初のうちは、プログラマーとしてプログラミングを担当することが多いでしょうが、設計に携わらなくてもシステム全体の設計が理解しやすくなります。
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