プログラマーの怖い話は笑い話?すべらないエピソードを楽しもう | クラウドワークス テック(旧クラウドテック)

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プログラマー同士で集まると必ず話題に出るのが「怖い話」ですよね。あんなことがあった、こんなことがあったとプログラマーやエンジニア同士で話をするのは楽しいものです。

この記事はプログラマーの怖い話に焦点を当て、どうして怖い話やあるあるエピソードは盛り上がるのか、トンデモエピソードを話す時に気をつけるべきことなどをお話しします。

参照:プログラミング言語開発者が残した名言を紹介した記事はこちら

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目次

なぜプログラマーやエンジニアは「怖い話」が好きなの?

冒頭に書いたようにプログラマーやエンジニアは怖い話、つまりトンデモエピソードや信じられない話が好きで飲み会や集まりで盛り上がるものです。では他の業種ではそんな話で盛り上がることはあるのでしょうか。

怖い話は愚痴っぽくて避ける

他の業種、例えば営業や事務といった仕事の方に話を聞くと、いわゆる「怖い話」は愚痴のような感じがしてあまり話さないという方がいました。これを聞いて筆者はなるほどと思いましたが、みなさんはいかがでしょう?

確かに怖い話やあるある話をする時、心の中では「ねえちょっと聞いてよ!」といった気持ちもあるものです。怖い話は愚痴の一種とも言えそうですね。

怖い話は恥ずかしいから出来ない?!

金融関係の方に話を聞くと、いわゆる怖い話系は「しゃれにならない」ことが多く、仕事にまつわる話は出来ないとのことでした。これはとても納得できますね。金融関係や司法関係の方の仕事の怖い話。ちょっと聞いてみたい気もしますが、ぞっとするような話も出てきそうです。

エンジニアやプログラマーの怖い話は共感が欲しいから出てくる

エンジニアやプログラマーが披露する怖い話は共感が欲しいからこそ出てくるものだと筆者は思います。

残業続きの多忙な生活の中で信じられないことが起きた、危うくとんでもないミスをしてしまうところだった。プログラマーは自分の腕を信じ、一生懸命仕事をしているからこそ、何か恐ろしいことが起きた時やあり得ないミスをしそうになった時、その出来事を自分の胸の内だけでは抱えきれないもの。吐き出してすっきりしたいという気持ちが生まれるのは自然です。

プログラマーの怖い話「え?全部消しました!」

筆者はシステムエンジニア、プログラマーとして働いていたことがありますが、とあるシステムのテスト環境の整備を後輩に任せていた時のことです。テスト環境で動作を確認しようとしても動かない、しかも「モジュールが見つかりません」とのメッセージが表示されるため、何かミスをしたかなと思いつつ対応していました。

メッセージや環境を見ていくと、見慣れた何かがない・・・いえ、何かがないのではありませんでした。
すべてがないのです。動作確認に必要なモジュール類すべてが消えていました。

いったいなぜこんなことが?!PJ内は大騒ぎで、テスト環境の再構築と原因究明に全員で奔走。
原因は新人プログラマーのひと言で解決しました。「あ、いらないと思って消しちゃいました。エラーが出るモジュールを消したつもりなんですが、全部消えていました?」

なぜエラーが出るモジュールを消そうとしたのかなどツッコミどころはたくさんあるものの、PJリーダーからきついおしかりを受けたことは言うまでもありません。

その日は珍しく全員で徹夜。これが納品間近の忙しい時だったらどうなっていたのかと思うとぞっとします。

プログラマーによくある消しちゃった系怖い話

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プログラマーにとってファイル誤削除ほど恐ろしい怖い話はないと思いますし、ネットでプログラマーの怖い話を調べても、ファイル削除にまつわる怖い話はたくさん出てきます。

ファイル削除も恐ろしいですが、さらに恐ろしいのがデータベースでしょう。DELETE文を含むSQLを組む時は慎重になるプログラマーも多いと思いますし、筆者も本番環境でSQLを流す前にはSELECT文のSQLでもチェックリストを作って事前に開発環境で確認していたほどです。

しかし慣れや魔が差したタイミングは恐ろしいもので、ミスは突然やってきますよね。みなさんはファイルやデータ削除にまつわる「怖い話」を持っていますか?

プログラマーやエンジニアが怖い話をする時に気をつけるべきこと

怖い話といっても周りが引いてしまうような話をしてしまうのはちょっと考えものです。怖い話やプログラマーあるあるといったエピソードの話をするにはちょっとしたコツがあるので、ご紹介します。

笑い話に昇華する〜ネガティブな単語には気をつけて!

怖い話といっても怪談話ではありませんから、笑いにつながるようなエピソードに変えることが大切です。

「うちの会社ブラック過ぎるんだよ・・・」なんて言っても周りの人は「え?!」とびっくりしてしまいます。むしろブラックエピソードを話すのであれば

「家に帰れないからさあ、◯◯食品の夜食シリーズ全部制覇しちゃったよ」
とネガティブな単語を使わずにブラックぶりをアピールするほうがベターです。

他人を責めるようなことは言わない

よく言われる怖い話、あるいはプログラマーあるあるには上に書いたようなファイル削除系の話のほか、仕様変更やバグに関する話もあります。設計書のたった1文を読み違えたために午後の仕事がパーになってしまった、そんな経験はないでしょうか?

これは設計書を書いたSEやレビューに参加したプログラマーにも責任はありますが、プログラマー本人にも責任はあるものです。この点を忘れて「いやもうさあ、あのエンジニアの設計書で全SQLがおかしなことになっててねえ」と言ってしまうのは考えものですよね。「この人は丁寧に仕事をしない人?」と周りに思われてしまうこともあります。

どんなに盛り上がっている飲みの席や会食でも、他人のことを口にしない。これはとても大切なことです。

人の話も聞きましょう!

怖い話やびっくりエピソード、いわゆる「自分的すべらない話」を持つとついつい話をしたくなるものですが、自分ばかり話をするのも考えものです。この手の話は愚痴に受け取られがちですし、ついつい自分のことを棚に上げて会社や上司の批判に繋がってしまうこともあります。

他の人のすべらない話も耳を傾けましょう。!

まじめな方や年配の方には怖い話を向けない

同期や同年代のプログラマー同士では盛り上がる怖い話も、上司や年配の方、あるいはとてもまじめな方が聞くと怪訝な顔になってしまうこともあります。

上司あるいは役員は配下の社員や部下に比べると実は孤独です。そのためプログラマーや他社員の話に敏感になりがちで、笑い話がしゃれにならない話になることもしばしばですよね。

とてもまじめな性格の方の場合も「え?そんなことがあったの?」「いや、それまずいんじゃない?」と口には出さずとも眉間にしわを寄せてしまうこともあります。

すべらない話がベスト〜時には愚痴をこぼして共感し合いましょう

この記事ではプログラマーの怖い話についてお話ししました。怖い話やプログラマーあるあるといった話題は飲みの席で盛り上がる話ですが、時には愚痴だと受け取られてしまう、あるいは批判としてとらえられることもあります。

どうせ話すなら笑い話に昇華した「すべらない話」にしたいと思いませんか?強烈なエピソードやとんでもない状況を乗り越えた努力と幸運が愚痴になってしまったらもったいないですよね。

笑い話も愚痴も忙しい日々を乗り越えるためには必要です。良かったらみなさんのすべらない話を聞かせて下さいね!

参照:プログラミング言語開発者が残した名言を紹介した記事はこちら

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