システムエンジニアのためのPCのすすめ!買い方から選び方まで一気にご紹介 | クラウドワークス テック(旧クラウドテック)

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システムエンジニアの方はパソコンならなんでも詳しいと思われがちですが、実はそんなことないという方もいるでしょう。中には本当にパソコンが好きで詳しい方もいますが、仕事に直接関係ないことは興味がなく、いざパソコン選びというと迷うこともあるのではないでしょうか。

この記事では、パソコン選びに困っているシステムエンジニアの方のために、パソコンの買い方と選び方をお教えします。他人のパソコンのみならず、自宅のパソコンや会社のパソコンを選ぶ際にも役立つでしょう。

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目次

パソコンの種類は意外と多い

はじめに、パソコンの種類を一通り紹介します。それぞれ用途が違いますので、目的に応じて適切な種類を選択しましょう。

デスクトップ(タワー型)

昔からある、一般的なパソコンの形態です。タワーと一口にいっても、ミニタワーやミドルタワー、フルタワーなどいろいろなサイズがあります。タワー型は性能に対するコストパフォーマンスが高いこと、拡張性が高いことがメリットです。しかし、場所をとる、持ち歩けないといったデメリットもあります。とはいえ、コスパ重視ならタワー型がおすすめです。

デスクトップ(画面一体型)

デスクトップパソコンには、本体が画面と一体になっているものもあります。近年では、AppleのiMacやMicrosoftのSurface Studioなどが良く知られているでしょう。画面一体型のメリットは、場所を取らずにスッキリ配置できること、スタイリッシュなデザインのパソコンが多いことです。

ただし、価格はタワー型よりも値段が高くなる傾向です。また、タワー型のような拡張性は期待できません。

ノートパソコン

頻繁に移動したり、外出先で使用したりする必要がある場合にはノートパソコンがおすすめです。いつも使っている環境を、そのまま持ち運ぶことができます。

2in1パソコン

タブレットの普及とともに、ノートパソコンの売上はどんどん落ち込んでいきました。そんな中、考えだされたのがタブレットと着脱可能なキーボードがセットになった2in1パソコンです。

2in1パソコンは、タブレット対応が改善されたWindows10以降、広く使われるようになりました。一般的にノートパソコンよりも薄く持ち運びが考慮されていますが、タブレットとしては重量が増える傾向にあります。

小型パソコン

ミニタワーよりもはるかに小さい小型のデスクトップパソコンは、本体に場所を取られたくないという方におすすめです。最近では、「NUC」と呼ばれる小型パソコン規格もでてきており、サイズの割りに高性能な製品も見つかります。

スティック型パソコン

究極の小型パソコンといえるのが、スティック型パソコンです。USBメモリより一回り大きいぐらいのサイズで、テレビやディスプレイのHDMI端子に挿して使います。電源はUSB給電であることがほとんどです。スペックが低いことや拡張性がないといったデメリットはありますが、場所をまったく取らずに、既存のテレビやディスプレイを活用できるのはメリットです。メイン使用は厳しいものの、サブ機として活用するにはよいでしょう

パソコンを買うルートもいろいろある

パソコンを買うルートは、大きく家電量販店やメーカー直営店などの店頭で買う方法と、インターネットで購入する方法の2パターンがあります。

店頭は実物に触れられること、スタッフに直接購入相談ができることがメリットです。どのパソコンを選んだらよいかわからない方は、店頭での購入が良いでしょう。

一方、インターネットは、価格やスペックで多くの機種を比較検討しやすいことがメリットです。また、店頭まで出向く手間を省けるので、忙しい方に向いています

タワー型のデスクトップパソコンを買うなら、BTOパソコンという方法もあります。BTOとは、自分の好きなパーツを選択してカスタマイズできることです。既製品で満足できるスペックの製品がない方や、パーツにこだわりのある方におすすめします。

パソコンを選ぶときのポイントはこれだ

最後に、パソコンを選ぶ際のポイントを説明します。スペックがいいことに越したことはないのですが、その分高価になってしまいます。目的に合った、必要十分なスペックのパソコンを選ぶことが重要です。

CPU

ここが一番難しいところです。一般的な作業や娯楽目的であればエントリークラスやミドルクラスのCPUでも問題ありませんが、プログラミングなどCPUパワーが必要な作業をするのであれば、ハイエンドクラスのほうがストレスなく作業できます。また、同シリーズのCPUであっても、世代が新しくなるほど性能はアップしています。型落ちを検討する際には注意しましょう。

メモリ

メモリは、OS使用分を考慮すると、最低8GBは必要です。快適に使用するには、16GB以上をおすすめします。タワー型であれば後からメモリを増設することも可能ですが、ノートでは増設できないものも多いです。パソコンをある程度長く使いたいなら、メモリは余裕を持っておくことをおすすめします。

GPU

最近のCPUには、一部を除きGPUが組み込まれています。そのため、組み込みのGPUだけで事足りる場合が多いです。しかし、性能はそれほど高くないため、高度な3Dグラフィック処理はできません。3D処理が必要なら、別途ミドルクラスやハイエンドクラスのGPUを搭載したものを選ぶとよいでしょう。動画を扱う際にもGPUが重要になってきます。

HDD・SSD

OSをインストールするシステムドライブにはSSDを選択することをおすすめします。HDDに比べ、起動速度や動作速度が段違いに早いからです。しかし、大量のデータ保存やバックアップのドライブには安価なHDDが有利でしょう。

LAN

今やインターネットに接続できないパソコンは役に立ちません。有線接続にするのか無線接続にするのかを決めて、対応している製品を選びましょう。無線は対応規格について確認しておくことも大切です。

光学ドライブ

用途によってはほとんどDVDドライブやBlu-rayドライブを使わないこともあります。たまにしか必要なければ、外付けのドライブで対応してもよいでしょう。頻繁に使う方は、なるべくドライブ内蔵の製品がよいです。

まとめ

パソコンはエンジニアにとって仕事道具のひとつでもあるため、納得のいくものを選ぶことが大切です。また、パソコン周りの技術はどんどん進化しています。パソコンを単なる道具だと思わずに、どんな技術が使われているのか興味を持ってみると新たな発見があるかもしれません。

参照:プログラマーに必要なスペックのPCについて解説した記事はこちら

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