IT業界でメジャーな職業と言えばプログラマーです。システムやアプリケーションを構築する大切な仕事ですが、みなさんはプログラマーの転職活動におけるポイントやコツをご存じですか?
この記事では転職活動をするプログラマーやプログラマーに職変えしようとしている方に向けて、職務経歴書や面接でチェックされる点とアピールのコツ、志望企業の事前調査などで押さえておきたいポイントをお伝えします。
具体的には以下のような内容を解説しました。
◎現職プログラマの方の経歴書や面接、事前調査のポイント
- プログラマがチェックされる書類選考や面接のポイント
- 事前調査で押さえておきたい志望企業の中身
- 好印象を与える経歴書を作るコツ
- 面接で好印象を与えるためにアピールすべきポイント
◎未経験からプログラマへ職替えする方の経歴書や面接、事前調査のポイント
- 未経験がゆえにチェックされるの書類選考や面接のポイント
- 事前調査で押さえておきたい志望企業の中身
- 未経験者が好印象を与える経歴書を作るためのポイント
- 未経験者が面接で好印象を与えるために押さえておきたいアピールポイント
プログラマの転職や未経験からプログラマを目指す方に役立つ情報満載でお届けします。ぜひご覧ください!
参照:エンジニアの採用面接のポイントについて解説した記事はこちら
現職プログラマの職務経歴書や面接ではここがチェックされる!!
プログラマの場合は端的に言うと今までの業務内容や具体的なコーディングの内容をチェックされます。
その具体的な内容や理由を見ていきましょう。
プログラマがチェックされる3つのポイント
- 業務で扱った言語
いうまでもなく、プログラミング言語は必ずチェックされます。志望企業が扱う言語かどうかはもちろんですが、言語を通じてあなたの得意分野がwebなのか、オブジェクト指向なのかといったスキルセットも見えてきますから、きちんと書いておきましょう。
- コーディングの内容
プログラミングを通じて、システム内のどの部分を作成したのかもチェックされます。画面や帳票系を作ったのか、共通部品やアーキテクチャの細かい部分を作り込んだのかなどから、あなたのスキルレベルや得意分野が判断されます。
- 前職での業務内容
プログラマと言っても、ただのコーダーからシステムエンジニアと折衝するリーダー的な役割、さらにはプログラマやシステムエンジニアに技術支援を行うプログラマまでさまざまな業務を担当します。
業務内容や役割が異なれば、同じプログラマとしても持っているスキルや実力に差が出ますので、この点もチェックされます。
志望企業の事前調査で押さえておきたいポイント
志望企業のコア業務と事業の方向性
事前調査では志望企業のコア業務と事業の方向性を調べるのは必須です。
これらを調べることで、志望企業が求めているプログラマ像がわかるため、職務経歴書作成や面接対策がスムーズに進みます。
志望企業の社員構成や事業のあり方
プログラマとして転職する場合、志望企業がシステムエンジニア中心の企業かプログラマ中心の企業かを知っておくことも大切です。
システムエンジニア中心の企業であれば、技術的に優れたプログラマを少数精鋭で求めている可能性など考えられます。
入社後の業務イメージをはっきりさせる一助になりますので、事前調査ではこの点も押さえておきましょう。
好印象を与える職務経歴書を作る2つのポイント
好印象を与える職務経歴書とは、あなたの得意分野やスキルセット、つまりプログラマとしての個性がわかる職務経歴書です。
そんな書類を作るために必要な2つのポイントをご紹介します。
コミュニケーション能力についての記述を加えましょう
職務経歴書の内容で今までどのようなコミュニケーションをとってきたか、という記述を加えることは、人物像がイメージしやすくなるため、企業に良い印象を与えられるかもしれません。
システムエンジニアと折衝した経験やプログラマをまとめるような役割の経験など、コミュニケーションスキルを使った業務経験があれば重点的に記述しましょう。
経験したコーディングの内容を具体的に書きましょう
コーディングの内容を深く掘り下げて、今までどんなプログラムを組んできたのかをしっかりアピールできると好印象です。
画面や帳票系のプログラムが得意、共通部品を作って製造効率を上げる役割を果たした、などご自身のプログラミング経験を存分に書くことが大切です。
以上の内容を通して、あなたの得意分野などプログラマとしての個性を伝えましょう。
好印象を与える面接のためにアピールしたいポイント
自助努力やプログラマとしての活動をアピールする
プログラマはスキルアップし続ける必要がある職務です。これを怠るプログラマは会社の足を引っ張ることになりかねませんので、自助努力やスキルアップについてもしっかりアピールしましょう。
好印象を持ってもらうには、自助努力によって身につけたスキルで新しい業務を遂行した経験や業務改善を行った経験などをアピールできるとベストです。
ブログやプログラマコミュニティの経験もアピールポイントになる
プログラマとして技術情報を発信するブログなどを書いていることは、高いスキルレベルや最新技術をキャッチアップしていることのアピールになるため、好印象につなげることができるでしょう。
未経験者がチェックされる職務経歴書や面接のポイント
未経験者の場合、チェックされるポイントはスキルレベルやプログラマという仕事への理解が誤っていないかどうかなどです。
業務に耐えうるスキルレベルに達していることが伝わらなければ、選考を通過することはできません。
さらにプログラマという仕事への誤解は企業にとっても志望者にとっても不幸な結果を招きますので、この点もチェックされるでしょう。
未経験者が志望企業の事前調査で押さえておきたいポイント
基本的に、前述したような経験者が押さえるべきポイントは未経験者でも押さえる必要があります。
さらに未経験者はプログラマの採用数や会社の評判もリサーチして、志望企業が未経験者を育てる企業か、それとも未経験者でもいいからとにかく欲しいと考えている企業かを見極めることが大切です。
後者の場合は極端な激務やブラック企業の可能性も否定できないと思いますよ。
未経験者が好印象を与える職務経歴書を作るポイント
他人が使うツールやアプリケーションを作った経験
業務でプログラミングを用いた経験、特に「他人に使ってもらうためのツールの制作やマクロを組んだことがある」という経験があると印象がかなり良くなります。
他人が使うツールやマクロを作って業務で使ってもらったことは、未経験者としては高いプログラミングスキルを持つ人材として好印象です。
未経験者が面接でアピールするべき点
プログラマの仕事を理解していることを伝えましょう
未経験者の面接ではしばしば「プログラマという仕事にはどんなイメージを持っていますか?」といった質問がされることもあるため、しっかり受け答えできるようにしておきましょう。
というのも、採用担当者はあなたがプログラマの仕事をきちんと理解しているかをとても気にしています。理解していることをアピールできれば、採用担当者の印象はかなり良くなりますよ。
プログラマとして将来はどんな貢献をしたいのかを伝える
プログラマ未経験者はIT業界のスタートラインに立ったようなものですから、将来的には志望企業にどんな貢献ができるようになるのかを伝えましょう。
このアピールでは、入社希望の熱意など多くのことを伝えられます。
プログラマの転職では業務経験や理解度を具体的に伝えよう!
転職の場合は自分自身の業務経験を具体的に伝えることで、持っているスキルやそのレベル、プログラマとしてどんな能力があるかを伝えることができます。
未経験の場合はプログラマという仕事への理解があることや思い描く将来像を伝えることでスキルと熱意を伝えることができるでしょう。
あなたはこれまで、どんな業務経験を重ねてきましたか?
これまでの経験を上手に活用して、転職や職変えを実現させてくださいね!
参照:エンジニアの採用面接のポイントについて解説した記事はこちら
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