プログラマーと言えば大変といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。もちろん簡単な仕事ではありませんが、面白い一面もあります。
本記事では、プログラマーが日々の開発業務の中で楽しいと思っていることなどをランキング形式で幾つかご紹介します。
これからプログラマーを目指す人にとってはイメージアップのために、
またすでにプログラマーとして活躍されている人にとってはあるあるネタとして楽しんでいただきたいと思います。
参照:プログラミング言語開発者が残した名言10選を紹介した記事はこちら
8位 プレゼンや説明の場で相手にわかりやすく説明するのが楽しい
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プログラマーは常に論理的な思考を駆使して開発や設計をしなければいけません。
クライアントの難しい要望をヒアリングして、根本的な解決方法を模索したり、要望を実現することが技術的に可能なのかどうかを精査したり、できるだけ仕様をシンプルにしたり…
自ら考えて一番いい方法は何かをまとめ、それをクライアントや開発担当に説明しなければいけません。
そこで、重要なのが説明をするためのプレゼン資料や仕様書の作成と
それを駆使して説明する力や説得力のあるプレゼンテーション能力です。
いかに相手の立場や気持ちになって難しい仕様を説明できるか、
またプロセスや手法、フローなどをできるだけわかりやすくシンプルにするような工夫が必要です。そうやって、相手に気持ち良く理解してもらえることは仕事を円滑に進める上でもかなり重要です。
はじめの頃はうまく説明できなくても、技術力が上がって、開発の上流工程に進んでいくにつれて、そのような説明や説得力のあるプレゼンテーションがうまくなっていき、説明することが楽しくなってきます。
また、人に説明したり話したりすることは、自分にとっても理解力が深まるので、一石二鳥でいいこと尽くしなのです。
7位 ゾーンに入ると時間を忘れてしまう
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- マニアック度:5
プログラマーは熟練度によって、ソースコードをかける量やいい設計ができるかどうかに差が生じます。
特にオブジェクト指向という概念は未経験者にとって理解するのは容易ではないため、習得して扱えるようになるまでに相当な時間を要します。
ただし、開発しているシステムの規模が大きければ大きいほど、その効果を得ることのできる概念です。
そのような難しい概念や技術は習得するのに時間をかけた分、実務で活かすことができた時の達成感は何事にも代え難く、プログラマー冥利に尽きるというものです。
また、初心者プログラマーから初級中級レベルのプログラマーは設計やコーディングにある程度考える時間を要しますが、
達人と言われるレベルに達した熟練プログラマーは考えることはあまりせず、
自然と手が動くようにソースコードが書けるようになります。
これは「ゾーンに入る」とも言われていて、ゾーンに入ると、集中力が研ぎ澄まされ、トランス状態になったような感覚になり、時間の経過を忘れて疲労感を感じずにスラスラとソースコードを流れるように書ける状態になります。
6位 英語を勉強できる
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プログラマーは日々の開発の中で問題に直面したりライブラリやツールなどを利用する時は、基本的にググったり、日本語のマニュアルを読んだりして作業を進めます。
それでも日本語の情報が少ない場合は、英語のマニュアルを調べながら翻訳したり、英語のフォーラムに質問したりして解決していきます。
しかし、その都度その都度英語をアプリやツールなどで翻訳してどのような内容かを理解するよりも、単語や文法などはあらかじめ勉強しておいたほうが、直接理解できて作業効率が良くなります。
そのため、腕のある技術者はある程度英語を学んでいて、翻訳をせずとも直接英語で調べて問題解決をしたり英語のマニュアルを読んで開発をスムーズに進めたりすることができます。
また、英語を学んでいなくても、よく調べる単語や文法などは自然と覚えることができるので、プログラマーとして仕事をしているだけで、いつの間にか英語の勉強になっていたりもします。
TOEICや英語の資格を取得しておくと海外でも通用するプログラマーになることも可能なのです。
5位 問題や不具合の原因がわかった時は楽しい
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- マニアック度:4
プログラマーにとって、開発や運用しているアプリケーションやサービスの品質を改善していくことは義務であり、腕の見せ所でもあります。
逆に言うと、常に問題解決や不具合を改善することを強いられることになります。
時には問題の原因や不具合の原因がなかなか特定できず、数時間、数日を費やしてしまうことも少なくありません。
そんな時こそ、問題を論理的に捉えて道筋を立てて考え、
基本的なことや思わぬ所に原因がないかなどを検討したりして、
事件の犯人を探すように目星をつけ、あらゆる方法で調査をしたり、特定できるように足跡をつけて推理したりします。
そうやって苦労の甲斐あって原因が特定できた時や問題を改善できた時はえもいわれぬ爽快感があります。
そして、技術者としてもワンランクアップし、周りからの評価もアップします。
4位 新しい技術や仕様、規格に触れるプロジェクトに関わると、俄然やる気が出る
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- マニアック度:3
プログラマーが開発で相手にする言語や技術、概念や規格等、ITに関わるテクノロジーや発想は日進月歩であり、常に新しいものが出ては廃れてを繰り返し、あらゆるサービスや製品が商品化されたり無償で提供されたりして、昨今のIT業界は成り立っています。
そんな中でプログラマーは、話題の技術やあまりサービスや製品に利用されていないような真新しい技術や仕様などを扱えるプロジェクトに携われた時にやりがいを感じます。
革新的なサービスや注目されるシステムなどを開発できる可能性を想像しながら開発できることはプログラマーとしてのステータスにもなります。
3位 工数より早めに終わらせられると気持ちいい
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- マニアック度:3
プログラマーはほかの仕事と同様、常に時間との戦いです。
開発手法にもよりますが、一般的なプロジェクトはその予算が決まっており、
その予算から捻出される一人当たりの作業コストがあり、
その作業コストは一人で作業した場合に何日で作業が終わるかという1日あたりの単価から計算されます。(これを工数と言います。)
よって、その見積りされた作業時間よりも時間がかかってしまえば予算オーバーとなり、赤字の要因になってしまいますが、
逆に早く終わらせることができればその分利益となります。
そのためプログラマーは常に作業効率を考え、
無駄なことはしていないか、同じことを何回も繰り返ししていないかなど、
時間短縮の手法を模索しています。
そして模索した結果、見積り工数より早く作業が終われば、
残りの時間を次の仕事や雑務に当てることができ、
より一層こなせる仕事量が増えていくのです。
2位 開発で関わった仕組みや機能をユーザーが利用して、反響があると嬉しい
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- マニアック度:2
例えば、Webサービスの開発を担当していても、
直接的にユーザーの意見や感想を聞ける状況はあまりありません。
しかし、例えばアプリ開発であれば、
レビューに投稿された内容が満足しているような内容であったり、サービスであれば有名になってメディアに取り上げられたりすれば、モチベーションアップに繋がります。
1位 仕事だけではなく私生活も論理的に考える
- 共感度:5
- マニアック度:2
プログラマーは仕事以外の私生活でも常に物事を論理的な視点で捉えて
効率よく物事が運ぶように考えるようになります。
これは仕事でそのように思考する癖がついているので、ある種の職業病と言えるかもしれません。
ただし、悪いことではなく、プログラマーとして生きていけば
私生活を含めて何事も効率よく、一番いい方法を選択しながら素晴らしい人生を歩んでいける可能性が高いといえるでしょう。
最後に
以上、マニアックなものから共感度の高いものまで8つご紹介しましたが、
細かいものはまだまだたくさんあります。
プログラマーは難しい職業ですが、
だからこそ楽しくなることを見つけたり、考えたりすることでモチベーションを維持し続けることができます。
それでは、みなさんもぜひ楽しいプログラマーライフを送ってください。
参照:プログラミング言語開発者が残した名言10選を紹介した記事はこちら
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