株式会社スタイルポート

経営管理グループマネージャー
遠藤 絢子 さま

どんなことでも相談できる体制作りでフリーランスが不安なく働ける環境を実現

参画したフリーランスに実力を存分に発揮してもらうためには、コミュニケーションが取りやすい体制を作り、フリーランスが抱える不安や疑問を取り除くことがとても大切です。 新築マンションなどの不動産営業を支援するシステム「 ROOV 」を提供する株式会社スタイルポートでは、クラウドテックを使って週1日(月32時間)のペースで稼働するフリーランスのアシスタントを活用しています。 本インタビューではフリーランスを受け入れたことのメリットや、フリーランスと上手くコミュニケーションを取るために工夫した点などを、経営管理グループマネージャーの遠藤 絢子 (えんどう あやこ)さまに伺いました。

お話を伺った方:

経営管理グループマネージャー 遠藤 絢子 さま

フリーランスは育成に時間をかけなくても即戦力として活躍してくれた

フリーランスを受け入れようと思った理由は何でしたか。

遠藤 絢子 さま(以下遠藤さま) 当時、私は広報・プロモーション・人事など複数の業務を掛け持ちしていました。しかし段々とタスク量が増えていき、1人だけでは対応しきれない状態になっていたのです。いずれは正社員を増員しようと考えていましたが、面接に時間をかけることすら難しかったため、スキルがマッチすれば即契約できるフリーランスの活用を検討しました。

フリーランスを受け入れたことのメリットは何でしたか。

遠藤さま すでに必要なスキルを持っているため、育成に時間をかけることなく即戦力として活躍してくれたことです。
クラウドテックさんにご紹介いただいたアシスタントの方は、勤務初日から私の業務の巻き取りを行ってくださり、1カ月以内に引き継ぎが全て完了しました。

派遣やアルバイトでの採用は検討されましたか。

遠藤さま 重要だったのは優秀な即戦力を採用することなので、雇用形態のこだわりはありませんでした。

ただ、フリーランスとして働き続けるためには、クライアントとの信頼関係の構築や、クオリティの高い成果物を納品することが大切だと思います。そのためフリーランスとして活躍する人は、仕事に対する責任感や成果物の質が高いのではないかと考え、フリーランス活用を決めました。

フリーランスは稼働状況が把握しにくいことから、導入に抵抗を感じる企業も少なくありません。その点、御社はいかがでしたか。

遠藤さま すでに別の部署でフリーランスの方が活躍していて、弊社自体がフルリモート・フルフレックスに対応可能なこともあったため、企業として抵抗感や懸念点は無かったと思います。

私自身も、働き方や事業、価値観などに共感していただける方であればどんな雇用形態であってもマッチするだろうと考えていました。

さらにこのアシスタントの方が非常に当事者意識の高い方で、弊社での働き方に慣れようと自発的に行動してくれたことも、抵抗を感じなかったことに関係していると思います。

迷うことがあれば、是非相談して欲しい

クラウドテックから参画したアシスタントの方が御社からの正社員採用を受けるか、別の企業で正社員として働くか、フリーランスを継続するか悩んでいた際、御社代表・間所さまと直接面談する機会を設けていただいたと聞きました。

遠藤さま 私としては、意欲的に業務に取り組んでくださるアシスタントさんには、ぜひ当社との業務を継続してもらいたいと思っていました。そこで代表の間所に、この方と面談をしてもらいました。

「スタイルポートで業務を継続していただけないか」という気持ちを、間所からも伝えてもらうためです。

結果としてご本人の意思決定に結びついたことだけでなく、会社のトップがこういう「スタイルポートに対し強い思いを持って働いているフリーランサー」がいると認識してもらえたことも良かった点だと思います。

御社はフリーランスを一社員として考えている印象です。
このような企業は、フリーランスに「次はこういう仕事をしてみない?」と新しい提案をしてくださる場合が多く、フリーランスの信頼感やスキルも上がる傾向があります。

遠藤さま 弊社の Value の中に “ be innovative ” というものがあります。これは、より高い成果を生むために常に新しい知識を吸収して、固定概念にとらわれず課題の解決策を導き出すという考え方です。

このアシスタントさんの働き方が、まさにこのビジョンに合っていると感じることが多く、実際に知識を吸収しながら幅広い業務を次々こなしてくださっています。

不要なコミュニケーションを減らしつつフリーランスがどんなことでも相談できる体制を構築

フリーランスの方とコミュニケーションを取る上で意識していることはありますか?

遠藤さま 遠隔での業務となるため、ミスコミュニケーションになったり、不明点や不安なことを抱えたままになってしまわないよう、2つの機会を設けています。

1つが「業務共有シート」の活用です。業務共有シートに1つひとつの業務のゴールや依頼内容、必要な資料を全てまとめるようにしています。主な目的はまず、シートを見れば業務の疑問点を解消できるようにして不要なコミュニケーションを減らすこと。そして、依頼内容を記録して「言った・言わない」という問題になるのを防ぐことです。

また、社内コミュニケーションツールであるslackでは、プライベート以外の全てのチャンネルを見られる権限に設定し、随時さまざまな情報をキャッチアップしていただけるようにしています。

もう1つが、週1回の定例ミーティングを開催することです。ご本人から業務共有シートに日々の進捗報告を書いてもらっているものの、文面では相談しにくいこともあると思います。そこでミーティングを開催して、口頭でも相談できる体制を作りました。

「フリーランスは高いスキルを持っているため、仕事に関する相談の時間を作らなくても問題ない」と考えている企業もあるようです。
遠藤さまはそうではなく「分からないことがあれば何でも相談してほしい」というスタンスで、フリーランスの方と向き合っているように感じます。

遠藤さま 確かに当初のフリーランス活用の目的は、即戦力となる優秀な人材の確保でした。しかし、高いスキルや豊富な経験のあるフリーランスといえど、新しい職場ですぐに100%の力を発揮することは難しいと考えていました。

そのため、ご本人にとって働きやすく、実力を存分に発揮できる環境を作るために「仕事に関することでなくてもいいので、どんな些細なことでもすぐに相談してください」と伝えています。

今後、今回参画しているフリーランスの方に期待することは何でしょうか。

遠藤さま 引き続き、これまでに依頼してきた業務内容である月次の KPI の取りまとめや、お客様の導入事例のインタビュー文字起こし、ホームページの更新、名刺データの管理などをお願いしていきたいと思っています。

加えて、さらに難易度の高い作業でも安心して任せられそうな方なので、他の正社員のリソースが足りない時などは積極的に頼っていこうと思います。

COMPANY INFO
株式会社スタイルポート
IT
VR内覧ができるシステム「ROOV」を開発運営
アシスタント
SUMMARY
フリーランスとコミュニケーションが取りやすい体制を作ることが重要。
POINT1

業務共有シートに依頼内容や必要な資料をまとめて、フリーランスの感じている不安や疑問を解消する。

POINT2

業務共有シートに依頼内容や必要な資料をまとめて、フリーランスの感じている不安や疑問を解消する。

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