給料を上げたいプログラマーは、どの言語を学ぶべきなのか? | フリーランスへの道しるべ

給料を上げたいプログラマーは、どの言語を学ぶべきなのか?

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なぜ仕事をするのかと聞かれたら、多くの方は「収入を得るため」と答えるでしょう。そうでなくても、給料が上がってうれしくない方はほとんどいません。

プログラマーと一口にいっても、さまざまな技術を持った方がいます。当然、持っているスキルによって需要も異なりますから、給料にも差が出てきます。給料を上げる一番の近道は、需要(市場価値)の高いプログラマーになることです。それでは、どういったプログラマーの需要が高いのでしょうか?

この記事では、今の給料に不満がある、もっと給料を上げたいプログラマーの方のために、求人検索エンジンスタンバイの言語別給与ランキングを参考に、需要が高いプログラマーになるためにはどの言語を習得するべきかを考察していきます。ぜひご一読して、あなたの需要を高めて給料を上げましょう。

目次

第1位:Python
第2位:Perl
第3位:Ruby
第4位:C言語
第5位:JavaScript
第6位:PHP

第1位:Python

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平均給与:651万円

どんな言語?

Pythonは、軽量言語に分類されるスクリプト言語です。インデントでネスト構造を表す構文が特徴で、そのシンプルさから世界中から人気を集めています。人気言語ランキングでも5位と、高順位をキープしています。フレームワークとしては、Django(ジャンゴ)が有名で、ウェブアプリケーション開発に採用されることもあります。

需要について

今話題の人工知能(AI)IoT(モノのインターネット)、統計処理などで使用されていることもあり、需要が高まっています。Pythonには、AIの一分野である機械学習や数値計算、グラフ描写などのライブラリが豊富なため、最新技術の分野で採用されることが多いのです。

将来性について

AIやIoTなどの最新技術は、まだまだ発展途上です。すでにGoogleやMicrosoft、Amazonなど、世界の大企業が研究開発に参入しています。自動運転の技術にもAIが活用される見込みで、幅広い業種で採用が進むでしょう。したがって、開発言語に選ばれる可能性の高いPythonの需要も高まると考えられ、将来性が期待できる言語と言えます。

第2位:Perl

平均給与:633万円

どんな言語?

Perlは、テキスト処理が得意なスクリプト言語です。30年近い歴史を持っており、現行の言語の中では古参です。サーバーサイドおよびフロントエンドで利用されており、スマホゲームなどのバックエンドの言語として採用されることもあります。また、高いテキスト処理能力を活かし、英語や日本語などの自然言語処理を行うこともあります。

需要について

人気言語ランキングでは、1年前と比べると、順位が11位から8位に上昇しており、需要が高まってきていると考えられます。理由としては、ビッグデータや統計分析などが注目を集めたため、データーの抽出処理整形処理を記述するために、テキスト処理が得意なPerlの需要が高まったのではないか、と推察されます。

将来性について

比較的古い言語のため、再び脚光を集めるのは難しいのではないかと思います。しかしながら、テキスト処理が強い言語として、これからも一定の需要が見込めるでしょう。Perlで実装された古いシステムも、まだまだ残っているはずです。そのメンテナンスにもPerlプログラマーのスキルが必要とされるでしょう。

第3位:Ruby

平均給与:606万円

どんな言語?

Rubyは、楽しく、ストレスなくプログラミングできる、という設計理念のもとに生み出されたスクリプト言語です。日本人のまつもとゆきひろ氏(愛称Matz)が作ったことでも有名で、世界でも人気のある国産言語です。人気ランキングでも12位と健闘していますね。特徴は、ブロック構文で処理の塊を引数として渡せることです。

需要について

Rubyには、Ruby on Rails(RoR)という鉄板フレームワークがあるため、RoRを使った開発案件が豊富にあります。Rubyを使うとなれば、ほとんどの場合RoRが採用されるので、Rubyとは切っても切れない関係です。Rubyを学ぶなら、RoRも習得する必要があるでしょう。RoRは現在も活発に開発が続けられており、これからも安定した需要が見込めます。

将来性について

人気ランキングでは、1年前から見ると10位から12位へと下がっているため、あまり将来性は期待できないように思います。また、Googleトレンドでも、ほぼ横ばいの人気を示しており、上がりもしないが下がりもしない、といった印象を受けます。おそらく、これからもRoRに支えられて、堅実な需要を維持するでしょう。

第4位:C言語

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平均給与:597万円

どんな言語?

C言語は、1972年に開発された言語で、スクリプト言語とは違い、コンパイルを必要とします。主に、コンパイラ開発や組み込み開発など、ハードウェアに近い部分で利用されています。C言語は今も活躍中ですが、C++やC#などの多くの後継言語があり、他の言語に与えた影響も大きいと言えます。

需要について

今も根強い需要があるため、人気ランキングでも2位をキープするほどの実力を持っています。やはり、組み込み系などのハードウェアを直接制御しなければいけない分野においては、C言語が実行効率に優れています。人気が低下しつつあるようですが、それでも2位を維持できるだけの人気を保っているようです。

将来性について

組み込み系で活躍する言語なので、これからIoTが普及するにつれ開発案件が増えていくと予想されます。IoT分野では、Pythonなどのスクリプト言語も躍進してきていますが、それでもC言語が採用される場面が多いのではないかと考えます。需要もさらに伸びていくでしょう。

第5位:JavaScript

平均給与:555万円

どんな言語?

JavaScriptは、主にブラウザで動作するスクリプト言語です。近年では、Node.jsにより、サーバーサイドやデスクトップアプリにも活用されるようになりました。もはや、JavaScriptを使っていないウェブサイトを見つけるほうが苦労することでしょう。インターネットにとって、JavaScriptはなくてはならないものになっています。

需要について

ウェブサイトの数だけ需要があると言っても過言ではなく、非常に需要が高い言語のひとつになっています。通常、なんらかのフレームワークやライブラリが使用されるため、そちらの需要も把握しておく必要があります。ReactやAngularJS、jQueryなど、人気所をおさえておくと良いでしょう。

将来性について

JavaScriptは、最近になって言語仕様が見直され、新しい規格が登場しました。今後も新しい規格が策定される予定で、インターネットとともに成長していくことでしょう。当分の間、主要なブラウザはJavaScriptのみをサポートし続けるでしょうから、需要が途絶えることはないと考えられます。

第6位:PHP

平均給与:538万円

どんな言語?

PHPは、動的ウェブサイトを作るために開発されたスクリプト言語です。歴史が長い言語のため、やや古めかしい部分もあるのですが、今でも開発が続けられています。2015年末にリリースされたバージョン7.0では、言語仕様の改善や実行速度の高速化が行われ、その約1年後にリリースされたバージョン7.1でも、さらなる言語の改善がなされています。

需要について

世界の25%以上のウェブサイトが、WordPressで作られていると言われています。そして、そのWordPressはPHPで作られているのです。そのため、WordPressのカスタマイズ案件が豊富で、プラグインの開発案件もあります。また、CakePHPなどのフレームワークを使ったウェブサービス開発やスマホゲームのバックエンド開発など、活用の幅が広い言語です。スクリプト言語では最も需要のある言語、といっていいでしょう。

将来性について

非常に需要が高いのですが、その分PHPエンジニアも多く、すでに業界が飽和しているような印象を受けます。そのため、あまり伸びしろがなく、将来性はあまり期待できないでしょう。とはいえ、PHPの資産は多いので、急に需要がなくなるということはありません。当分は、高い需要を維持し続けるでしょう。

まとめ

さて、いろいろな言語を見てきましたが、やはり最も市場価値が高いと見込めるのは、「Python」でしょう。人工知能やIoTなどの、最先端技術で活用されていることもあり、将来性が期待できます。まだまだ日本ではPythonエンジニアが少ないため、需要に追いついていないのではないでしょうか。それが平均給与の高さとして表れていると考えられます。最先端技術は情報が少なく、なかなか学習が難しい分野ですが、チャレンジしてみるだけの価値はあるでしょう。少しずつ日本語の書籍も出始めている今がチャンスです!

あなたはどの言語をはじめてみたいと思いますか?

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