音楽を作るプログラマー!サウンドプログラマーになるための第一歩

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今や音楽といっても、コンピューターとは切っても切れない関係になっていますよね。

ネット発で世界的にもメガヒットとなった「初音ミク」に代表される「ボーカロイド」や、ゲームの効果音、アーティストが歌う楽曲の編集、CMのバックミュージックなど、コンピューターを使った音楽をあらゆるところで耳にします。

今回は、音楽を作るプログラマーである「サウンドプログラマー」についてご紹介しましょう。

本記事は、これからサウンドプログラマーを目指したい方や、サウンドプログラマーについて知りたい方に、サウンドプログラマーの仕事内容や、必要となるスキル、年収、なるための方法についてわかりやすく紹介するお役立ち情報となっています。

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目次

サウンドクリエーターとは?

コンピューターを使った電子音を、耳にしない日はないほどに、音には慣れ親しんではいても、コンピューターで音楽を作る方法については、あまり良く知られていませんよね。

しかし、「サウンドクリエーター」という言葉なら、どこかで聞いたことはあると思います。
サウンドクリエーターとはどのような職業なのでしょうか?

サウンドクリエーターとは、コンピューターを使ったデジタル音楽を作り出す職業の総称です。

制作会社や仕事の形態によって、全てを1人で行うやり方もありますが、一般的には分業化されていて、音楽を総合的にプロデュースするサウンドディレクター、作曲を担当するサウンドコンポーザー、そしてサウンドプログラマーなどの職業に分かれているのです。

近年、動画サイトなどの普及により、サウンドクリエーターは職業として脚光を浴びていて、人気の職業として注目されています。アーティストを専属で総合プロデュースする、世界的にも有名なサウンドクリエーターもいるほどなのです。

それでは、「サウンドプログラマー」とは、どういった仕事をするのでしょうか?

サウンドプログラマーってどんな仕事?

サウンドプログラマーとは、サウンドコンポーザーによって作曲された音楽を、コンピューターを使用して、実際にデジタル化するプログラマーのことをいいます。

ゲームなどの効果音やBGMでは、音の強弱や、重なり方、始まりから停止まで、ゲームと連動するように音を作り上げるのもサウンドプログラマーの仕事となります。

その他にも、駅の発着音を作りだしたり、CMの音楽を作ったり、仕事の幅はかなり増えてきています。
では、いったいどのように音楽をデジタル化していくのでしょうか?

コンピューターを使用して音楽を作成する方法は、一般的にDTM(デスクトップ・ミュージック)と呼ばれています。

DTMには、その制作を可能とするコンピューター・システムが必要となってきます。

そのコンピューター・システムの総称がDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)となります。

現在、DAWとして数多くの製品が発表されているので、その音楽制作にマッチしたDAWを使用して、サウンドプログラマーは音楽をデジタル化していくこととなるのです。

DAWの代表的なものとしては、「Cubase」や「Logic」、「Ableton Live」などがあります。

従来、音楽を作成する際には、作曲者が書いた譜面に沿って楽器を演奏し、それを録音するという方法がとられていましたが、DTMでは、コンピューターとシステム(DAW)があれば、たとえ譜面が読めなくても、楽器が演奏できなくても、音楽作りが可能となるわけです。

サウンドプログラマーに必要なスキルって何?

サウンドプログラマーになるために必要となるスキルには何があるのでしょうか?

サウンドプログラマーには、国家資格などの資格は必要ありません。しかし、何もないからといって、誰もがなれるわけではなく、最低限のスキルが必要となってくるのです。

まず、第一にはコンピューターの知識が必要となります。

当然のことといえますが、DTMには、そのシステムとなるDAWが必要となってきます。DAWは、コンピューター・システムですから、操作する際には、コンピューターを扱う基礎的な技術が無ければ扱うことはできないですよね。

第二には、音響関連の知識も必要となってきます。
音の効果、残音、強弱のとり方、一体感の持たせ方など、これも最低限の知識が必要となると思われます。

第三には、MIDIに関する知識も必要となります。
MIDIとは、ミュージカル・インストロメンツ・デジタル・インターフェースの略で、コンピューターと電子楽器を結ぶ経路を意味しています。

MIDIケーブルで結ぶことによって、演奏者に演奏してもらった電子楽器の音源をコンピューターに録音したり、アレンジしたりが可能となるのですが、MIDIの基礎的知識が無ければ、音の取り込みやアレンジができません。

こうして考えると、ある程度の専門知識が必要となってくるのですね。

サウンドプログラマーの働き方と年収は?

サウンドプログラマーの働き方としてまず考えられるのは、音楽制作会社や、ゲーム制作会社に就職する方法です。

プロ集団の新人として、サウンドプログラマーの実務を経験することは、充分意味がありますよね。

何年か実務をこなしながら知識を吸収し、自分の技術に自信がついたら、独り立ちするというやり方です。
また、DAWを使いこなすだけなど、限定的なやり方であれば、時給制や契約雇用なども考えられると思われます。

しかし、その場合は、あくまでもパソコンの知識はもちろんのこと、DAWにも精通していることが求められると思うので注意が必要となります。

また、年収ですが、比較的業界全体が若い世代層となっているので、20代では350万~400万、30代では450万~500万が平均となっているようです。

しかし、あくまでもこの金額は平均となりますので、クオリティの高い成果を出す方であれば、これからますます仕事の需要は増えると思われますので、高年収も可能となるでしょう。

サウンドプログラマーになる方法と道筋は?

サウンドプログラマーになるためには、独学で学びながら作った音楽(音源)を制作会社に売り込んだり、動画サイトに投稿して話題となるなども一つの方法としてありますが、大学や音響の専門学校、短期スクールなどで、基礎的知識を身に付けるという方法もあります。

デジタル音楽が好きなのはとても大切なことですが、ただ好きなだけでは選択の幅は広がりません。

好きな上に、音の基礎、音響の基礎、コンピューターの基礎、DAWの扱い方などが一通り身についているということが、就職する上でもきっと有利に働くことになると思われます。

基礎的知識が習得できた後、音楽制作会社、ゲーム制作会社などに就職し、何年かをかけて、プロである先輩方より実務のノウハウを学び実力をつけ、自信がついたら、独立・起業など、さらなる一歩を踏み出すことも可能となってきます。

まとめ

いかがでしたか?

これからますます「サウンドプログラマー」ひいては「サウンドクリエーター」という職業の需要は増えてくるように思えます。

音楽や、ゲームが好きで、将来何らかの形でそれらに携わりたいとお考えの方には、サウンドプログラマー、サウンドクリエーターという職業は魅力的です。

本記事が、サウンドプログラマー・サウンドクリエーターに興味がある方の、少しでもお役に立てたら嬉しいと思います。

参照:プログラマーの仕事内容と適性について解説した記事はこちら

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