デザイナーの業務委託契約の流れとは?求人情報の探し方から契約までの流れを徹底解説

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正社員としてだけではなく、業務委託契約を結んで活躍するデザイナーもいます。こちらでは、デザイナーが業務委託という雇用形態で働くときの、求人探しの方法、トラブルを回避した契約書締結などの流れを紹介しています。また、Webデザイナー、アパレルデザイナー、雑貨デザイナーの違いについても記載しています。

参照:フリーランスWEBデザイナーのメリットと必要なスキルについて解説した記事はこちら

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目次

デザイナーとして業務委託で働くには

必須の資格は特にない

フリーランスのデザイナーになるための条件は、はっきりとは存在しません。実力があれば仕事がもらえ、生活していくことができます。もちろん依頼主にアピールできる経歴・資格があれば、プラスに働きます。

グラフィック制作やコーディングが求められる

自分に依頼したいというクライアントに巡り合うことが最初のポイントです。依頼主が自由に採用基準を決められる、と言うことでもあります。基準はIllustratorやPhotoshopを使用できる、というものから、HTML・CSSなどのコーディングスキルを求められることもあります。

また、契約が委託契約なのか請負契約かでも違いがあります。委託契約では業務自体に報酬が支払われます。成果物を納品する必要はありませんが、業務を怠れば責任を負わなければなりません。

請負契約であれば、成果物の対価として報酬が発生します。発注通りに納品できるか、がポイントです。依頼指示内のバグやミスに対して責任が発生します。

デザイナーが業務委託で働くメリット


デザイナーを続けたくても、ライフスタイルや育児などの理由で、リタイアせざるを得ない人も以前はいました。しかし現在では、企業がフリーランスのデザイナーに作業依頼することは、一般的になっています。業務委託で働くことのメリットはどのようなものでしょうか。

勤務時間や場所が自由

雇用されていると、社内でされていた仕事が、業務委託では時間や場所を気にせず作業することができます。住む場所や出産・子育て、介護など多様化するライフスタイルに合わせて仕事ができるため、より多くのデザイナーにマッチする雇用形態と言えるでしょう。

実力が成果となる

フリーランスのデザイナーの場合は、成果物の品質がそのまま報酬につながります。実力が付けば高収入も目指すことができるのです。正社員として雇用されている際には、成果物の成功があっても、個人に還元される割合は少ない傾向にあります。

業務委託デザイナーの仕事内容とは?

Webデザインの業務委託の場合、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィック制作ソフトが使える必要があります。さらに、HTMLやCSSのコーディング経験も求められる案件が多いです。CMSの改修のためにPHP、JavaScriptを使うこともあります。全ての技術がなくとも案件を受けることはできますが、より高次なWeb技術があったほうが報酬が高くなります。

アパレルデザイン

アパレルデザインの場合、基本的にWebデザインのようなIT関連のスキルは求められません。デザイン画を描いたり、配色を考えたりする仕事が多いようです。過去にファッション業界でデザインの経験を持っている事が必須条件な案件も多いです。

雑貨デザイン

文房具やイベントのグッズなどの雑貨をデザインする仕事です。Webデザイナーやアパレルデザイナーに比べ、実務経験やスキルが必須でない案件もあります。デザインする対象が広いことが特徴と言えるでしょう。ぬいぐるみや小さな家具のデザインの仕事を受けることもあります。

業務委託で働くときの流れとは?


続いては、実際に業務委託を受ける際には、どのような流れで契約から完了まで至るのか紹介します。

求人情報

フリーランスに向けたデザイナーの求人は、企業とフリーランスをつなぐエージェントに登録しておくと効率的に探すことができます。企業のホームページに、業務委託できるフリーランスを募集記載がある場合もあります。
業務委託とはどのような契約形態なのか、業務委託のメリット・デメリットには何があるのかを把握した上で契約するようにしましょう。いざ案件を探す時におすすめのサイトも掲載しています。

契約締結

口頭で大まかな契約内容について話がつけば、書面で契約を結びます。送られてくる契約書は2通で、返送用と自己保管用です。契約書の中身をしっかり確認しましょう。

依頼主と受託者の間で認識に違いがあると、後々のトラブルにつながってしまいます。契約書に捺印したら、2通とも依頼主に送りましょう。相手の捺印がある契約書が返送されてきたら、契約完了です。

業務委託契約書のひな型・トラブル回避のポイント

業務委託契約は、企業側と依頼を受ける側の対等な契約です。のちに不利になったり、トラブルが起きたりしないために、自分で内容を確認や変更をしなければなりません。こちらの記事では、契約書のひな型や、トラブルになりがちな8つの項目を紹介しています。

業務を行う

業務は、契約書に基づいた範囲で行います。この時に、契約書にきちんと作業範囲が書かれていないと、あれこれと同契約・同報酬内で請け負うことになりかねません。業務上のミスをフォローしてくれる雇用主がいないため、業務内容や成果には一層気を遣う必要があります。トラブルも自分の責任で対応しなければなりません。

契約終了

契約書に記載された期間や条件で契約が終了します。このことも見越して、契約時には契約の有効期限についても確認しておきましょう。報酬が支払われる条件など、契約終了時にトラブルになることが多いので注意が必要です。どの時点で契約が終了となるのか、依頼主と認識を一致させておきましょう。

参照:厚生労働省「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」

契約トラブルを防ぐ!契約時は慎重に


最後に契約時に発生しやすいトラブルについて見ていきます。契約トラブルを防ぐためには、契約時に何に注意しておけばよいのでしょうか。

契約書の記載内容

もちろん契約書は確認するはずですが、特に気を付けておきたいのが、記載されているのは税金が含まれた報酬金額なのか、手数料はどちらが持つのか、支払い条件などお金に関してです。成果物に対する、修正や再納品の条件なども確認が必要となってきます。

責任の補償

トラブルの中には、依頼側に不利な条件で契約をさせられ、契約終了時に不具合が生じてしまう、というケースがあります。契約書は基本的にクライアント側が作成するため、確認を怠ると、フリーランスのデザイナー側が不利になる内容の記載を見過ごしてしまいます。企業の損失に対する賠償をすべて負ったり、無期限の不具合修正期間が設けられていたりと、不当な契約になっていないか、必ず確認しましょう。

まとめ

フリーランスとしてのデザイナー業務は、自由度が高く、好みの仕事を選ぶこともできます。ただし作業場所も時間も選べる反面、全てが自己責任です。依頼主とのトラブル対応も、生活に必要な行政手続きや税金の支払いなども、自分でこなさなければなりません。メリットとデメリットの両方を知って、不利にならないよう気を付けましょう。

参照:フリーランスWEBデザイナーのメリットと必要なスキルについて解説した記事はこちら

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