Rubyは今後も安泰か?複数の観点から将来性をチェックしてみた

Ruby


Rubyを使っていて、「これからもRubyを使い続けていて大丈夫なのだろうか?」と思うことはありませんか?
これからRubyを学ぼうか迷っている方は、「Rubyの将来性ってどうなのだろう?」と時間を投資することに慎重な考えが浮かぶこともあるでしょう。

やはり、言語の選択はプログラマーにとって重要です。将来性が危うい言語では、今後の仕事が心配です。プログラマーとしては、将来性が高い言語を習得しておくべきでしょう。言語の習得は一朝一夕にはいきませんから、少なくとも2,3年先を見越しておく必要があります。今後もエンジニアとして生き残るためにも、ここでRubyについて少し考えてみましょう。

この記事では、

  • Ruby使いのプログラマーの方
  • これからRubyを学ぼうか迷っている方

のために、Rubyの需要と将来性について、データを交えつつ説明していきます。Rubyの現在の状況を踏まえ、Rubyの特徴などから今後を予測していきます。ぜひご一読して、Rubyの評価の参考にしてください。

目次

  • Rubyはどれぐらい人気があるのか?
  • Rubyの平均年収は他の言語と比べてどうなのか?
  • Rubyが使われる背景には、どういった理由があるのか?
  • 実際のRuby案件をチェックしてみる
  • Rubyの将来性は十分

Rubyはどれぐらい人気があるのか?


はじめに、Rubyの人気について、現状を確認してみましょう。ここでは、Googleトレンド、GitHub、Indeed.comの3つのデータをチェックしていきます。

Googleトレンド

Googleトレンドは、検索語句の検索傾向を教えてくれる公式サービスです。その検索語句における、人気度の推移を知ることができます。Googleトレンドによると、Ruby on Railsが流行した2006年~2009年ごろが人気のピークになっており、2012年ごろには下火になってはいるものの、現在まで安定した人気を獲得しています。

興味深いのは、島根県からの検索割合が多いことです。これは、Rubyを開発した”まつもとゆきひろ氏”が島根県松江市に在住しており、島根県が地域振興にRubyを活用していることが原因ではないかと考えられます。ちなみに、同氏は、島根県松江市の名誉市民に選ばれています。

Indeed.com

Indeed.comは、求人情報検索サイトで、扱っている求人の統計データも提供しています。Indeed.comによると、Rubyの求人数は落ち込むこともありますが、2016年の中ごろから急上昇しており、2013年来の高水準に達しています。これからさらなる伸びが期待されます。なお、Indeed.comでRuby求人を検索すると、8,000件近い求人がヒットします。

GitHub

エンジニアの方なら、GitHubを知らない方はほとんどいないでしょう。言わずと知れた大手Gitリポジトリホスティングサービスです。GitHubには、多数のリポジトリが登録されており、言語ごとのリポジトリ数を知ることもできます。現在のところ、Rubyのリポジトリ数は、1,167,981件とPHPを抜いて4位に位置しています。このことから、世界においてもRubyが高い人気を誇っていることがわかります。また、プログラミング言語の人気ランキングであるTIOBE Indexでも12位にランクインしています。

Rubyの平均年収は他の言語と比べてどうなのか?

やっぱり、みなさんが一番気になるのはお金の話ですよね?稼げるとわかっている言語のほうが、モチベーションも上がりますしね。ここでは、求人検索エンジンのスタンバイが公開している、言語別の平均年収ランキングを参考に考えてみましょう。

ランキングをみると、Rubyが3位にランクインしており、平均年収が606万円となっています。かなり高い水準ですね。転職情報サイトDODAのSE・プログラマーの平均年収は467万円となっているので、いかに高水準かがわかりますね。1位、2位は、Python、Perlとなっていて、どちらも人気が急上昇している言語です。求人数も1万件程度とRubyと同水準です。つまり、Rubyもその仲間と考えることもできます。人気が急上昇している言語は、需要に対してエンジニアの数が不足するため、平均年収を押し上げる傾向にあります。Rubyエンジニアが少ないと思われる、今がチャンスですね。

Rubyが使われる背景には、どういった理由があるのか?


なぜ、Rubyは人気があるのでしょうか?それには3つの理由があると考えられます。

一つ目は、Linuxとの相性が良いことです。GitHubのリポジトリ数が多いということは、オープンソース開発で人気があるということです。オープンソース開発は、Linuxの割合が多いため、必然的にLinuxと相性の良い言語の人気が高くなります。もちろん、WindowsでもRubyは使えますが、ライセンス費の掛からないLinux+Rubyの環境のほうが、人気があるのです。Rubyを動作させるためのサーバーも、Windowsサーバーより、Linuxサーバーのほうが安価に調達できます。

二つ目は、Rubyが日本生まれの言語であることです。国産の言語で、ここまで世界的に普及した言語は他に類を見ません。ドキュメントは日本語の資料が豊富ですし、日本に縁のある言語を好ましいと思う気持ちもあります。数ある言語の中でも、最も身近な言語であるといえるでしょう。

三つ目は、成熟したウェブアプリケーションフレームワークである、Ruby on Railsの存在です。2004年に登場して以来、注目を集め、数々のフレームワークに影響を与えました。積極的にバージョンアップが続けられ、現在バージョン5.0に到達しています。今後もバージョンアップは続けられる予定で、さらなる発展が期待できます。

Ruby on Railsは実績も豊富で、「リポジトリホスティングサービス、GitHub」や「民泊サービス、Airbnb」、「レシピ共有サービス、クックパッド」、「価格比較サービス、価格.com」など、数多くの有名サービスで活用されています。大量のアクセスにも耐えられる、十分なパフォーマンスがあると考えて良いでしょう。

実際のRuby案件をチェックしてみる

それでは、Rubyには実際、どんな案件があるのでしょうか?ここでは、エンジニア・デザイナー向けエージェントサービス、クラウドテックの案件情報を見てみましょう。

ざっと案件をながめると、ウェブサービス開発やゲームアプリのバックエンド開発での需要が高いことがわかりますね。ほとんどの案件にRuby on Railsが採用されており、もはやRubyとは切っても切り離せないフレームワークになっていることがわかります。Rubyを習得すること=Ruby on Railsを習得すること、といっても過言ではないでしょう。報酬額も、月60万円~100万円と高額です。先ほどの平均年収のデータからも分かる通り、職種全体の平均以上の年収が期待できそうですね。

Rubyの将来性は十分

ここまで、複数の観点からRubyの将来性について考察してきました。数々のデータが示すとおり、Rubyは将来性のある、時間を投資する価値のある言語であると言えます。これからRubyを学ぶ方も、すでにRubyを習得している方も、不安を抱かずにRubyのスキルを磨いていくと良いでしょう。

上述のとおり、RubyはRuby on Railsと密接な関係にあるため、アップデート情報などの最新の情報をチェックするようにしましょう。また、Ruby自体もまだまだ開発が続けられています。Ruby自体の変化にも注意しておく必要があります。最新の動向を注視し、スキルを高めていきましょう。

まとめ

Rubyは、安定的な人気があり、平均年収も高い水準にあります。その理由には、Rubyが日本生まれの言語であることや、成熟したRuby on Railsがあることが挙げられます。案件を見ても、ウェブサービスやスマホアプリ、ゲームなど、さまざまな業種で使われており、幅広い需要があることが見て取れます。Rubyが、開発者である”まつもとゆきひろ氏”や世界中のRubyエンジニアに支えられていることを考えると、将来性にも不安はないものと考えられます。初心者でも習得がしやすく、上級者にも十分なパワーを提供してくれるRubyは魅力的な言語であると言えます。

あなたはRubyの将来性について、どんな意見を持っていますか?

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