PHPの資格試験一覧!難易度や取得するメリットを解説

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この記事は、PHPを勉強してきた方が実力を測るため、また、実際に就職などに活用するために資格認定試験を受けることを検討している方のためのものです。
受験にあたり、難易度や取得することによるメリット、どの程度人気があるか、などを紹介していきます。

参照:未経験からPHPを学ぶにあたって必要な準備と目指すべきゴールを解説した記事はこちら

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目次

PHP技術者認定試験

まず、PHPの認定試験として真っ先に思い浮かぶのは、こちらの試験になります。難易度は初級と上級に分かれております。認定試験としての認知度がまだまだ高いとは言い切れない状況ではありますが、PHPの認定試験としては数少ない試験であることと、PHPが大規模なプロジェクトをはじめ、多くの場面で採用されていることから、ここ数年で非常に人気が上がってきている試験です。

企業に在籍しているエンジニアの方でも受験する方が非常に多くなってきており、それに伴って認知度も上がってきています。

参照:PHP技術者認定機構「試験概要」

PHP技術者認定試験初級

初級の難易度は一通り基本的なPHPの使い方を習得した方を想定しています。とはいえ、実際の試験では意外と盲点となるような問題も多数出題され、しっかりと勉強をしていない方ですと、実際に仕事で使っている方でも合格できない場合があるくらいの難易度です。
と言っても、注意する点は限られていますので、しっかりポイントを押さえて勉強さえしていれば、すんなりと合格できるかと思います。
受験するのに1回あたり12,000円が必要となりますが、合格できた時のメリットを考えれば安い方だと思います。

就職において、どの程度有用かと言いますと、認知度と初級という名前からあまり重要視されない可能性もありますが、それでも書類選考、特に応募の多い大企業に就職を目指すのであれば、是非とも受験しておくことをお薦めします。
もちろん、試験そのものが就職に有用かどうかだけでなく、この試験で問われる知識はPHPでプログラムを作る上で、非常に重要な知識になりますので、認定にかかる手間を考えても受験しておいて損は無い試験であると言えます。
また、受験者が増えてきている状況を踏まえると、知名度は上がっていくと考えられますので、これからPHPエンジニアを募集している企業に就職や転職するために資格を取りたいというのであれば、特に受験しておくべきかと思います

PHP技術者認定試験上級

上級の難易度は、まさにPHPのスペシャリストというべき難易度の試験となっています。もし、この試験に合格できるレベルの知識を保有していて、それを実際に上手く使うことができれば、どの会社であっても、間違いなくエースプログラマとして評価されると思います。
受験するのに1回あたり15,000円ほどかかりますが、こちらもメリットを考えれば、そこまで高くはないと言えるでしょう。しかし、合格率が10%を切っていることを考えると、合格までに何回か受験する必要があるかもしれません。

ただ、実際の一線級のプログラマであっても、この試験を勉強せずに受けた場合、30点〜40点になる可能性もあると言われるほど、実務では使う機会が滅多にない知識も多く含まれます。

しかし、実際の現場では極々稀ではありますが、誰も対応できそうな人がいないという状況も起こりえます。そういった状況で必要になるのが、先ほどの実務では使う機会が滅多にない知識である場合が多く、この認定試験の知識を持っていることで、そういった場面で活躍することも可能です。
ただ、そういった場面自体が極々稀であることから、合格難易度と有用となる場面を比べますと、初級に比べてメリットはそこまで大きくはありませんので、そこまで無理して受験するような試験ではありませんが、難易度の高さから、就職などにおいては、初級よりもはるかに強力な差別化をはかることが可能です。

Zend PHP Certification

PHPのライブラリやフレームワークなどを開発しているZend社が認定している認定試験になります。PHP技術者認定試験初級と上級の間くらいの難易度ではあります。

この試験は全世界共通の認定試験ですので、先のPHP技術者認定試験と異なり日本以外でも通用する認定試験となります。しかし、世界的な認定試験であることから日本語の学習環境が十分とは言えないため、ほとんど日本語での試験対策の参考書が無い現状です。
そういった取っ付きにくさも手伝ってか、日本では人気がさほど高くはなく、受験する人もそれほど多くはありません。しかしながらZend社はPHP界隈での知名度は非常に高いことなどを考えると、採用にエンジニアの方が絡んでいる場合は、こちらの試験の方が有利になる可能性もあります。
とはいえ一般的に考えれば、日本の企業に就職をするのであれば、やはりPHP技術者認定試験の方が効果はあるかと思います。

しかし、グローバルに展開する企業を目指すのであればもちろんのこと、将来的に海外で活躍していくことを考えるのであれば、全世界で通用するこちらの認定試験を受験された方が良いでしょう。

認定試験受験にあたって


PHP言語という一つのジャンルにおいて、認定試験としての選択肢はほとんど無いように思えますが、他の言語などに関しても、それほど大きな差はなく、大抵一つあるいは二つの認定試験がある程度になっています。特に、日本独自の認定試験があるものというのは非常に少なく、言語に特化した認定試験においては日本独自の試験があるものは、ほとんどありません。

これは、日本においてPHPが実用的な用途として多く利用されていること、PHPがエンジニアのスタンダードの言語の一つになっていることの証明でもあります。利用者の多い言語であれば、多くのシステムが作られていたり、エンジニアの確保の容易であったりすることなどから、急激に廃れることはほとんど考えられません。結果として、PHPのエンジニアは長期的に企業からの需要が見込まれます。ですので、PHPの試験を受験しておくことは、将来的に就職や転職を考える上で、大きなプラスになると考えられます。

もちろん、PHPの認定試験に合格しているということは、PHPという言語に対して確かな知識を持っていることを証明するものではありますが、それと同時に、その知識を実際の仕事で活かしていくことも企業から求められるようになります。そのため、仕事についても難易度の高いものや、重要なものを任される可能性が高いと言えます。

特に転職の場合は、資格もさることながら、職歴も選考の大きなウェイトを占めます。また転職しない場合であっても、重要なプロジェクトに関わることで、重要な存在として認識されるようになります。そういったことから、資格を持っていることで、もっていない方よりも素早くキャリアを積むことができるようになります。
その結果として10年後、20年後を考えると、その実績の高さから逆に仕事を選ぶことができるような立場になることも不可能ではありません。このような側面からも、早いうちに試験に合格しておくことは、将来の保険となる可能性も少なくはないと思います。

今はまだ、PHPの市場も充実している段階ですが、将来的に縮小してしまう可能性もゼロではありません。そうなった時に生き残れるのは、確かな技術と確かな実績を持ったエンジニアになります。

ですので、充実している今のうちに資格という確かな技術と重要なキャリアという確かな実績を積んでおくことが、将来に対する一番の保険になると考えられます。
『資格は飾り』と揶揄される場合もありますが、自分の実力に対する安心、将来に対する安心、そして、仕事で関わる方に安心感を与えるという意味では、これ以上のものは無いと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

参照:未経験からPHPを学ぶにあたって必要な準備と目指すべきゴールを解説した記事はこちら

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