システムエンジニアはなぜ激務なのか?逃れるための3つの方法を公開

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ネット上ではよくシステムエンジニアの激務体験が語られており、SE=激務というイメージを持つ方も多いでしょう。すべてのSEが忙しいとは限らないのですが、なぜ激務に陥ってしまうSEがいるのでしょうか?

この記事では、

  • 激務に追われているシステムエンジニアの方
  • これからSEになろうと思っている・なったばかりの方

のために、システムエンジニアが激務になってしまう理由をお伝えします。また、ゆとりのあるエンジニアライフのために、忙しいSEの種類や激務から逃れるための方法も説明しています。

参照:システムエンジニアの仕事面と職業面から見た魅力を紹介した記事はこちら

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目次

なぜシステムエンジニアは激務なのか?

はじめに、システムエンジニアが激務になる理由について説明します。

急な仕様変更が入る

SEのクライアントは、システム開発のことはよく分かっていないこともあります。また、ビジネス環境の変化などで必要な機能が変わることもあり、頻繁に仕様変更や機能追加依頼が舞い込むので、作業が増えます。にもかかわらず、納期は変更されないため激務となってしまうのです。営業担当者が、クライアントに振り回されやすいことも原因のひとつです。

プロジェクトマネジメントの失敗

システム開発は、ひとつとして同じものはありません。毎回なにかしら新しいことがあるため、プロジェクトマネージャーがうまく舵取りする必要があります。開発工程ではほとんどの場合、なんらかの問題が発生して遅延するため、余裕を持ったスケジュールにしておかないと残業続きの激務になりがちです。最終的には、いわゆる”デスマーチ”になってしまうこともあるでしょう。

ソフトウェア開発業界の多重下請け構造

ソフトウェア開発業界の構造は建設業界に似ていて、大手のSIer(1次受け)から下請け(2次受け)、孫請け(3次受け)…と、どんどん下に仕事が流れていきます。その過程で次々中間マージンを抜かれるため、下層の仕事の単価は安くなりがちです。つまり、限られた予算(時間)で開発を完了させなければならず、下層にいるSEほど激務になりやすいといえます。

IT業界は慢性的な人手不足

経済産業省「IT人材需給に関する調査」によると、IT業界の人材不足は2030年に最大で約79万人に達すると試算されています。今後はITの需要の増加だけでなく、少子高齢化による労働人口の減少の影響も受けるため、慢性的な人手不足は継続するでしょう。人が不足していれば、必然的に一人にかかる業務量は増えます。しかも、業務負担が増えるとプロジェクトの途中で体を壊してしまうエンジニアが出て、さらに人手不足が加速することもあります。こうして、余計に忙しくなるという悪循環に陥るのです。

納期が厳しい

あたりまえですが、システム開発には納期があります。納期は月末が多いため、月末は特に忙しくなります。また、システムが稼働し始める1日も、トラブル対応で深夜残業になりがちです。システム開発がスムーズに進むことは少なく、たいていはバグ仕様のミスなどで遅延が発生します。納期を延ばせればいいのですが、クライアントの都合もあり、なかなかそうできないのが現状です。結果的に、残業してでも納期に間に合わせなければいけなくなります。

特定の人に仕事が集中しがち

どこの業界もそうですが、できる人には仕事が集まります。システム開発では、作業の属人化(その人しかできないこと)が起こりやすく、できる人は特に忙しくなります。

いろいろなSEの中で、忙しいのは?

SEの職種にもいろいろと種類があります。たとえば、独立系SIerメーカー系SIerユーザー系SIerなどがありますし、一般企業で社内SEとして働く方もいるでしょうこの中でも忙しいのは、企業の開発部門が独立したユーザー系SIerのSEです。

特に、これからは金融系の開発会社はさらに忙しくなっていくことでしょう。一方、企業内の社内SEは比較的落ち着いて仕事ができ、定時退社できることも多いです。ゆとりのある働き方をしたい方は、社内SEを目指すとよいでしょう。

激務から逃れるための方法

最後に、忙しいシステムエンジニアが激務から逃れるための方法について説明します。

プロジェクトを異動する

システム開発会社は、通常いくつものプロジェクトを抱えています。プロジェクトによって忙しさの度合いは違うため、上司に相談して違うプロジェクトに異動してもらうことを検討してみてください。不確実性が少ないプロジェクトや優秀なプロジェクトマネージャーがいるプロジェクトなら、スケージュールが厳しくなることは少ないでしょう。

忙しくないSEに転職する

忙しいSEの方がいる一方で、それほど忙しくないSEの方もいます。中でも、社内SEゆったり働けると評判のSEのひとつです。また、業界もIT業界から離れて、非IT業界の企業に入るとよいでしょう。自社内のシステム開発や保守、社内でのサポート業務、外注企業のSEとのやり取りなどが主な仕事になるので、SIerのSEよりも激務にはなりにくいでしょう。

フリーランスとして働く

フリーランスは、特定の企業や団体に属せずに働くことを指します。正社員のように”何時から何時まで働く”といった働き方ではなく、”○○○までに×××を完成させる”といった成果報酬の働き方です。時間でお金を稼ぐのではなく、スキルで稼ぐということです。

フリーランスの最大のメリットは、自由なことです。在宅作業可能な案件であれば、時間・場所を問わずに仕事ができます。また、案件の掛け持ちも可能ですし、進める速度も自分で自由に決められます。つまり、がんばるほど収入が増えるのです。固定給のサラリーマンよりもモチベーションが上がる方もいるでしょう。

フリーランスで一番問題になるのは、どこから仕事をもらうかです。コネや人脈が豊富な方なら仕事に困らないでしょうが、すべての方がそうではありません。営業スキルに不安がある方は、まずはエージェントサービスに頼ってみるのがよいでしょう。エージェントサービスは、フリーランスとフリーランスを探している企業との仲介を無料で行ってくれます。SEなら、エンジニア案件を専門に扱っている「クラウドテック」がおすすめです。たくさんの案件を扱っていますので、試しに案件を探してみませんか?

まとめ

なぜシステムエンジニアが激務になるのかお分かりになりましたか?IT業界の構造や人材の需給状況などにも影響されるため、普通に勤めているのでは激務から逃れるのは難しいかもしれません。「フリーランス」という別の働き方をすることで、また新しい道が開けることでしょう。働き方の多様化からフリーランスを選ぶ方は増加傾向で、クラウドテックをはじめとする、フリーランスをサポートするサービスも多数提供されています。だれでも簡単に始められる環境にあるので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

参照:システムエンジニアの仕事面と職業面から見た魅力を紹介した記事はこちら

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