システムエンジニアはなぜ激務なのか?逃れるための3つの方法

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システムエンジニアはなぜ激務なのか?

一般的に、システムエンジニアは激務だというイメージがあります。これは本当なのでしょうか?激務を体験した方は、よくネット上でその体験を語っています。忙しいSEの方がいるのは本当ですが、すべてのSEの方が忙しいわけではありません。また、常に忙しいとも限りません。それでは、どんなSEがいつ忙しいのでしょうか?なぜそうなってしまうのでしょうか?そして、どうすれば激務から逃れられるのでしょうか?

この記事では、

  • 激務に追われているシステムエンジニアの方
  • これからSEになろうと思っている・なったばかりの方

のために、システムエンジニアが激務になってしまう理由をお伝えしていきます。SE以外の激務の職種も紹介していきます。また、忙しいSEの種類や激務から逃れるための方法も説明しています。ぜひご一読して、ゆとりのあるエンジニアライフを送りましょう。

目次

  • なぜシステムエンジニアは激務なのか?
  • SEだけじゃない!職種別激務ランキング
  • いろいろな種類のSEの中で、どの種類のSEが忙しいのか?
  • 激務から逃れるための方法

なぜシステムエンジニアは激務なのか?

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はじめに、システムエンジニアが激務になってしまう理由について説明していきます。これだけの理由があれば、激務というイメージが定着するのも無理はありませんね。

急な仕様変更が入る

SEのクライアントは、ITに疎い方が多いため、システム開発のことはよく分かっていません。また、ビジネス環境の変化などで必要な機能が変わったりします。そのため、頻繁に仕様変更や機能追加依頼が舞い込むので、作業が増え、忙しくなります。しかも、納期は変更されないため激務となってしまいます。営業の方が、なかなかクライアントの言うことに物申せないことも原因のひとつです。

プロジェクトマネジメントの失敗

システム開発は、ひとつとして同じものはありません。毎回なにかしら新しいことがあるため、プロジェクトマネージャーがうまく舵取りしなくてはいけません。ほとんどの場合、なんらかの問題が発生して遅延するため、余裕を持ったスケジュールにしておかないと残業続きの激務になりがちです。最終的には、いわゆる”デスマーチ”になってしまうでしょう。

ソフトウェア開発業界の多重下請け構造

ソフトウェア開発業界の構造は建設業界に似ていて、大手のSIer(1次受け)から下請け(2次受け)、孫請け(3次受け)…と、どんどん下に仕事が流れていきます。お察しのとおり、次々中間マージンを抜かれるため、下層の仕事の単価は安くなりがちです。つまり、限られた予算(時間)で開発を完了させなければいけません。下層にいるSEほど激務になりやすいといえます。

IT業界は慢性的な人手不足

2016年現在でも、実に17万人以上の人材が不足しており、2020年には約37万人、2030年には約86万人が不足すると予測されています。人よりも仕事が多ければ、当然のことながら忙しくなります。しかも、忙しいエンジニアはうつ病などの病気にかかることがあり、プロジェクトの途中で人が減ってしまうこともあります。そして、余計に忙しくなるという悪循環です。

納期が厳しい

あたりまえですが、システム開発にも納期があります。納期は月末が多いため、月末は特に忙しいです。また、システムが稼働し始める1日も、トラブル対応で深夜残業になりがちです。システム開発がスムーズに進むことは少なく、たいていはバグ仕様のミスなどで遅延が発生します。納期を延ばせればいいのですが、クライアントの都合もあり、なかなかそうできないのが現状です。結果的に、残業してでも納期に間に合わせなければいけなくなります。

特定の人に仕事が集中しがち

どこの業界もそうですが、できる人には仕事が集まります。システム開発では、作業の属人化(その人しかできないこと)が起こりやすく、できる人は特に忙しくなります。スキルを認められるのは喜ばしいことですが、あまり忙しいのも考えものです。属人化しないように、ノウハウを共有していくことが大切です。

SEだけじゃない!職種別激務ランキング

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ここでは、参考にSE以外の職種も含めた激務ランキングを紹介します。

参考:職種別激務ランキング

このランキングによると、SEは6位にランクインしています。全体をながめると、ある傾向が見えてきます。激務の職種は、人手不足厳しいノルマが課せられているということです。SEにも、納期によって実質的にノルマが課せられています。SEよりも上位にランクインしている職種は、SEよりも時間あたりのノルマが厳しいのでしょう。1位の医者に至っては、人手不足とノルマの二重苦になっています。患者は待ってくれませんからね。

いろいろな種類のSEの中で、どの種類のSEが忙しいのか?

SEにもいろいろと種類があります。たとえば、独立系SIerメーカー系SIerユーザー系SIer社内SEなどです。この中でも忙しいのは、ユーザー系SIerです。ユーザー系SIerは、企業の開発部門が独立した会社です。

特に、これからはITを活用した金融サービスFintech(フィンテック)が注目を集めていることもあり、金融系の開発会社は忙しくなっていくことでしょう。一方、社内SEは比較的落ち着いて仕事ができ、定時退社できることも多いです。忙しいのが嫌な方は、社内SEを目指すとよいでしょう。

激務から逃れるための方法

最後に、忙しいシステムエンジニアが激務から逃れるための方法について説明します。ここでは、3つの異なる方法を紹介します。

プロジェクトを異動する

システム開発会社は、通常いくつものプロジェクトを抱えています。プロジェクトによって忙しさの度合いは違うため、上司の方に相談して違うプロジェクトに異動してもらうといった方法を検討してみましょう。不確実性が少ないプロジェクトや優秀なプロジェクトマネージャーがいるプロジェクトがよいでしょう。

忙しくないSEに転職する

忙しいSEの方がいる一方で、それほど忙しくないSEの方もいます。中でも、社内SEゆったり働けると評判のSEの種類のひとつです。人気職のため、2,3人の枠に応募が殺到します。また、業界もIT業界から離れて、非IT業界の企業に入るとよいでしょう。ユーザーのご用聞き外注企業のSEとのやり取りなどが主な仕事になります。

フリーランスとして働く

フリーランスをご存知ですか?フリーランスは、フリーアナウンサーのように、特定の企業や団体に属せずに働くことを指します。正社員のように”何時から何時まで働く”といった働き方ではなく、”○○○までに×××を完成させる”といった成果報酬の働き方になります。時間でお金を稼ぐのではなく、スキルで稼ぐということですね。

フリーランスの最大のメリットは、自由なことです。在宅作業可能な案件であれば、時間・場所を問わずに仕事ができます。カフェでゆったりと仕事をすることも可能です。また、案件の掛け持ちも可能ですし、進める速度も自分で自由に決められます。つまり、がんばるほど収入が増えるのです。これなら、固定給のサラリーマンよりもモチベーションが上がりそうですね。

フリーランスで一番問題になるのは、どこから仕事をもらうかということです。コネや人脈が豊富な方なら仕事に困らないでしょうが、すべての方がそうではありません。営業スキルに不安がある方は、まずはエージェントサービスに頼ってみるのがよいでしょう。フリーランスを探している企業との仲介を無料で行ってくれます。SEなら、エンジニア案件を専門に扱っている「クラウドテック」がおすすめ。たくさんの案件を扱っていますので、試しに案件を探してみませんか?

まとめ

なぜシステムエンジニアが激務になるのかお分かりになりましたか?IT業界の構造や人材の需給状況などにも影響されるため、普通に勤めているのでは激務から逃れるのは難しいかもしれません。「フリーランス」という別の働き方をすることで、また新しい道が開けることでしょう。今では日本でも1,200万人を超えるフリーランスの方がいますし、クラウドテックをはじめとする、フリーランスをサポートするサービスも多数提供されています。だれでも簡単に始められる環境にあるので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?あなたはSEとしてフリーランスで働いてみたいと思いますか?

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