フリーランスにトラブルはつきもの!?よくある事例から学ぶ対処法とは

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フリーランスをしていると、約束していた仕事が急に無くなったり、報酬がなかなか支払われないということがあります。これは個人として働いている上では避けては通れないことでしょう。

フリーランスとして働いていると、会社員では起きえなかった事が簡単に起こります。そこで今回の記事は、フリーランスとしての仕事でトラブルに遭ってしまい、その対処法を探している人、またはトラブルに合わないように気をつけたいと思っている人のために、フリーランスに起こりやすい、あるあるトラブルをご紹介していきます。

フリーランスとして遭遇しやすいトラブルや対処法を知って、不要なトラブルを未然に防ぎながら仕事をしていきましょう。

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目次

ケース①:ウェブサイトの編集ディレクターが音信不通。報酬のやり取りができず大混乱。

私がライターの駆け出しだった頃、30代男性をターゲットにしたウェブサイトの記事を担当することになりました。

流行りの商品やサービスを取り上げる傾向が強く、私としては、あまり得意ではないジャンルでしたが、頑張って10記事を納品しました。最初の1,2記事目を、ライターの記事を編集しているディレクターに見てもらい、フィードバックもしっかりしたものをもらっていました。

今回納品した記事も、フィードバックがあるものと思い、安心してディレクターからの返信を待っていましたが、一向にメールでの連絡がありません。電話番号を知らなかったため、何度もメールで連絡をしましたが、やはり返信はありませんでした。そうしているうちに、2ヶ月が過ぎていきました。これでは報酬も受け取る事ができないと不安に感じたため、一度会った事があるウェブサイトの責任者へ電話で連絡をしました。

責任者の方は、ディレクターとライター間でそんなことになっているとは気が付いておらず、非常に驚いていました。最終的に、ディレクターは解雇され、報酬の支払いはウェブサイトの責任者の方に、直接手続きをしていただきました。

対処方法

1.上層部の責任者へ連絡する

基本的に、フリーランスと会社とのやり取りは、会社の担当者と行うことが多いです。通常であれば、これで問題は無いのですが、今回のケースのように、まれに問題が起こる場合があります。そんな時は、会社の上層部の方を知っているのであれば、担当者よりも責任がある役職を持つ方に連絡をしましょう。

上層部へ連絡が行くと、会社の信頼問題につながるため、対応してもらえる確率が高くなります。

2.法律に関することは「法テラス」に相談する

場合によっては、いくら会社の上層部へ相談をしても、話が進んでいかないこともあるでしょう。自分だけではどうすることもできない時は、公共機関の利用をオススメします。

法律に関する公共機関の中に、「法テラス」というものがあります。

法テラスは、無料で法律に関する相談に答えてくれるため、「なかなか報酬を支払ってくれない」という旨を伝えれば、あなたの取るべき行動を教えてくれるはずです。弁護士などに相談してはお金がかかってしまうと億劫にならずに、法テラスのような場所を活用していきましょう。

参照:日本司法支援センター「法テラス」

ケース②:案件を受注しすぎて納品ができなくなる事態に…

私の知り合いに、技術力の高いフリーランスのエンジニアがいます。技術力が高いため、数多くのクライアントをすぐに獲得することができ、受注件数をどんどん増加させていきました。すると、その中の1つの案件において、大きな改修が必要になり、エンジニア1人で対応しなくてはならなくなりました。同時並行で他の案件も抱えていましたが、大きな改修に手を取られて、時間を割くことができなくなってしまいました。

結局、それぞれのクライアントには、「このまま案件を進めることができない」という旨を伝え、案件を返す事態に陥ってしまいました。案件を返したクライアントからは、その後、作業の依頼は来ることが無くなったそうです。

その後、エンジニアに話を聞くことができたのですが、「フリーランスの怖さを味わった。1人で作業を行っていることのリスクをもっと考えて、案件を引き受けるべきだった。」と語っていました。

対処方法

1.余裕をもって案件を引き受ける

案件を多く受注できることは良いことです。ただ、フリーランス1人のキャパシティの中で、力一杯の状態になってしまうと、何かトラブルが発生した際に、他の案件に及ぼす影響が大きくなります。

そのような状況にも対応ができるように、案件を受注する際には余裕を維持できるかどうか、改めて確認しましょう。

2.仕事の連携ができるフリーランス仲間を作る

フリーランスのデメリットは、1人で仕事を行っているため、周囲の人からのフォローを受けることができないということです。会社であれば、同じ部署のメンバーからフォローを受けることができますが、フリーランスではそうはいきません。

そのため、フリーランスの間で、仕事が連携できる仲間を増やしておくことをオススメします。同じ業種のフリーランスグループは、SNSなどで多く運営されています。また、フリーランスに向けたイベントも数多く開催されているため、イベントを通して仲間を作っておくことも効果的です。

ケース③:契約内容があいまいだったため、クライアントへ金額を請求できず泣き寝入り。

こちらもフリーランスのエンジニアの話です。クライアントからインフラの基盤構築を依頼されました。エンジニアは、あまりクライアントとのやり取りをした経験が無かったため、契約書は取り交わさず、口頭レベルで作業内容の確認を行いました。

そして、依頼されていた構築作業が終わり、納品を行ったところ、「このままインフラの運用もお願いしたい」という依頼がありました。エンジニアは、そこまでの作業は想定していなかったため、依頼を断ろうとしたところ、「以前送ったメールには、運用までお願いすると記載していた」と言うのです。

改めて作業前のメールを確認したところ、主な依頼内容が書かれた本文の下に、たしかに記載がありました。エンジニアが記載内容を見落としていたのです。

結局、インフラ運用まで見ることになりましたが、収益は大きな赤字となり、他の案件にも影響が及んでしまったとのことでした。

対処方法

1.どんな相手であれ、契約書は作成する

あなたと契約するクライアントがどんな方であっても、あなたが行うべき作業が記載された契約書は必ず作成しましょう。上記の事例のように、「作業が担当範囲か、否か」という判断は、契約書に記載された内容を基準に判断します。

その判断材料が無いと、「言った・言わない」の応酬になってしまい、クライアントとの良好な関係を築くことができません。

2.クラウドサービスを活用する

契約書の作成は、駆け出しのフリーランスにとって、非常にハードルが高いものとなっています。そんな時は、クラウドサービスを活用しましょう。

クラウドサインというサイトでは、クラウド上で簡単に契約書を作成し、お互いに取り交わすことができます。サービスが二者の間に入っているため、対等な立場で契約を行うことができます。

おわりに

ここまで、フリーランスに起きやすいトラブルと、対処方法についてご紹介してきました。今回の事例は、私の周りで起こっている生の声です。

フリーランスとして活動していると、他のフリーランスとの交流は少なく、そういった情報はなかなか入ってきません。そのため、今回の事例を参考にして、同じ状況にならないように工夫して仕事をしていきましょう。

周りに今回ご紹介したようなトラブルで困っている方がいたら、ぜひ対処策を教えてあげてくださいね。

参照:フリーランスがトラブルに遭わないために気をつけたいことを解説した記事はこちら

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