フリーランス必見!未払いクライアントへの対処方法と予防策

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報酬の未払いに遭遇したことはありませんか?まだ一度もない方は、運がいいか、用心深い方なのでしょう。フリーランスは、契約から報酬の受け取りまで、自分で責任をもって対処しなければいけません。もちろん、請求書も自分で作成して出さなければいけませんから、請求内容にミスがあったりすると、クライアントによっては報酬が支払われないこともあります。

また、自身に過失がなかったとしても、悪いクライアントに当たると、報酬を支払ってくれないこともあります。もし、そうなってしまった時のために対処方法を知っておくべきでしょう。加えて、日頃から予防策を講じておくことも大切なことです。

この記事では、

  • フリーランスとして仕事をしていて、未払いに遭遇した方
  • フリーランスとして仕事をしていて、未払いに遭遇したくないと思っている方

のために、報酬の未払いの原因と対処方法、予防策、よくある疑問についてお伝えしていきます。せっかく仕事をしても、報酬が支払われなければ意味がありません。確実に報酬を受け取れるように、しっかりと対処していきましょう。

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目次

報酬の未払いが発生してしまった事例と対処方法

はじめに、報酬の未払いが発生してしまった事例と対処方法を紹介します。あなたにもこういったことはありませんか?

請求書の金額を間違えてしまった

フリーランスの場合、仕事が完了したら、請求書を発行することになります。多くの方は、手作業で発行しているため、金額を間違えてしまうこともしばしばあります。もし、合意した金額よりも高ければ、クライアントが報酬を支払ってくれない場合もあります。逆に、安い金額で請求してしまうと、間違った金額のまま支払いが行われてしまうでしょう。

対処方法

請求書を出す前に、請求金額が間違っていないか確認することは当然ですが、それにもかかわらずミスが起こってしまった場合、気づいたらすぐにクライアントに知らせましょう。支払いが行われる前に、対処しなければ話がややこしくなってしまいます。クライアントに謝罪して、なるべく早く訂正した請求書を発行してください。

こちらに非がないのに報酬が支払われない

世の中、いいクライアントばかりではありません。中には、詐欺まがいの悪いクライアントも存在します。しっかり仕事をして、依頼を完遂し、請求書を出してもいっこうに支払いが行われない、といったこともあるのです。もしかすると、そのクライアントは最初から報酬を踏み倒す気だったのかもしれません。

対処方法

まずは、メールや電話などで何度も連絡を取り、報酬を支払ってもらうように交渉しましょう。交渉に応じない場合には、次に「内容証明」で督促状を送りましょう。内容証明は、「いつ」「だれが」「だれに」「どんな内容」の手紙を送ったかを証明してくれる郵便局のサービスです。相手に心理的なプレッシャーを与える効果があります。

それでも支払いに応じない場合には、法的な手段に打って出るしかありません。「法テラス(無料の法律相談を行っている機関)」に相談の上、「少額訴訟」をしてみましょう。少額訴訟は簡易的な裁判のようなもので、1回の審理で判決を出します。”少額”とあるように、60万円以下の支払いでなければ利用することができません。

少額裁判は、こちらが本気であると示すことができますが、いくつかのデメリットもあります。仮に勝訴したとしても、実際にはクライアントに強制的に支払いを行わせることは難しく、自ら支払いに応じてくれないかぎり報酬を回収できないことです。また、相手が通常裁判への移行を行うリスクもあります。通常裁判は、金銭的な問題があり、現実的ではありません。

すべての手をつくしても、どうにもならないケースもあります。時間は有限で、フリーランスにとって時間はお金に等しいものです。労力が、回収するメリットを上回るようなら、スッパリ忘れて次の案件にいきましょう。次は同じ轍を踏まないようにしてください。

納品したのにクライアントが倒産してしまった

日本では、年間8000社以上の企業が倒産しています。納品したはいいが、クライアントが倒産してしまった、といったこともありえます。特に、納品から支払いまでの期間が長い場合、未払金が多くなってしまう傾向にあります。

対処方法

クライアントが夜逃げでもしないかぎり、弁護士などを立てて破産手続きを行います。あなたは債権者として、未払金を請求することができます。弁護士などから、債権を証明する書類を送って欲しいという通知が来ますので、請求書など証明する書類を送りましょう。全額を回収できるかは、クライアントの財務状況によります。財産に対して、負債が多い場合には満額の回収は難しいでしょう。

参照:厚生労働省「賃金の未払い」

報酬の未払いに遭遇しないための予防策

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次に、報酬の未払いに遭遇しないための予防策について紹介します。今からでも、しっかりと予防を行っていきましょう。

信用できる企業か事前に調査しておく

クライアントの企業名で検索するなどして、相手が「どんな企業なのか」「倒産する危険はないか」「悪いうわさが流れていないか」などをチェックしましょう。また、地図検索を活用して、住所を調べ、教えてもらった住所に会社が実在しているか確認します。不審な点が見つかったなら、依頼を断るべきか検討したほうがよいでしょう。

契約書の内容をよく確認しておく

クライアントと契約書を交わす際には、サインをする前に契約書の全文をよく確認しましょう。特に、納品物や契約金額、支払い条件など、報酬に関わる重要事項は必ずチェックしてください。不明な点がある場合には、契約前にクライアントと話し合って解消しておきます。あやふやなまま進めてしまうと、支払い前に認識の相違からトラブルに発展してしまうこともあります。

クライアントとのやり取りは全て記録しておく

万が一、後でクライアントと認識の相違が発生してしまった時のために、クライアントとのメールや電話などのやり取りをすべて保存しておきましょう。法的な手段に打って出る際にも役に立ちます。電話の通話記録を残すことが難しい場合には、電話で話した内容をメールで念のために確認しておくとよいでしょう。聞き間違いも避けられますし、メールとして記録を残せるので一石二鳥です。

未払いにまつわるよくある疑問

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最後に、未払いにまつわるよくある疑問を紹介します。あなたもこんな疑問を持っていませんか?

口約束では契約は成立しないの?

法的には、契約書がなくても、口約束だけで契約が成立します。しかしながら、聞き間違いや思い違いが起こりやすく、後で証明することも難しいため、契約書を交わすことをおすすめします。とはいえ、ときには契約書を交わすことができない場合もあります。その場合には、メールなどで慎重に案件について確認しておき、すべてのやり取りを大切に保存しておきましょう。

未払いの事実をブログやSNSで公表してもいいの?

こちらに非がないのに、クライアントが報酬を支払ってくれないと、ついカッとなってブログやSNSに公表したくなるかもしれません。しかし、それはちょっと待って下さい。それを見た別のクライアントに、マイナスのイメージを与えてしまうかもしれないからです。ネット上への公表は最終手段とするべきでしょう。また、公表する場合には、他のフリーランスの方へ向けての注意として掲載するとよいかと思います。

まとめ

報酬の未払いへの対処方法と予防方法がお分かりになりましたか?もし、未払いの原因になるようなことに心あたりがあるなら、未払いが発生する前に予防策を講じておきましょう。未払いが発生してから対処するよりも、発生する前に予防しておくほうが簡単です。フリーランスとして長く活動し続けるためにも、面倒臭がらずにお金の問題はしっかりと対処しておきましょう。あなたは報酬の未払いに遭遇したことがありますか?

参照:報酬金未払いトラブルについて解説した記事はこちら

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