お仕事マッチング率を上げる!フリーランスのお仕事交渉術5つのポイント

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具体的な事例で見るマッチング率アップのノウハウ

引用元:pixabay

フリーランス(個人事業主)として成功するかどうかは、良い仕事との“めぐりあわせ”(マッチング)が重要です。これまで築いてきた人脈で仕事の紹介を受けることもありますが、全くコネがなくても現在はフリーランス向けのマッチングサイトやエージェント会社、クラウドソーシングなどさまざまな選択肢があります。いずれも応募の際には過去の実績やスキルが重視されますが、似たようなレベルのフリーランスが多数いる中で採用に至る人はごくわずかです。ではどのような点に気を付けて応募すれば、マッチング率(採用される確率)は高まるのでしょうか。実際にクラウドワークスで募集されていた案件を例に、応募の際に押さえておくべきポイントをまとめてみました。

事例1:記事ライティング
<募集内容>

  • 発注企業:クラウド型会計アプリ開発会社
  • 仕事内容:中小企業経営者などに向けたメディアでの記事執筆
  • 単価:1,000~1,500文字で1,500円
  • 納品方法:Wordファイルをメール送付
  • 求められるスキルや条件
    ・記事執筆や編集の経験がある方
    ・メールでのコンタクトがこまめにできる方
    ・経理や会計知識または業務経験のある方なら尚可

<ポイント>
クラウド型会計アプリの開発では名の知られた会社が運営するWebサイト用の原稿執筆依頼です。お客様向けのメディアに掲載することから、経理の知識があって間違いのない記事が書ける人を求めていることが分かります。そのため経理や会計での勤務経験や、経済関連記事の執筆経験がある人には有利となる案件です。

一方、会計の専門知識を持っていなくても、1,000字を超える原稿の執筆経験や大手企業が発注した案件の採用経験などで実績はアピールできます。そのうえで今後、会計について勉強を進めながら仕事に取り組みたい旨をしっかり伝えて意欲を示しましょう。またメールやWordは必須条件なので、取り扱いに慣れていることも念のため書いておくと良いでしょう。

事例2:アプリ開発
<募集内容>

  • 発注企業:インターネットマーケティング関連会社
  • 仕事内容:iphoneやipadの外国人観光客向けアプリ開発
  • 単価:50万円~100万円
  • 求められるスキルや条件
    Objective-CやCocoa、iOS SDKでiPhoneやiPad用アプリを開発した経験があること。またXcodeの知識があり、App Storeでアプリをリリースする知識があればなお良い。クライアントとのコミュニケーションがスムーズにできる人を希望。東京都内で打ち合わせあり。

<ポイント>
過去の職歴よりもアプリの作成・運用経験が第一に問われる仕事です。クライアントの求めるスキルに精通していることはもちろん、App Storeでの公開やクライアント企業とのやりとりなど実務に則した経験と知識が必要とされています。他人と差を付けるためにはアプリ開発だけでなく「サーバの構築や管理もできる」など強みを持っていると有利でしょう。

また単価の高い仕事なので最初から提案も本気で行う必要があります。できるだけ画面遷移や作業フローなどを分かりやすく資料化して提示し、今後の打ち合わせがスムーズに進みそうな期待をクライアントに持ってもらいましょう。さらに「訪日観光客向け」ということなので、外国人向けアプリに興味があるなどモチベーションを示すのもマッチングの観点からは重要です。関東近辺に住んでいて都内での打ち合わせに支障がない旨も伝えておきましょう。

事例3:Webページデザイン
<募集内容>

  • 発注企業:ガーデニング会社
  • 仕事内容:自社HPのトップページをデザインしてほしい
  • 単価:54,000円
  • 求められるスキルや条件
    ターゲット(50代、60代)からの問い合わせが増えるきっかけとなり、競合他社と差別化できるようなデザインにしてほしい。会社のブランドイメージを全面に出し、コンバージョンや回遊性をアップさせたい。

<ポイント>
ロゴやトップページ用の写真が参考資料として付けられていて、上質でぬくもりのある雰囲気に仕上げてほしい、などのリクエストもあることから、まずはデザインのコンセプトや方向性を固めてクライアントに提案します。同じようなテイストで作った過去の作品を提示すればクライアントもイメージがわきやすくなるはずです。また「サイトの離脱率が高い」、「ターゲット層からの問い合わせがあまりない」などの悩みに対して、ユーザー目線から考えられることを分析し打開策を提案しましょう。クライアントが希望しているデザインのイメージと悩み解決のためのノウハウが的確に示せれば、受注率は格段に高まります。

一方でクライアントは一般企業なので、難しい専門用語を使うのはNGです。できるだけ分かりやすい説明を心がけましょう。

 

意識したい5つのポイント

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マッチング率を上げる応募のノウハウについていくつかの事例を分析した結果、以下のようなポイントが浮かび上がってきました。あくまで大まかなまとめですが、参考にしてみてください。

①募集内容をよく読んで理解し、的確な提案を行う
クライアントの中では、欲しい人材のイメージがある程度、固まっているはずです。その内容を踏まえて募集要項を出しているはずなので、一字一句よく読み込んで、クライアントのニーズに自分がマッチングしていることが伝わる内容で提案を行いましょう。

②クライアントの業務内容、経営方針なども頭に入れておく
人手不足で悩む企業が多い中、継続依頼を考えているクライアントが増えています。ビジネスパートナーとして末永く付き合っていけるかどうか、という点も採用の可否に影響しますのでクライアントの基本情報は押さえておきましょう。


③過去の実績の中から、今回の募集にアピールできそうな点をピックアップして伝える

フリーランスの場合、採用段階で大きな基準になるのは過去の実績です。過去にはこのような仕事をしていた、これだけの量をこなしている、ということを示すと共に、今回の募集と似たような案件で実績があるならぜひサンプルとして示しましょう。


④今回の募集内容に関係のないスキルでも自分の努力や熱意を示すPR材料にする

募集要項で必須とされているスキルをアピールするのはもちろんですが、一見、関係なさそうな資格や実績でも、個人の努力や勤務態度を示すアピール材料になることがあります。社会的信用度を高められるスキルは募集内容に関係がなくても書いておくと良いでしょう。


⑤専門用語を多用しない

企業の担当者は必ずしもその業務に精通しているとは限りません。どのような立場の人が読んでも理解できるよう、専門用語はなるべく使わず、分かりやすい説明を心がけてください。

応募の際には「クライアントが求めているのはどのような人材か?」を強く意識すれば、マッチング率は格段にアップします。つまり採用されるか否かは、クライアントの立場になって考えられるかどうかがポイントです。さあ、あなたも今度、応募するときは的を絞ってマッチング率を上げられるよう、ちょっと視点を変えて考えてみてくださいね!

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