フリーランスを辞める理由って?対策と辞めることになった場合の手続き

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フリーランスになっても、様々な理由で辞めてしまう方は数多くいます。いつかはフリーランスを辞めることになるかもしれませんが、いざ辞めるときには泣く泣く辞めてしまうのではなく、できれば自分の意志で前向きにフリーランスを卒業したいものです。

フリーランスはサラリーマンとは異なる働き方のため、その違いをよく理解せずに働いているといつのまにか窮地に追いやられていることもあります。そうならないためにも、フリーランスを辞めてしまう理由を知り、対策を講じておくことが必要です。

この記事では、

  • これからフリーランスになろうと考えている方
  • すでにフリーランスとして働いている方

のために、フリーランスを辞める理由と対策、もし辞めることになってしまったときの手続きについてお伝えします。少しでも長くフリーランスを続けるため、ぜひ参考にしてください。

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目次

理由1:仕事がなくなってしまった

以前勤めていた会社や取引先など1社だけに頼って仕事をしていると、万が一その会社からの仕事がなくなってしまった場合にはフリーランスを続けることが難しくなります。すぐに新しいクライアントが見つかればいいのですが、簡単に見つかるわけではないでしょう。仮に、継続的に仕事をもらえる確信があっても、その会社が倒産してしまったらどうしようもありません

対策

フリーランスで仕事をする場合、どこか1社だけに依存してしまうのは非常に危険なことです。最低でも2つ以上のクライアントを持ち、どちらかの仕事がなくなってしまっても生き残れるようにしましょう。できれば、異なる業種や職種のほうがよいでしょう。業界全体が不振に陥ることもありえるからです。また、万が一のときのために貯金をしておくべきです。そうすれば、完全に収入が途絶えたときでも、フリーランスを続けるという選択ができます。

理由2:収入が激減して生活していけなくなった

先ほど挙げた理由と似ていますが、得意先のクライアントからの仕事がなくなってしまい、収入が激減してしまうパターンです。これは、複数のクライアントを持っていたとしても、報酬に大きな偏りがあり、実質1社だけに依存しているようなときに起こりがちです。収入が0になってしまうことはありませんが、その状態が長く続けば、やがて生活資金が足りなくなってしまうでしょう。

対策

できるだけ報酬のバランスを保ちつつ、2,3社にリスクを分散するのがよい手です。もし、同じような仕事をしているのに報酬に偏りがあるならば、一度報酬アップの交渉をしてみるのもよいかもしれません。また、先ほども挙げましたが、貯金をしておくことも非常に有効な手段です。フリーランスにはどうしても収入の波がありますから、稼いだ時こそしっかり貯金して不作の時期に備えるべきです。万が一収入が減ってしまったときのために、できれば月の生活費の3ヶ月分ほどは貯めておくほうがよいでしょう。

参照:厚生労働省「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」

理由3:体調を崩し、仕事ができなくなった

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フリーランスは、サラリーマンとは違い、仕事ができなくなったときのための保障がありません。サラリーマンであれば長期入院しなければいけない場合でも、休業補償給付などがありますので、収入が途絶えてしまうことはありません。しかし、フリーランスの場合は働けなくなった時点で収入が0になってしまいます。このため、サラリーマンよりも健康管理がより重要だといえるでしょう。

対策

フリーランスは自由な時間に仕事ができる分、生活が不規則になりがちです。日頃から規則正しい生活を心がけましょう。しかしながら、どれだけ気をつけていても不慮の事故や病気は完全には防げません。再三お伝えしていますが、万が一のときのために貯金をしておきましょう。また、不幸にもまったく働けなくなってしまったときのために保険に入っておくのもよいでしょう。いわゆる就業不能保険というものです。

理由4:年齢の問題で仕事が取れなくなってしまった

業界によっては募集時に年齢制限が定められているものもあり、年齢が上がると仕事を取りづらくなってくることがあります。また、プロジェクトチームのメンバーの多くが20代や30代であれば、クライアントはチームのバランスを考えて同年代の人材を求めることもあるでしょう。さらに、加齢による体力の低下は避けて通れない問題です。長時間に及ぶパソコン作業は体力に負担がかかることから、これまで通り体力を維持できなければ仕事の効率が下がったりミスが生じたりすることも考えられます。

対策

自分の仕事内容を振り返ってみて、5年、10年と続けていけるものか考えてみるべきでしょう。職種によってはさほど問題にならないかもしれませんし、長年のスキルが評価され重宝されることもあります。もし、続けていく自信がないのであれば、別の業種を検討することも視野にいれるとよいでしょう。

理由5:一人で仕事をするのが寂しくなった

サラリーマンは会社に所属しているため、同僚や上司など仲間とともに仕事を行うのが一般的です。しかし、フリーランスの場合は一人で仕事をすることが多いため、孤独感を覚えたり寂しさを感じたりすることがあります。

対策

これはどうにかしようと思ってもなかなか難しい問題です。在宅で仕事をする場合、家族などがいれば孤独感が和らぐでしょう。外に出て、カフェやコワーキングスペース・シェアオフィスを利用するのも手です。また、性格によっては一人で仕事をすることがまったく気にならない方もいます。

どうしても辞めざるを得ないときの手続き

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どれだけ手を打っても、フリーランスを辞めざるを得ない状況に陥ってしまうことはあります。そのようなときはどういった手続きをすればよいのでしょうか?

多くのフリーランスは、個人事業の届出(開業届)を出していると思います。届出用紙のフォーマットを覚えている方なら、開業届と廃業届が兼用になっていたことを思い出せるかもしれません。開業届の控えを保存しているのであれば、それを参考にするとよいでしょう。

また、確定申告を青色申告で行っている方も多いと思います。廃業する場合は「青色申告の取りやめの申請」をしなければいけません。こちらは簡単なフォーマットなので、悩むことはないでしょう。廃業する年の分の確定申告までに提出すればよいため、それほど慌てなくても大丈夫です。

まとめ

フリーランスになってから1、2年は地盤を固める時期です。この時期にフリーランスとしての仕事のやり方を確立して、できるだけ長く続けられる方法を模索するべきでしょう。まずはこの記事で挙げた辞める理由の対策をはじめてみましょう。すべて万全という方は少ないはずです。もちろん1、2日で解決することではありませんので、なるべく早く対策を講じておきましょう。

参照:年代別フリーランス事情についてまとめた記事はこちら!

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フリーランスをやめる理由と対策

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