フリーランスとしてのCGデザイナー 〜活躍するためのノウハウとやってはいけないコトとは

フリーランスとしてのデザイナー
日本においてCGデザイナーという職業が定着してから相当な年月が経ちました。
PCの価格が下がったため、昔に比べると高性能なマシンがとても安価に購入できるようになり、フリーランスとしてCGデザイナーになる方もどんどん増加しています。

昔と今とでは「CGデザイン」という意味にも微妙な違いが生まれてきていますが、現在のCGデザイナーはどんな仕事をしているのか、またフリーランスとして成功している方々がどんなことに気をつけているのか、失敗しがちな点などもあげながら、フリーランスの一人である筆者がCGデザイナーの実態について掘り下げてみたいと思います。

CGデザイナーの仕事とは

まずは「CGデザイン」という仕事の内容についてご紹介しましょう。

「CG(コンピューターグラフィックス)」とは、コンピュータのソフトウェアを使ったグラフィック製作のことで、これらを制作するのがCGデザイナーの仕事です。

CGには大きく分けて2次元的な2DCGと立体的な3DCGの2種類があり、2DのCG専門の方もいれば、3Dモデリングを使ったデザインが得意な方、また両方をこなす達人もいます。

働く業界が多岐に渡るのもCGデザイナーの特徴です。
映像やアニメ制作業界はもちろん、パチンコ業界、ゲーム業界、建築・インテリア業界など、様々な業界でCGデザイナーが活躍しています。

フリーランス vs 会社員の実際

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では、CGデザイナーの会社員とフリーランスでは、どのような違いがあるのでしょうか。

結論から言うと、「CGデザイン」という仕事内容に関しては、フリーランスも会社員もあまり違いはないかもしれません。

しかし、大きく分けて仕事を行う環境や待遇面にはっきりとした違いがあります。

働く環境

会社員の場合、同僚と作業を分担したり作業を手伝ってもらったりすることもできますし、社員同士でCG業界の新しい情報を話題にして、お互い切磋琢磨しあうことができます。

フリーランスになると、基本的に一人で作業をすることになりますので、そういった助け合いをする機会も激減しますし、自分から交流会などに出かけて行かないと、情報交換を行う同業者と知り合うことも少ないでしょう。

待遇面

待遇・収入も大きく異なります。
会社員は給料制ですが、フリーランスはもちろん決まっていません。受けた仕事が多ければ多くの金額を頂けますし、少ししか仕事をしていない場合はそれなりです。「従量制」とでも言いましょうか。

成功しているCGデザイナーがやっていること

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それでは、CGデザイナーとして経験を積んで、
一人で仕事を受けている方々は、一体どんなことに気をつけているのでしょうか。
筆者の周りのベテランデザイナーに秘訣を聞いてみました。

効率的な時間の使い方を心がける

フリーランスになると、CGデザインの他にも様々な雑用、
経理など、すべての仕事を自分で行わなくてはなりません。
そのため、時間の使い方が非常に重要になってきます。

本業であるCGデザインの作業時間をしっかり確保できなければ、
フリーランスとして本末転倒です。
特に年度末など、時間の使い方にきちんと計画を立てておかないと、
経理事務に終われてあまり仕事ができなかった・・なんてこともありえます。

作業の順番や効率を考えて、1日、1週間、1ヶ月という単位で、仕事・事務作業・睡眠・その他の配分をし、うまく時間を使いましょう。

常に「先のこと」を考えておく

それができるようになってきたら、そろそろフリーランスとして仕事が増え、軌道に乗っている頃かと思います。次の段階としては、仕事のスケジュールを半年〜1年などの長いスパンで計画できるようにしたいものです。

人間ですから、突然病気になる可能性や、事故に遭う可能性もあります。
残念ながら仕事でトラブルに見舞われ、入ってくるはずの収入がなくなった、という不運に遭う可能性もゼロではありません。

そういったリスクに備えて、仕事の取り方を長期的に考え、常に複数のクライアントを確保しておくことは大切です。
また、今はたくさん仕事が来ていたとしても、半年後はわかりません。
半年後、1年後を見越して地道な営業活動を続けるなどして、
新しいクライアントの開拓を積極的に行っていくべきでしょう。

気をつけよう!こんな失敗に注意

次に、気をつけたいポイントについても聞いてみました。

素材の使い方に気をつけよう

有料・無料問わず、既存のテクスチャやモデリング素材を頻繁に使っている人は注意が必要です。

素材集などに入っていたり、ネットでダウンロードして使うデザイン素材を使うことは、CGデザイナーにとっては日常茶飯事でしょう。しかし、モデルデータなどを全く改変せず、あまりにもそのままの形で流用していると、クライアントによってはクレームの元になる可能性があります。

CGデザインに詳しいクライアント、オリジナリティにこだわるクライアントなどの場合は特に気をつけたほうがよいでしょう。日頃から素材サイトをよく見ていたりする人であれば、流用しているかどうかは結構わかってしまうものです。

データの流用に気づくと、あまり良い印象を持たないクライアントもいます。最悪の場合、値切りの口実にされる可能性も…。

こういった失敗をしないためには、制作前の打ち合わせが非常に大切です。
素材を使うことにあらかじめコンセンサスが取れていれば、問題も起こりにくいためです。

素材の権利関係を確認しよう

デザイナーと名のつく職業であれば、作るものはすべて一からオリジナルで作りたいものです。
しかし現実には、「予算」というものがあります。予算の他にも、タイトな納期に間に合わせなくてはならないことや、複数の仕事を並行して行う必要がありますので、筆者も含めて全てを完全オリジナルで作れないことも多く、既存の素材の力を借りなくてはならないことも珍しくありません。

筆者の場合は、既存素材を使う場合でも、色や形を変えるのはもちろん、CGデザインのごく一部に利用するなどに留め、できるだけ独自のデザインを作り出すように努力しています。

ただし、利用可能な用途が限定されていないかどうか、改変が可能かどうかなど、その素材の権利関係は作業前にきちんと確認しておきましょう。
素材としての利用を認めていないものを無断で使うことなどももってのほかです。最悪の場合は、権利者に加え、クライアントからも訴えられてしまいます。

以上、CGデザイナーという職業についていろいろとお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
フリーランスは大変なこともありますが、会社員以上の報酬や充実感が得られるのも事実です。

「この点がもっと知りたい」、「実際なるにはどうすればいいの?」などのご質問などもお待ちしています!

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