今後のIT業界はいかに…? ITエンジニアのキャリアプランは? 将来性について徹底解説!

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ビジネスとIT。この2つは、今や切っても切れない関係性となり、数多くの価値を生んでいます。20年前までは電話回線を使ったインターネットだったものが、現在はwifiによる無線で簡単にインターネットへ接続できる時代になりました。

ただ、今後のITとITエンジニアの関係はどのようになっていくのでしょうか?

この記事では、職業の将来性と業界の今後を中心に取り上げていきたいと思います。良いシナリオ、最悪のシナリオを列挙して、その結果最も現実的なシナリオは何なのかを書いていきます。

私もIT業界に入り10年近く経過しようとしています。最近では頻繁に様々な展示会に顔を出して、最新技術の動向を探っています。

そうやって得ている情報と経験、業界動向を踏まえて、IT業界の今後について占っていきます。

この記事は、

  • 転職先としてITエンジニアが選択肢に入っている方
  • 現在ITエンジニアであり、今後のキャリアについて考えている方
  • 家族や恋人など身近な人がITエンジニアで、今後の仕事について不安を抱えている方

などに向けたものとなっています。

  • IT業界は衰退業界なのか?
  • 将来において労働力は過剰となってしまうのか?
  • 今後の賃金や労働環境、職の安定性はどうなるのか?

という疑問に様々な観点からの情報を踏まえて回答していきます。

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目次

IT業界は衰退…?ITエンジニアは今後も安定する職業なのか

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ここからは、状況がいい場合・状況が悪い場合・一番現実的な場合という3つのパターンに分けて今後について展望していきます。

まずはITエンジニアという職業が、現在だけではなく今後も安定して、仕事ができるようになっているのかを考えてみましょう。

状況がいい場合の展望

◆新規ビジネスはITが無いと成立しない!
起業してから数年しか経過していないスタートアップ企業に対して、ベンチャーキャピタルという投資家が資金を出資するケースが多くなってきました。サイバーエージェントやDeNAなど数年前に投資をしてもらった企業が、投資家に回っているケースも多いですね。

そういった背景もあり、新たに起業をする会社が多くなってきましたが、どれもインターネットが無いとビジネスが成立しないものばかりです。

ビットコインの取引所、クラウドの会計システム、社会人向けのQAサービス、遠隔で家の鍵を閉められるサービスに至るまで、ITを主軸にしたサービスが数多く提供されています。

そうです。

現在は、経営者とITエンジニアがタッグを組んで、経営者が思い描く未来像をエンジニアが実現していく時代になったのです。これが5年後、10年後も続いていくことでしょう。

このようにITは会社経営にとって必要不可欠なものへと変貌を遂げているのです。

◆設計や構築など上流工程は頭を使う仕事で需要が高い
AIと呼ばれている人工知能の技術や、自動操縦ヘリコプターで有名になったドローンをはじめとするロボットが、IT技術者の仕事を奪ってしまうのではないかと危惧されています。それらがどんなに普及しても無くなりようがない仕事があります。

それが頭を使う仕事です。

人工知能やロボットを使いこなすためには、システムの設計や構築など、ただ手を動かすだけではなく、頭を使わなくては仕事にならないものが必要です。その頭を使う部分はロボットでは代用ができません。そのため、未来においても頭を使う仕事の需要は高止まり状態になっているでしょう。

状況が悪い場合の展望

◆オンプレミスからクラウドへの移行により実機の技術者需要が低下
それでは悪いシナリオを考えてみましょう。現在、システムのインフラ環境は自らサーバやネットワークを保有するモデルから、他社が持っているITリソースを借りて運用するというモデルへと変化してきています。

これが、オンプレミスからクラウドへの移行の大きな流れです。そして、今後もこの流れが止まることはないでしょう。5年後のクラウド比率はさらに高まっていることでしょう。ここで考えられることが、

サーバなど実機を操作する技術で仕事をしているITエンジニアの仕事が大きく減少する

ということです。大企業においてもクラウドへの移行が進んでいるため、実機ではなくインターネット上でサーバやネットワーク、アプリケーションの構築ができるようになります。

そうなると、今まで実機の操作を生業としていた技術者は、他の技術を習得しないと今後は厳しい状況に陥ることとなります。この悪い状況が加速していることに気が付くためには、新しいニュースを定期的にチェックしていく必要があります。その中でオンプレミスに関する情報が数える程度しかない場合には、クラウド技術を学ぶことは不可避となるでしょう。

◆外国人技術者の拡大により仕事が減少
政府の外国人IT技術者の受け入れを推進する動きが加速しています。

IoT(Internet Of Things)やビックデータなどの加速によるIT人材不足を懸念しており、その人材を確保するための政策のようです。

こういった政策が本格的に進み、日本のIT企業に外国人技術者が入ってくると、マニュアル通りに対応すれば問題が無いような、

比較的簡単な作業については、日本人から外国人へ取って代わられる可能性が非常に高くなっています。

これは中国へのアウトソーシングが始まった時から言われていたことですが、今後数年でこの動きはより加速していくことでしょう。

ただ、外国人のIT技術者は一般的な企業にまでは浸透していません。これが、お客様先で外国人のIT技術者を見かける場合や、電話会議などで接する場合が多くなれば、仕事の減少の危機がより近づいているということになります。

この悪いケースを打破するためには、手を動かすワーカーになっていてはいけません。プロジェクトを管理するとか、メンバーを統制してある案件をやり遂げるとか、頭を使ってシステム設計を行うなど、業務の応用が可能な仕事ができる必要があります。そうすれば、簡単には外国人のIT技術者にとって代わられることはないでしょう。

一番現実的な場合

これらの要素を踏まえて考えると、下記ポイントが導き出されます。

☆やり方を覚えれば作業ができる簡単な内容では将来が危うい
IT技術者であっても、マニュアル通りに対応していく作業が数多く存在しています。その仕事にあぐらをかいて油断していると、外国人やロボットに取って代わられ、自分の仕事が無くなる可能性が高くなっています。

☆技術力の高さは大きな武器になるが、流行に取り残されると厳しい
IT技術は流行り廃りのサイクルが非常に早い業界です。現在持っているIT技術で多くの仕事がもらえている状態であっても、数年後は違う技術に取って代わられて需要が無くなってしまうことも大いに考えられます。絶えず新たな技術の習得を継続していく必要があるということですね。

IT業界の未来はどうなっていくのだろうか?

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これまでITエンジニアの未来について考えてきましたが、今度はIT業界の動向について考えてみましょう。

状況がいい場合の展望

◆ITインフラ利用者の拡大
iPhoneの普及による影響もあり、インターネットに接続できるITインフラの利用者は大きく拡大しました。そのことにより、ITインフラは、電気・ガス・水道と同じように、生活に必要不可欠な社会インフラになり、人々にとって必要不可欠なものとなるでしょう。

状況が悪い場合の展望

◆業務アプリケーションからWebアプリケーションへ
昔はお金を出してシステムを購入しなくては便利なサービスは利用できませんでした。ところが、現在は無料で便利なサービスが利用できる時代になりました。皆さんがiPhoneのアプリで利用しているものも、無料サービスが多いのではないでしょうか?

一方、今まで有料でシステムを販売していたものは売れなくなってきます。なにせ無料でいいものが使えるのですから、わざわざお金を出す必要が無くなるんですね。5年後にはほとんどのサービスが無料で利用できる時代になるのかもしれません。

このようになった場合、大きな影響を受けるのは、システムをパッケージで販売している会社ですね。数百万、数千万のシステム導入をコンサルしているところから、販売、導入設計、サポートデスクまで、システムに関わる職種すべてが対象となります。このWebサービス化という現象は、非常に幅広い人たちに影響を及ぼすことになるでしょう。

一番現実的な場合

これらの要素を踏まえて考えると、下記ポイントが導き出されます。

☆最新技術を捉えればビジネスチャンスが生まれる
IT技術の流行は早いサイクルで発生するものの、IT技術のスキマには大きなビジネスチャンスが埋まっています。何かが便利になると、その便利さのために必要となるものが生まれるからです。そういったところに目をつけてビジネスを始められるといいですね。

☆ITが必要とされる業界は今後も増え続ける
ITを必要とする業界は年々増えています。医療業界においても電子カルテの導入など、ITが必要不可欠な状態になっています。このような業界が今後も増え続けていくことでしょう。

まとめ

ここまでITエンジニアとIT業界の将来性や動向についてまとめてみました。IT業界は今後も求められる業界であり、外国人IT技術者がやってきても、単純な仕事でなければ需要が無くなることはないでしょう。ただ、IT技術の進化は早いので、常に新しい情報をキャッチアップしていくことが必要です。

あなたは今後のITエンジニア、IT業界はどのようになると思いますか?あなたの現場と照らし合わせて感じたことがあれば、ぜひ教えてくださいね。

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