独立を考えているエンジニアが知っておくべきこと

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独立前知識:エンジニア編
あなたの周りにはエンジニアとして独立した知り合いがいますか?
ここ1〜2年の間にエンジニアの独立の流れは加速していっており、ひとつのトレンドになりかけています。

一口に「独立」と言っても様々なスタイルがあり、事前に把握しおくべき項目はたくさんあります。独立したことによるメリットとデメリットを両方とも客観的な視点から把握した上で意思決定を行うことが独立への最初のステップです。

今まさに独立しようかどうかを考えているあなたのために、独立のスタイルやそれぞれのメリット・デメリット、給与面等について述べたいと思います。筆者はエンジニア兼マークアッパーとして1年ほど前に独立をし、現在はフリーランサーとして在宅で働いています。この経験や周りのフリーランサーの方の情報をもとに本記事では独立について紹介します。

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目次

独立の種類

エンジニアの独立には大きく分けて3つの種類が存在します。「起業」「在宅フリーランサー」「常駐フリーランサー」の3つです。これらは全て正規雇用をされない・サラリーマンではないという点において「独立」といえます。

起業はエンジニアだけに限った独立方法ではありませんが、エンジニアというスキルを活かし自分でサービス開発を行い、ユーザーを集客し、収益を上げていくということを自分の手でゼロから行うことができます

在宅フリーランサーとは、企業への勤務をせず自宅で業務を請け負うことを指します。Crowdworksなどを利用して案件を自ら獲得し契約したり、知人などをあたって自らの足を動かして案件を獲得していくスタイルです。

常駐フリーランサーとは、転職エージェントやフリーランサー向けエージェント等を利用して企業と業務委託契約や派遣社員契約を結び、一定期間の間はその企業に正社員と同じように出勤し、業務を行うパターンです。

様々なスタイルがある中で、あなたの働き方の理想像を明確にし、それぞれの利点・欠点を整理した上で独立スタイルを選ぶことで、あなたの独立後の生活満足度は変化していくことになります。

次の章からはそれぞれの独立パターンにおけるメリットとデメリットをご紹介しますので、どのスタイルが最もあなたに適しているかを見極めながらご覧ください。

起業パターンのメリット・デメリット

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自らサービス企画や開発などを行い、収益を上げていくパターンの起業スタイルでは他のパターンに比べてリスクは大きいと言えます。あなたのアイデア・サービス次第で無一文になる可能性があるためです。その半面、成功すれば正社員やフリーランサーでは得られない収益を得ることができるという夢はあります。しかし、一般的な起業というものはサービスが事業として立ち上がるまで少なくとも2〜3年という年月を要すると言われていて、その期間を耐え忍ぶ資金、体力が必要です。

また起業をするということは、経営者になるということなのでエンジニアだけの知識だけでは十分とはいえません。必要であれば資金調達のために走り回ることもあれば、リクルーティングをする必要もあります。このような知識を十分に持ち、素晴らしいアイデアを思いついたとしても5年後に残っている企業を作れる可能性は3%未満です。

このようなリスクが潜んでいる中、やはり起業というのは夢があり、あなたの人生を豊かにする素晴らしい手段のうちの一つです。誰にも雇用されるわけではなく、あなたがトップとしてやっていくため、少なくとも利害関係者が少ない内はあなたの好きなように全てをコントロールできます。また、エンジニア出身で起業するときの大きなメリットとして、「筋肉質な組織が作れる=バーンレートの低い経営ができる」という点があります。

エンジニア以外の人が起業しテクノロジー関連の商品を製作する際は、エンジニアを雇うか、外注をする必要があります。これは一気にコストが跳ね上がり、バーンレートを上げてしまう一番の要因です。しかし、あなたがエンジニアであることで雇用・外注の必要はなくなり、あなたの人件費のみに抑えることができます。もちろん、他に必要な人材がいれば雇用などの必要性はでてきますが、限りなく人件費を抑えることができるということです。

エンジニアのスキルを100%活かしながら、自らのビジョンを実現したい場合にはリスク覚悟で歩むべき魅力的な選択肢といえるでしょう。

在宅フリーランサーパターンのメリット・デメリット

在宅フリーランサーの一番大きなメリットはなんといっても自宅で自由に仕事ができるという点です。海外から揶揄されるほど有名なあの通勤電車に乗る必要がなくなります。家族がいる方の場合は、奥さんと同じ空間で過ごせる時間が増え、子どもの面倒を見ながら働くことも十分可能です。家族との時間を大切にしながら、在宅フリーランサーとしてお金を稼ぐということは今後最も魅力的な働き方の一つになるかもしれません。

もちろん、いいことだけではありません。在宅フリーランサーとして生計を立てて行くためには、案件を受注し続ける必要があります。案件を受注できなければあなたの稼ぎはゼロになります。家族を支えることができなくなってしまうということです。

お金を安定的に稼ぐことができないということは精神的に非常にストレスとなります。また、なかなか案件を受注できない状況が続くと、「どんな仕事でもやるしかない」というお金だけを目的とした受注スタイルに陥り、仕事を楽しめなくなってしまう危険性もあります。

このような状況にならないために、大事なポイントが2つあります。

まず1つ目に、十分な貯蓄の余裕を持った状態でフリーランサーに転身することです。目安としては、仮に案件を受注できずにお金が入ってこない時期が半年あっても大丈夫なくらいの貯蓄を有している状態を常に保っておきましょう。十分な貯蓄がないとどうしても目先のお金だけを考えて仕事を選んでしまうことになり、スキルアップにもならなければ仕事を楽しむこともできなくなってしまいます。しかし、貯蓄に余裕がある状態さえ準備できていれば、スキルアップができる案件や自己ブランディングに繋がる案件、やりがいのある案件というものを冷静な目線で判断し、選ぶことができるようになります。

2つ目のポイントは、収益のポートフォリオを作っておくことです。独立する際にフリーランスとしてのシステム開発案件のみが収益源となってしまうと、その収益源に何らかの不測の事態が起こった時にあなたはお金を稼げないことになってしまいます。そのリスクヘッジとして、システム受注開発以外の収益源を用意するようにしましょう。よくあるパターンとしては、自分でアプリ開発を行い、そのアプリから月5万円程度はランニングでお金が儲かる状態にしていたり、アフィリエイトサイトを運営し、継続的な収益を得られる手段を作っていたりします。

常駐フリーランサーパターンのメリット・デメリット

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常駐フリーランサーの場合、在宅フリーランサーよりは自由度は減りますが、案件受注のための努力も同様に軽減し、収益の安定性は向上します。

在宅フリーランサーの場合は、その案件によって得られる収益はバラバラです。Webサイトの新規開発に携わり100万円で受注したとしても、その次はありません。しかし、常駐フリーランサーの場合は数ヶ月単位での契約を結ぶため、ある程度今後のプランが立てやすく、予想も立てやすいです。

またフリーランサーのためのエージェントなどを見てみるとわかりますが、エンジニアの給与水準(雇用単価)は非常に高いです。プログラム言語にもよって変化するものの、月給60〜100万円の案件が多くあります。正社員のエンジニアの平均年収と常駐フリーランサーのそれとを比較すると、20代・30代のうちは常駐フリーランサーの方が2倍近くにもなると言われています。

結局正社員の頃と同じようにオフィスに通い、同じように働く必要はでてきますが、技術力があり若いうちは大きなメリットを享受できるでしょう。しかし、40代、50代になったときにも同じように働くことは体力的にも精神的にも辛くなってくることが予想されます。常駐フリーランサーの募集案件も若い人(35歳以下)を対象としている場合が多いため、案件を探すこと自体が難しくなってくるのです。そのようなリスクを回避するためには、年齢に負けない技術力を付けて市場価値を維持・向上させていくか、適度なタイミングで経営層に近い技術者として正式にどこかの企業に再就職するか、十分な貯蓄を準備しドロップアウトするか等といった選択肢を頭に入れておく必要があります。

さいごに

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20〜30代のうちは特に独立をすることによるメリットが大きい時期です。正社員に比べたときのデメリットは存在しますが、今回ご紹介したようにしっかりと対策を講じることでそのデメリットやリスクを解消することは十分に可能です。

これまでの働き方の常識にとらわれず、一度きりしかない人生を十分満足して過ごせるようなあなたに最適の働き方を見つけられると良いですね。

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