準備無しでは実現しない!エンジニアが転職活動して失敗した話

エンジニアの転職失敗事例

IT業界では人材の流動性が高く、「転職」というキーワードは必ずどこかで耳に入ってきます。ただ、転職活動は上司や同僚などには相談できず1人で活動する場合が多いため、他の人の失敗談や気を付けるべきポイントなどを聞くことができません。

そこで今回は、ITエンジニアが転職活動をして失敗した事例をもとに、原因や事前に備えるべきこと、そして失敗してしまった時に対応すべきことを探っていきます。

ITエンジニアで転職活動中の方や、現在の職場に不満があり転職を検討している方は、IT
エンジニアとして良いキャリアや労働環境を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

失敗談 Case1.
「未経験でも入社可能!」というフレーズに惹かれて入社するもわずか数カ月で退社

以前はカラオケやスーパーでアルバイトをしていたAさん。このままではジリ貧になるだけだと一念発起して、業界を問わず転職活動を始めました。すると目に飛び込んできたものが「未経験でも入社可能!」というIT企業のキャッチフレーズでした。教育体制も手厚いということもあり思い切って転職をしました。

そして、お客様先に常駐するようになったものの、自分がやりたい仕事とはかけ離れており、次第に仕事に対するモチベーションが低くなっていきました。そして、他の業種でやってみたい仕事を見つけたため、転職活動を再開し、結局IT企業を退社することになりました。

失敗の原因

  • IT企業で携わることができる業務への理解不足
  • 仕事へのモチベーションの低下
  • イメージしていた仕事内容と実際の仕事内容とのかい離

事前にどのような備えがあれば失敗せずに済んだのか?

  • IT業界に関する情報収集の実施
  • IT企業で携わることができる業務のヒアリング
  • IT技術に対する興味の強さの事前確認

それでも失敗してしまった場合の緊急対応策

  • 自分がやりたい業務内容を上司に伝え、希望に近い仕事が無いか調べてもらう。
  • 社内イベントの場において、他の社員の方々がどんな仕事を行っているのか話を聞く。
  • IT技術のハンズオンイベントに参加する。

現在のIT業界では、ITエンジニアの不足が進んでおり、ITに関する経験は無くとも、自社で採用して育てていく企業が増えています。なぜなら、ITエンジニアの中途採用では、なかなか人が集まらないからです。

この失敗事例は、IT未経験でIT業界に飛び込んで行った方のものです。異業種へ転職することはよくあることですが、やんわりとしたイメージしか把握しておらず、会社に入ってから後悔することもあります。入社後に後悔をしないためにも、入社する会社の業界や仕事について、ある程度時間をかけて調査・分析をしておく必要がありますね。

また、自分が思い描く仕事のイメージと違うからといって、すぐに転職するようではその先もなかなか続きません。じっと腰を落ち着けて、あなたの仕事ぶりを周囲に見てもらえれば、あなたがやりたかった仕事に関わるチャンスは必ず来るはずです。

失敗談 Case2.
家族と相談もせずに転職先へ応募を進めて、労働条件が過酷であることが家族にばれて応募を辞退

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向上意欲が強いBさんは、スキルアップすることを求めて転職活動を開始しました。ITエンジニアとして、労働条件は過酷であるものの、とてもやりがいのある仕事内容であったため、家族に相談することも無く、面接を進めて行きました。ところが、毎日のように終電で帰宅するような仕事であることを家族が知り、Bさんは転職を猛反対されて、結局転職を諦めることになりました。

失敗の原因

  • 仕事を家族ではなく1人の問題であると考える認識の甘さ
  • 家族が望む働き方の把握不足

事前にどのような備えがあれば失敗せずに済んだのか?

  • 家族と定期的に仕事に関する話し合いの実施
  • 転職アドバイザーへの相談
  • 普段の家族とのコミュニケーション

それでも失敗してしまった場合の緊急対応策

  • あなたの希望を伝え、家族との落とし所を探る
  • 転職先へある程度の負荷軽減に対する配慮を受け入れられるか交渉する
  • 仕事の負荷が一時的なものであるか確認をする

Case2の失敗談は、独身ではなく、家族を抱えている場合、仕事を選ぶ基準はあなただけのものではないことを如実に表しています。仕事は家族の協力無しにできるものではありません。車の両輪として回っていかないと、何事も全力で取り組むことができなくなるのです。家族とも相談をして納得してもらった上で、転職先を決めていきたいものです。

ただ、すべてを家族に言われた通りにする必要もありません仕事は、人生の大半を過ごす大切な場所です。あなたが転職先に選んだ場所は、あなたのこだわりや希望、生きがいなど、複合的に良い要素が重なったことによるものでしょう。今回大事だったことは、それらを1人で抱え込むのではなく、大切な家族にしっかりと想いを伝えておくということでした。

あなたの想いは黙っていたのでは誰もわかりません。あなたがしっかりと発信することによって、初めて家族もあなたの考えを理解できるようになるのです。

失敗談 Case3.
エンジニアから未経験業種への転職。年収の増額を求め失敗に終わる

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ITエンジニアとして仕事に対する取り組み姿勢は、現在勤務している会社でも評価の高いCさん。転職活動中においても、Cさんのポテンシャルの高さが評価されていました。ところが、Cさんは転職の目的に給与のアップも掲げていたため、プログラミングという技術職から製品の営業職という未経験の職種となる会社に対しても、給与の増額を求めていました。いくらポテンシャルは高くても、現在の経験値は低いため、最終面談まで進むものの、なかなか転職先が決まりませんでした。

失敗の原因

  • 自分の市場価格のリサーチ不足
  • 「未経験」というステータスの影響度の認識不足

事前にどのような備えがあれば失敗せずに済んだのか?

  • 転職活動における市場価格の把握
  • 転職アドバイザーへの相談による転職事情の把握
  • 未経験を補うことのできる現在のスキルの棚卸し

それでも失敗してしまった場合の緊急対応策

  • 相手の反応を見て、希望の給与額を柔軟に変更
  • 転職先を経験のある業種へ変更

転職の際に大きなポイントとなることが、「あなたの市場価値の把握」です。

今回の失敗は、自分の市場価値を把握できていなかったことが原因です。いくらあなたが「できる人」であったとしても、あなたのスキルや持っている経験が不足していれば、それだけあなたの市場価値も下がることになります。

どうしてもその業界で活躍していきたいと考えるのであれば、転職直後の数年間は我慢をして、その後給与を上げられるような活躍を社内でしていくべきでしょう。

まとめ

今回は、ITエンジニアが転職の際に失敗してしまった体験談、エンジニアへの転職失敗談をご紹介してきました。3つのケースを見てきましたが、共通して言えることは

「あなたに関係が深いことに対する認識不足」

です。

あなたが転職において重要と感じていること。それは人によって変わり、業界への知識や家族のニーズ、転職先の考えや転職市場の状況など様々です。ただ、転職することにおいて、「あなただけで決まることは無い」ということは今後も揺らぐことは無いでしょう。

あなたが転職できる時には、様々な条件が揃った上で実現しています。転職をする際には、なるべく多くの情報を入手して、ここで紹介した失敗を繰り返さないように活動していきましょう。

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