ITエンジニアの育成。育つ企業と育たない企業の違い | フリーランスへの道しるべ

ITエンジニアの育成。育つ企業と育たない企業の違い

新米ITエンジニアの育成

あなたがITエンジニアだとすれば、ITエンジニアとしての成長は仕事を行う環境・土壌に大きく左右されます。ITエンジニアにとってよくない環境で働いてしまうと、あなたが持っているポテンシャルを十分に伸ばすことが出来ず、枯れていってしまうITエンジニアが生まれてしまいます。

就職や転職の際にはITエンジニアが働きやすく、スキルを十分に伸ばしやすい環境なのかどうかを入念に調べ、納得してから入社した方がよいです。特に新卒で就職するときには、過去の経験があまりないため、よくわからないまま就職先を決めてしまい後々後悔する人たちが沢山います。転職するエンジニアの方々は比較的過去の経験則から自分の理想とする環境をイメージしている人たちが多いため大丈夫な場合な可能性もありますが、新卒の方やこれから初めてITエンジニアとして働き始める人は注意しましょう。

今回の記事では、「こういう企業に就職するときは気をつけよう」というポイントをまとめてお送りします。

作業環境が充実していない

ITエンジニアとしてトップレベルの技術を誇る企業は総じてエンジニアへの環境配慮が充実しています。もしあなたの就職先の企業の環境として、「エンジニアとその他の職種のPCスペックが同じ(低スペックの場合に限る)」、「安物のオフィスチェアを使っている」、「スタンディングデスクが全く用意されていない」などの項目に多く当てはまる場合はエンジニアの環境を良くしようという姿勢が薄い可能性があります。

PCスペック

まず、「エンジニアとその他の職種のPCスペックが同じ(低スペックの場合に限る)」についてです。エンジニアの生産性はPCのスペックに大きく左右されます。他の職種からすれば、「みんなそれは同じ」と言うかもしれませんが、それは違います。日々パソコンで処理する量は圧倒的にエンジニアの方が多く、必要なソフト数も多くなります。

エンジニアとして最も高いパフォーマンスを出すためには、PCスペックという低次元な議論に足を引っ張られないようにすることがまず第一に必要になります。そのことを理解している経営者としていない経営者で完全に二分されるので、注意しましょう。

チェア環境

次に、「安物のオフィスチェアを使っている」についてです。営業職などに比べるとエンジニアやデザイナーは椅子に座っている時間がかなり長いです。MTGなどを除けばほとんど椅子に座って作業していることになります。そんな人達に対して、良い椅子を提供しようという姿勢が見えない会社はエンジニアへの配慮が欠けている証拠です。

デスク環境

最後に、「スタンディングデスクが全く用意されていない」についてです。こちらはスタンディングデスクが用意されていないからエンジニアにとって悪い会社だというわけではありません。逆に、スタンディングデスクが用意されているような会社はエンジニアに対する理解度が非常に高いということで加点ポイントとなります。経営者がエンジニア畑出身だと、このような設備を用意してくれている会社があります。例えば、あるアプリで有名なスタートアップは、バランスボールを始め、昇降式のデスクまで用意されています。プロダクトをつくり上げるのはエンジニアだから、彼らには最高の環境を良いうしようという素敵な思想を持つ会社ですね。

社内の勉強会が少ない

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良いエンジニアが集まる企業では、頻繁に社内勉強会が開かれています。ITエンジニアが行う勉強会とは、各人のプロジェクトでの発見や学びを共有したり、今気になっている技術に対するキャッチアップなどの目的があります

社内勉強会が盛り上がっていない会社は、言い換えれば「新しい技術をエンジニア全体でキャッチアップしていきたいと思っていない」とも言い換えられます。また、技術研鑽についてもそれほどまでの興味が無い又は個人主義である可能性が考えられます。

ITエンジニアに必要となる技術トレンドの移り変わりは激しく、定期的に自分の技術ポートフォリオを改善し向上していくことが求められます。このことはほとんどのエンジニアは理解しているはずなのですが、それを会社のエンジニアチーム全体で頑張っていこうとしているかどうかは非常に大切です。社内の勉強会に出席すれば毎週のように新しい学びを他のエンジニアからもらうことができる企業はとても魅力的です。

他職種に比べて給与の差が小さい

日本のエンジニア人材マーケットでは他の国々に比べると給与水準が低いです。よくフリーランスになったエンジニアが「あの時は買い叩かれてたな…」という愚痴をこぼしています。つまり、エンジニアに対して正当な評価をくださず、安い給料で雇用をしている会社に入ると辛い思いをするかもしれません。

エンジニアの比率が低い・外注体質

社内の職種ごとの人数比率を見てみましょう。エンジニアの数が少なく、営業などの比率が高い場合は少し注意した方が良いです。たまにあるのが、社内外注のような仕組みになってしまっている会社です。エンジニア自体に主体性はなく、営業やプロジェクトマネージャーから指示された業務を淡々とこなすだけ…。そんな働き方になってしまっている企業が実在します。こういった企業の特徴として、エンジニアの比率が明らかに低いというのは1つの判断材料になります。

また「エンジニアの業務なんて外注した方がよい」というマネージャーが存在する企業は注意が必要です。エンジニアに対してアレルギーがある人達にこのような傾向が見られます。
彼らの言い分としては、「エンジニアはプロダクトを作る仕事だから、誰が作っても同じ」ということをよく言います。保守やメンテナンス、運用についてあまりにも浅はかな考えです。

このような人たちが自分の上の立場に存在していると、様々な点で弊害が生じます。マネージャーであるにも関わらず、エンジニアの気持ちを理解しsてくれないことがよくあるため、エンジニアからすると非常にストレスが溜まるので気をつけましょう。

コードレビューの文化が定着していない

最近でこそほとんど減ってきましたが、コードレビューの文化が定着していない企業があります。コードレビューはエンジニアの成長に直結します。先輩や周りのエンジニアからレビューしてもらうことで新しい発見があり、その発見が次の成長につながるからです。

たしかにレビュワーからすれば忙しい時は、コードレビューは面倒なものかもしれません。しかし、そこを「忙しいから」という理由で適当に流してしまうような企業文化は残念でなりません。対して、レビューの文化がしっかり定着している企業だと、毎日1時間はコードレビューの時間として確保していたりします。

さいごに

このようなポイントは就職希望先の面接時に確認出来ると良いでしょう。
欲を言えば、面接のフローに対して希望を出し、同じ年代のエンジニアと上司となりうるエンジニアまたはCTOに会えると良いでしょう。
また、見落としがちですがエンジニアではなく営業出身などのマネージャーなどにも会い、エンジニアとうまくコミュニケーションを取るためにどのような取り組みや意識改革を行っているかを確認した方が良いです。

できるならオフィスの見学にも行き、実際に働いているエンジニアがどのような環境で作業をしているのかも自分の目で確かめたほうが良いです。職場環境を見ることが出来ない企業の場合、該当企業のエンジニアブログやオフィス訪問ブログ、転職クチコミサービスなどをチェックし、確認出来る範囲でも情報収集をしておくと良いでしょう。

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